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板橋区赤塚にて硬質塩ビ波板をポリカ波板へ交換工事を実施致しました!
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
板橋区赤塚にお住いのお客様より「強風の際にベランダ屋根の波板がバタバタと音が鳴ってしまうので修繕を検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
調査にお伺いすると、使用されていた波板は硬質塩化ビニル製の波板が使用されておりました。硬質塩化ビニル製の波板は、ポリカーボネート製の波板が普及する前に多く使用されておりました。しかし、経年劣化により可塑剤と呼ばれる添加剤が流出し波板の柔軟性の低下や変形、変色を招いてしまいます。
こちらの建物でも、波板全体に劣化の症状が発生しておりましたので波板交換工事のご提案を行いました。ご検討の末、工事をお任せいただく運びとなりました。
板橋区赤塚にお住いのお客様より
「強風の際にベランダ屋根の波板がバタバタと音が鳴ってしまうので修繕を検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
調査にお伺いすると、使用されていた波板は硬質塩化ビニル製の波板が使用されておりました。硬質塩化ビニル製の波板は、ポリカーボネート製の波板が普及する前に多く使用されておりました。しかし、経年劣化により可塑剤と呼ばれる添加剤が流出し波板の柔軟性の低下や変形、変色を招いてしまいます。
こちらの建物でも、
波板全体に劣化の症状が発生しておりましたので波板交換工事のご提案を行いました。ご検討の末、工事をお任せいただく運びとなりました。
担当:白井
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:1日間
- 築年数:築35年
板橋区赤塚にお住まいのお客様より「強風の際にベランダ屋根の波板がバタバタと音が鳴ってしまうので修繕を検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の屋根やさん」では、現地調査からお見積り迄を無料にて行っておりますので、調査・お見積りについては費用が発生することは御座いません。メンテナンスをご検討の際や、建物についてご不安がございましたらお気軽にご相談下さい!
現地調査の様子になります。既存の波板は硬質塩化ビニル製の波板が使用されておりました。波板の間にガラスネットを挟むことで強度を上げているので塩化ビニル製の波板と比較して耐久性が高く劣化しにくいといった特徴があります。
塩化ビニル製の波板の耐用年数は3年程度ですが
硬質塩化ビニル製の波板の耐用年数は5年程度といわれており、比較すると硬質塩化ビニル製の波板の方が耐久性に優れております。しかし、どちらの波板も耐用年数が過ぎると経年劣化により変色や変形が生じ破損しやすい状態となってしまいます。
波板には、変色や変形といった塩ビ波板の特徴的な劣化症状が発生しておりました。
塩化ビニル製の波板には、形成時に可塑剤とよばれる物質が添加されています。可塑剤とは、材料に柔軟性を与えたり加工性を上げる為に添加される物質になります。 そんな、可塑剤ですが経年劣化と共に流出してしまうと添加されている材料の柔軟性を低下させてしまいます。こちらの波板でも可塑剤の流出に伴い、塩ビ波板の柔軟性が失われ材料が硬くなってしまった事で衝撃を分散出来ずに破損し易い状態になっておりました。
波板の変形やフックの破損により固定力が低下し遊びが出来ていたことで、強風に煽られた際にフレームと接触し音を立てていることが判明致しました。波板の状況を考慮すると新規波板への交換工事が最善であると判断しポリカ波板への交換工事をご提案し、ご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
今回の波板交換工事は、税込み120,000円にて承りました。工事の費用は、足場の必要性や施工範囲により金額が異なります。詳しくは「街の屋根やさん」へお問い合わせ下さい!
先ずは、既存の波板撤去を行います。波板フックにより固定が行われておりましたので、フックを緩めることで波板の取り外しが可能でした。
経年劣化によりフックが劣化している箇所では、フックを緩める際に破損してしまう箇所が多々ありました。人力で破損してしまう程度の強度ですと、強風により負荷が加わった際にも破損が想定されますので全体的に飛散リスクが高い状態でした。
既存波板の撤去が完了となりました。既存の波板は、波板の本体やフック共に劣化が進行しており撤去の際には破損が伴い破片が周囲に散乱してしまうので撤去後の清掃作業は欠かせません。
アルミフレームの軒先側には、排水用の樋が備え付けられております。普段は波板により隠れており外部より大きなゴミが入ってしまうことはありませんが砂や塵等の微細なものは隙間から樋に入り込み、降雨時に砂が水を吸い込むことで泥として樋の内部や排水口に堆積してしまうことがあります。
上記の症状が発生してしまうと、排水時に水の流れが妨げられてしまい
オーバーフローの原因となります。波板交換の際には、樋内部の清掃も併せて行うことが推奨されます。
使用する波板は、住友ベークライトのポリカーボネート製波板になります。色はご家族とご検討いただきグレーマットをお選びいただきました。こちらの製品は
熱線カットの波板となっておりますので、
熱線を選択的に吸収・放熱することにより十分な明るさを確保しつつ、暑さを和らげることが出来ます。
新規波板設置の様子になります。波板の寸法は規格が決まっており幅が655mmにて製造されております。長さは尺を基準に様々尺寸にて販売されておりますので現場に応じた選定が必要となります。
アルミフレームの流れが約2.1mでしたので7尺の波板を加工無しで取り付けることが可能でした。フレームの長さが波板の規格寸歩とは異なる際には、フレームに合わせた加工が必要となります。
波板の固定にはポリカフックを使用します。ポリカフックはアルファベットのJに似た形状をしており、アルミフレーム嵌合させることで波板を固定します。ポリカフックを使用する際の注意点ですが、
フックの長さには様々な種類があり長さを間違えると波板の固定に問題が生じてしまいます。ですので、ポリカフックを使用する際にはアルミフレームに併せて的確な長さのフックを選定する必要があります。
フックでの固定の前に波板へ下穴を空ける必要があります。下穴を空ける際には専用の錐がありますので、こちらの錐を使いフックで固定を行う箇所へ下穴を空けます。
波板の谷部分は、水が流れる部分になる為、漏水のリスクが高く穴あけ位置には向きません。したがって、波板の高い箇所(山部分)に穴を空けます。 ポリカフックは、下穴に通した後アルミフレームに嵌合させることで波板を固定します。
固定の際に、フックの頭と波板との間のパッキンが圧縮されることで下穴からの漏水を防ぎますので漏水の対策も万全です。
フックでの固定箇所は、1枚に対し4箇所×桟の本数となります。ベランダの流れの長さにより桟の本数は異なりますので、現地状況に応じてフックを準備する必要があります。
複数枚の波板を設置する際には、雨水の浸入防止の為に波板の重ねは2.5山以上重ねるようにしなければなりません。重ねた山が少ないと雨水の浸入リスクが高まりますので注意が必要です。
一般的に655mmと規定サイズの波板ですが2.5山の重ねを考慮すると有効幅は575mmとなります。必要枚数を計算する際には有効幅で計算を行わないと枚数が足りなくなってしまいますので注意しましょう。
波板交換工事が完了となりました。固定箇所が多くありましたのでフックの留め忘れ等の不備が無いことを再確認し作業が完了となります。作業完了後は、お客様にお立会いいただき仕上がりの確認をしたところ工事の仕上がりに大変満足していただくことが出来ました。
私達「街の屋根やさん」では、波板交換のみならず建物全体のメンテナンスに対応しております。建物についてご不安な点やメンテナンスをご検討の際にはお気軽にご相談下さい。
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