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新居浜市で、雨漏りしていた屋根のセメント瓦の葺き直し工事を行いました。
新居浜市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
雨漏りです。
長い間、屋根のメンテナンスもしていなくて、強風や大雨になるととても心配していました。
天井に雨漏りのシミができていたので見に来てもらいました
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:5日
- 築年数:40年
ご自宅に点検に伺いました。
お部屋や押入れの天井に雨漏りのシミを確認しました。
屋根の上からも点検しました。
瓦と瓦の間にゴミが詰まったり、苔が生えたりしていました。
これによって雨水が吸い上げられ、瓦の内側へ水が侵入して、釘穴などから水漏れが生じます。
また、瓦の下に敷いていた下葺き材(フェルト)も、経年劣化でボロボロになっていて、防水の役割を果たせなくなっていたので、瓦の葺き直しをすることになりました。
瓦の撤去に取り掛かります。
今回は葺き直し工事で再利用するため、1枚1枚丁寧に取り除けます。
撤去作業で出てくるゴミなども、土のう袋に丁寧に入れながら作業します。
瓦を取り除けると、その下の様子はこんな感じです。
下葺き材は経年劣化で傷んでいました。
かなりボロボロになっている箇所も。
このころ使われていた下葺き材はフェルトと呼ばれているもので、アスファルトをフェルトに浸み込ませて作られたものです。
今のルーフィングと比べると、耐用年数が短く劣化が早く進みます。
ここまで劣化すると、とても防水の役割は果たせません。
取り除けた瓦は、まだ作業しない面によけておきます。
傷んだフェルトや隙間にたまっているごみやコケなどを取り除き、屋根面をきれいにお掃除します。
取り除けた瓦をきれいにします。こびりついた泥などはこそげ取って、ブラシできれいに仕上げます。
また使えるようにきれいに汚れを落とした瓦を並べて準備しておきます。
野地板の傷み具合などを点検します。
経年劣化で木材が腐食していたり破損したりしていることがあります。
写真でも隙間が大きくなっているところが見えます。
欠けていた部分には新しい野地板を付け替えます。
軒先や、袖(両端部分)など屋根の端の方は、屋根の裏側に雨水が回りこんだりして屋根地の材木が傷みやすい箇所です。
屋根の袖(左右の端)の部分の野地板と垂木の様子です。屋根の端の方の木が腐食しています。
これでは、釘を打っても瓦を固定することができません。

他の面もやはり袖部分の木材の腐食が見られました。傷んでいる板を取り除けます。
傷んでいた野地板を取り外したところに、大きさを合わせてカットした板を取り付けます。

屋根の下地がきれいになったので、ルーフィングを張っていきます。
ルーフィングは、下葺き材とも呼ばれ、屋根の下に敷く防水シートのことです。
葺き直しの現場で、全体に屋根地が劣化しているので、より防水機能を高めるために二重張りしています。
ルーフィングが張れたら、墨打ち(瓦を葺くための目印の線を引く)をします。
写真では、細くて見えづらいのですが、赤いラインが付けられています。
この後これに沿って瓦を葺いていきます。
ルーフィングを張った上に、瓦を葺き戻していきます。
ガイドライン工法に従って瓦は全数1枚1枚釘留めします。
特に、風の影響を受けやすい部分ー軒先や袖(両端部)ーは、釘を2本ずつ打って強度を高めます。
地伏(じぶせ)工事を進めていきます。地伏とは、地瓦、軒、袖(左右の両端)の瓦です。
袖(左右の端)の瓦です。
屋根の端の部分は風の影響を受けやすいので、ビスでしっかり固定し、防水のためコーキングでカバーします。
地伏の最上段まで葺きあがりました。すべての瓦1枚1枚釘留めをしているので地震や強風などの災害にも強い屋根になります。
地伏が終わり、棟部分に取り掛かります。
棟瓦(冠瓦)を固定するための針金を棟木に打ち付けます。

次に、地瓦の上部にシルガード(漆喰)を置いていきます。
瓦の上端部分にシルガードを置くことで、少し高さが出て、隙間から吹き込んだ雨水を食い止める堤防の役割をします。
シルガードを載せたところにのし瓦を積んでいきます。
のし瓦を積んだ上に、冠瓦を伏せていきます。
棟木に打ち付けていた銅線で冠瓦を固定します。

瓦を施工し終わった後、一部雨樋の清掃などして、きれいに仕上がりました。
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