竜ケ崎市のお客様から電話が有り、前々から雨漏れしていたのですが、いろいろな業者に見て頂いても直りません。
「街の屋根屋さん竜ケ崎店」で見て頂けないでしょうか。とご依頼。直ぐに伺いました。
伺ってすぐに雨漏れしている天井を見せていただきました。
集中して雨水が侵入し流れ込んでいるのが解ります。

早速屋根に上がり調査を開始しました。
この現場は、以前にも伺い、他の場所での雨漏れの修理をした現場です。
その時は私たちも雨漏れの原因がつかめませんでした。
この屋根は切妻屋根で片側だけカバー工法で直しています。
その際、今まで取り付けられていた既存の棟板を取り外し新しい(既製品の棟板)を取り付けました。
今まで取り付けてあった棟板は作成品で少し幅広に作成されていました。
しかし今回は既製品の棟板を使用し取り付けた為、写真のように出が足りませんでした。
以前の棟取り付け穴が飛び出したままになっています。その穴を前の施工者は写真にも有るようにコーキング処理だけで終わらせてしまったのです。
雨漏れの原因はコーキングの劣化による雨水の侵入でした。
コーキング処理をただ置いただけでキチント施工されていませんでした。
究極的には職人さんの仕事に対する甘い取り組みが原因です。

私たちも写真のようにコーキングが成されていたので最初は発見できませんでした。
もしかしたらと思い、へらで剥がしてみると簡単に剝がれたのです。
穴の廻りは雨水の後で黒ずんでいました。これが原因です。

片側屋根の頂部棟際全箇所がそうでした
雨漏れが全箇所では有りませんが、たとえ1、2か所でも雨は降り続きます。その間、雨水は少しずつ侵入しつづけるのです。
原因の要因となるところ、全箇所を対策をする事にいたしました。
右側の写真のように、棟際部分のハゼの頂部にカラー鋼板を箱折したものを中にコーキングを充填し被せました。
下から雨が吹き込まないように小口をコーキングで防ぎました。
全部で15か所ありました。

雨漏れ修理を全部施工した完工写真です。
また、棟と棟の接手部分もコーキングが劣化して切れていました。
再度、その上からコーキング処理を施しました。

コーキング処理をしている作業中の写真です。
これで雨漏れがシャットアウトされました。
お客様は大変喜ばれ、これで安心しました。
他の業者さんには解らないで直せなかったのに、良く直してくれました。
本当にありがとうございます。と頭をさげられました。
私たちも本当に嬉しかったです。😊
いつの時でも、仕事を終了した時はこう有りたいものだと思いました。

まとめ

雨漏れは住んでいる人の心を不安にさせます。いやなものです。
雨漏れをさせたままで放置しておくと、屋根の下地を腐食させ取り返しのつかない状態になってしまいます。
常日頃のメンテナンスがいかに重要かお解りいただける事と思います。

今回の工事で学ぶ事は、どんな工事でも手を抜いた事を絶対してはならないという事です。
もし私たちが発見できなかったらと思うとゾッとします。

「街の屋根屋さん竜ケ崎店」は50年の実績と今までの積もり積もったたくさんのノウハウが有ります。
今回の発見も過去の多くの経験が発見させてくれたものです。
経験の浅い人たちには発見出きなかったと思います。

どんな些細な事でも結構です。お電話下さい。現調は無料です。ご安心下さい。
あなたの良き建物の相談相手としてご活用下さい。お待ちしております。(❁´◡`❁)