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四国中央市で倒木による瓦破損の修繕事例。周りの森林で溜まってた枯葉で詰まったトンネルや樋も掃除しました。
四国中央市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
「木が倒れて瓦が割れている。」と依頼を受け現場へ確認に行きました。
大木が倒れ、いぶし瓦が破損していました。
破損は瓦のみでルーフィングと屋根板に破損は見られませんでした。
雨漏りに直結するので、御見積を提出し、即作業を実施しました。
現場周りは森林で、樋や谷、トンネルにゴミや雑草が生えているので合わせて掃除します。
基本情報
- 使用材料:淡路いぶし地瓦13枚、丸桟雁振1枚 シルガード コーキング
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回は四国中央市で屋根調査です。どうやら倒木が屋根に直撃したそうです。
あまりない事例なのでどのくらいの被害になっているか分かりませんが
現地調査へ伺います。
点検は無料で行っております。
なかなか大きな木が倒れてます。
破損は地瓦部分です。
屋根に上がって、もう少し近づいて見てみます。
大破しているものから多少の破損まであります。
ザっと12~13枚くらいです。
桟木や屋根板、防水シートに破損は見られませんでした。
しかしこのままでは雨漏り直結ですね。
サイズを測ります。
横幅が8寸5分(約258㎜)です。縦が7.25寸くらいです。
いぶし瓦の58判くらいです。
昔は色んな所で瓦を作っていたので色んなサイズの瓦が存在しています。
加工を加えれば十分修繕可能です。
ご自宅は現在住まれてはいないので他の部分も確認します。
破損は棟の平瓦です。
紐部分の両サイドが平べったくなっている瓦を丸桟冠とも言います。
棟の漆喰も取れています。
入母屋屋根なので、傾斜に対して真っ直ぐの降り尾、
横に丸棟を並べている丸伏せ、斜めに伸びている隅棟があります。
この3か所の取合い部分はトンネルがあります。
降り尾と丸伏せの間の瓦から流れる水の通り道になります。
長い時間が経つと泥、土、ゴミなどが詰まってトンネルを塞ぎます。
トンネルが塞がると雨水の流れが変わり雨漏りリスクが高まります。
草が生えているのは降り尾や隅棟の中の土に種子が入り込んだりすると
生えてくることがあります。
森林や山が近いとより影響を受けやすくなります。
下屋根の狭い場所でも同じような状態です。
谷も枯れ葉などが溜まっています。
瓦と板金の間に引っかかりそれがどんどん
体積していくとこのようになります。
もちろん、水の流れも変わって雨漏りリスクが高まる場合が
あります。
下屋根の棟が、大屋根の軒に当たっています。
のし瓦1枚分棟が伸びていますが、のしが崩れています。
樋も周りの環境から枯れ葉や泥が溜まっています。
特に竪樋に流れる集水器に集まって流れを塞き止めています。
以上で点検終了です。
瓦の修繕と共にトンネルや樋のゴミ掃除も合わせて実施します。
当社の修繕は材工単価なので、1日でやれる作業ならば材料費のみ増えますが、
工賃は変わらないので一緒にしておくとおススメです。
メインの地瓦交換です。
ここを直さないと雨漏り直結です。
13枚の瓦を交換しました。
工程写真が撮れてなくすいません。
職人の復旧スピードがあっという間です。
次に、真っ二つに割れた丸桟冠です。
割れた瓦のしたはモルタルが固まってます。
そのまま取り付けれそうです。
瓦を取り付けて、コーキングと銅線で固定します。
次は下屋根の棟の取り直しです。
瓦を除けていくと、棟の土だけでなく、
雨風で流れた枯れ葉や泥が体積しています。
土を全部除けて鬼瓦固定を確認します。
土の代わりにシルガード(漆喰)を
詰めて、のし瓦を積みます。
平棟を取り付けて、鬼瓦との隙間と尻部分に漆喰を塗って
完成です。
漆喰を塗り直します。
棟違いの尻部分や、鬼瓦と棟瓦の合間の隙間を塗っていきます。
隙間が広いと雨水が入りやすく、また風の影響も受けやすくなります。
コテで綺麗になぞっていきます。
意外と繊細な作業で、力の入れ具合が少しでも異なると
漆喰に線が出来目立ちます。
簡単に塗れそうで結構難しいです。
前回ブログでも言いましたが
入母屋屋根には隅棟の根本にトンネル部分が出来ます。
本棟側から流れる雨水を樋に流すためです。
ただし隙間は狭いので非常にゴミが溜まりやすくなります。
まずは大まかに手で取れるゴミをとっていきます。
細い棒などを使ってトンネル内のゴミを掻き出します。
ブロアで一気に吹かしていきます。
ゴミが取れてスッキリしました。
今日の屋根はこれを6カ所分実施しました。
谷は枯れ葉詰まりなので、ブロアでサッと吹かしていきます。
樋もブロアで吹かします。入母屋で下屋根もあるので樋がぐるりと
距離が長いです。
集水器は竪樋の中までゴミが枯れ葉が詰まっています。
予想以上にゴミが出てきます。
樋もきれいになりました。
周辺環境によっては1年くらいでまた溜まっていくので
定期的なメンテナンスが必要になります。
以上で今回のメンテナンスは終了です。
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