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四国中央市で谷板金雨漏りの修理事例。板金交換の為の瓦取り除けと復旧を実施。
四国中央市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
谷板金に穴が開いているので交換の為に瓦の取り除けをお願いされました。
家は増築とリフォームの中の雨漏り修理でした。
瓦の取り除けと復旧の御見積をさせていただき、実施しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:取り除け1日 復旧1日
- 使用材料:鶴弥釉薬防災エース地瓦、シルガード、コーキング、谷シーラー
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回は谷部分で雨漏りしているので板金交換の依頼です。
特に点検依頼ではないので、板金取り除けの為に周りの瓦を
取り除けていくところからスタートです。
建物は平屋の住宅で、釉薬の和型を葺いています。
L字状の屋根で角の外側が隅棟なので、谷は角の内側1か所になります。
瓦を置くための屋根足場を設置します。
瓦に列ごとに番号を記入します。
谷周りの加工した瓦は、大きさ、形が様々なので
番号を記入することで元の列に瓦を復旧するスピードが上がります。
段取り次第でスピードが変わります。
谷と棟が当たっているので、今回は本棟と隅棟が当たる部分を中心に
取り除けを行います。
縛ってある銅線を解いていきます。
瓦を除けていくと、施工時に固めてある土が出てきます。
土が堅いままだとまとまって取れやすいです。
棟に積んであるのし瓦が小さいですね。
のし瓦は積むときに千鳥葺きになるようにします。
千鳥葺きは瓦の継ぎ目を半分ずらして施工していく葺き方です。2段ごとに継ぎ目が揃う感じですね。
洋瓦がこのような葺き方をします。
小さいのが入るのは恐らく角部分ののし瓦を1枚物で加工して合わせ始めているので
最後に小さいのをいれてしまう羽目になったのでしょう。
継ぎ目が近いのはやり方としては微妙です。
2段目以降も同じように取り除けていきます。
棟を取り除けていくと鉄筋が見えました。
初めの丸棟に伸びていた銅線をこの鉄筋に括って伸ばしています。
棟はここまで取り除ければ、谷交換ができます。
谷板金を交換するために必要な地瓦を取り除けていきます。
雨漏りしないように波板を入れ込んでいます。
多分入れるの大変やったと思います。
谷付近の瓦にコーキングがべったりです。
粘着力が優れている分取り除けをするときは
手間がかかります。切ったコーキングをカットしないと
復旧時に厄介な存在になります。
谷板金取り除けました。
銅板ですね。昔はこれが主流でした。
しかし年数過ぎると、常に酸素に触れているため
どうしても錆びて穴が開きます。
谷下部分だけルーフィングがありません。
一番雨が集まる場所なのに・・・
これでは穴が開いたら室内直撃です。
谷に沿ってルーフィングを敷きました。
雨漏りしないようにブルーシート養生も欠かせません。
谷は雨が集まる場所なので、瓦の内側にシートを入れ込みます。
この日新たな台風も発生したので(結局来なかったけど・・・)
取り除けた瓦を1回仮伏せしたり、瓦を土嚢袋にいれて重石にしたりして養生完了です。
板金屋さんが谷板金を取り付けたら復旧開始です。
谷板金にシーラーを取り付けます。
板金の立ち上がりより高く、スポンジ状で瓦にフィットしているので
防水力が高まります。
地伏せを復旧します。
元の瓦を合わせていくのですが、板金幅が少し狭く、
新たに取り付けたシーラーが、加工瓦より外側に出てしまう部分
がありました。
そのような場所は予備瓦を加工して合わせていきます。
地伏せに葺いていた土もある程度取り除けたので
漆喰を代わりに使用します。
現在は釘打ち工法で土も入っていないので昔より屋根全体も軽くなりましたが
自然由来の焼き物なので微妙な歪みが凹凸に繋がります。
そうなると仕上りに段差が出来たり、歩くとガタガタ音が鳴ったりします。
そのような部分を軽減するために土や漆喰で調整していきます。
地伏せ瓦が復旧出来ました。
谷加工部分は谷に沿って切り直しました。
部分的に取り除けた棟なので幅は取り除けていない部分で合わせます。
土が入っていた部分はシルガード(漆喰)を入れていきます。
2段目以降、大面の内側にシルガードに置きます。
のし瓦でシルガードを潰すように密着させます。
高さや勾配を合わすためにハンマーで叩きながら微調整していきます。
幅は当て木を当てて、凹凸をなくす調整をします。
綺麗な仕上りにするためにただ積んでいくだけではいけません。
このような微妙な工程が大事になっていきます。
シルガードは固まるまでに時間がかかります。
柔らかいまま一気に積むと滑り落ちせっかくの調整が無駄になっていきます。
施工と乾燥を繰り返しながらの作業になります。
丸棟を被せて、取り合い部分をシルガードで覆います。
このような部分が多い程、年数がが経つと劣化して雨が侵入しやすくなります。
複雑な屋根をしているご自宅の人はこのような取り合いの点検やメンテナンス
をおススメします。
瓦復旧が完了しました。
ここのご自宅はこれから増築、リフォームがあるので
屋根から修繕していくのは正解です。
素敵なリノベーションになることを願っています。
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