まずは塗装前の大事な準備として、高圧洗浄を行います。

表面にこびりついた汚れやコケやカビを残したまま塗ると、、塗料がうまく食いつかず、すぐに浮きや割れといったトラブルが出やすくなります。
窓枠やシーリングの際など細かい部分も丁寧に洗浄し、乾燥させてから次の工程に進みました。

💡 高圧洗浄しなかった場合のリスク：洗浄不足のまま上から塗装すると、数年で塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまいます。

高圧洗浄後、表面の水分がしっかり抜けたのを確認してから、下塗り作業に入ります。

表面の荒れた部分をカバーして滑らかにし、上から塗る塗料が長持ちするように下地を調整するのがフィラーの働きです。
これを怠ると、どんなに良い塗料を塗っても早期剥がれの原因となるため、特に念入りに施工しました。

💡 放置のリスク：下地処理不足は塗膜の密着不良につながり、たった数年、早いと1～2年で剥離することもあります。

フィラーが乾燥したら、下塗り（フィラーで下塗りをしているので中塗りとも呼ばれます）で色を付けていきます。

今回のメインカラーは「マウンテンブルー」、アクセントに「クールホワイト」を選択。
遮熱性を持つ塗料なので、見た目だけでなく室内環境の改善も期待できます。

💡 放置のリスク：塗装をせずに放置すると、外壁材そのものが水を吸い込み、内部から劣化が進行します。

最後に上塗りでツヤと厚みをプラスします。

中塗りと同じ塗料を重ねることで耐久性が増し、色ムラのない美しい仕上がりに。
完成後はご近所からも「明るくなったね！」と好評だったそうです。

💡 放置のリスク：塗膜が薄いと紫外線や雨水に負け、数年で色あせやチョーキングが発生します。