【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【現地調査】

問題の雨樋です。とても小さいサイズの雨樋が取り付いていて、しかも取り付けが前の方に出ている為に、軒先を回り込んだ雨水が雨樋で受けられずに下に落ちてしまっています。

取り付けの高さも低いんです。右の写真の部分に雨が雨が落ちてくるので、お客様は毛布を敷いて雨音が響かないようにされておりました。

板金屋根なので、雨音が響いてしまいます。断熱材入りの屋根材が本当に葺いてあるのか剥がして確認して欲しいという事でしたので確認してみました。断熱シートという非常に薄いものが貼り付けてありましたが、この厚みでは殆ど断熱性能も雨音に対しても効果は期待出来ません。この様な状態を改善したいとのご希望で、葺き替え工事を行う事になりました。

【工事中】

屋根葺き替え工事の一番最初の工程は、既存の屋根を撤去することから始めます。板金を撤去すると防水紙が見えます。この下に古いスレートの屋根が有りますので、更に解体していきます。

これが一番古い防水紙です。劣化していてぼろぼろです。野地板には杉板が使用されていますが、一部雨漏りの跡があり傷みが出ているところがありましたので、補強してから野地板張りにかかります。

古い防水紙を剥がして、杉板の上に合板を張って屋根の下地と共に補強も行います。

新しい防水紙を張っていきます。改質ゴムを使用しているので、今までの防水紙よりも防水性能が高い材料です。

新しくスレートを葺いて屋根工事の完成です。スレートも防水紙も新しくなり、仕上がりも太陽の光に照らされて緑が映えて綺麗に仕上がりました。

　記事内に記載されている金額は2015年12月05日時点での費用となります。
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