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太陽光をしっかり吸収!瓦一体型太陽電池VISOLAについて
更新日:2015年12月22日
現代の屋根を調べてみると様々な形や屋根材がありますが、その中でもこれは変わった屋根だなと私が感じたのは【瓦一体型太陽電池VISOLA】です。
屋根メーカーの大手である株式会社カネカから販売されている太陽電池になるのですが、まるで太陽電池には見えない見た目の美しさから新築やリフォームに選ばれるお客様が増えているそうです。
しかし、商品名である【瓦一体型太陽電池VISOLA】と聞いただけではどのような太陽電池なのかはわかりませんね。そこで本日は【瓦一体型太陽電池VISOLA】についてご紹介したいと思います。
従来の太陽電池と言えば、屋根の上にソーラーパネルを設置して太陽光を集め家庭の電力を供給するようなシステムでした。しかし、ソーラーパネルの設置は屋根の上にパネルを設置するということもあり、外観の美しさを損なってしまうことや屋根にピアノ一台分程度の重さを負荷させてしまうことから屋根が重くなってしまうといったデメリットがありました。
【瓦一体型太陽電池VISOLA】は瓦(平板瓦)といっしょに混ぜ葺きをするタイプの太陽電池になります。つまり、瓦一体型太陽電池VISOLAが屋根材としての役割と太陽電池としての役割を同時にこなす優れものなのです。
屋根材としての重さが気になるところですが、モジュール1枚あたりの重さは約5.3kgになり、これは陶器瓦1㎡あたりの約1/2の重さになるため、陶器瓦で屋根を葺くよりも重量が軽くなるのです。また、ソーラーパネルを取り付けるための特別な穴を開けないため、屋根表面に施工することにより雨漏りを防ぎ、防水性や耐風性が高まるメリットがあります。
さらにソーラーパネルと言えば、屋根の形状や屋根面積によっては設置が難しいといった問題がありましたが、日本の屋根に多い切妻はもちろんのこと、寄棟、入母屋などの多彩な形状にぴったりとフィットします。パネルの一部に影が出来てしまっても影響をうけにくく、安定して発電することもできます。
実際に設置を行ったメーカーによるお客様の声の中には、設置前は電気・ガスで3~4万円の光熱費が実質0円になったという例もありました。
最大の特徴としては、見た目が美しいということです。屋根と一体型で、外観はすっきりととしているし、黒が基調となりとても綺麗な仕上がりだという声を良く見かけます。
毎日住まうお住まいだからこそ、美しく合ってほしいろ願うのは自然なことですので、見た目を重視されて採用される方が多い印象をうけました。
それでも瓦では少し抵抗があるという方には同メーカーよりスレートタイプの【化粧スレート瓦専用太陽電池SOLTILEX】も販売されています。こちらは2010年にグッドデザイン賞を受賞しており、落ち着いた色調からは一見して太陽電池が載っているのがわからないぐらいです。
屋根の葺き替え工事のご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。
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