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高松市 コロニアル瓦の劣化と割れを塗装工事!工程と費用について
高松市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
「屋根がオレンジっぽくなってきてるんだけど、これって大丈夫なんですか?」
そんなご相談をいただいたのは、高松市にお住まいのご夫婦。
長年暮らしてきたお家ですが、屋根の上なんて普段なかなか見る機会がないですよね。
でも、ふと見上げた時の色の変化に、違和感を感じたとのことでした。
さっそく現地調査を行い、状態を確認したうえで、必要なメンテナンス工事をさせていただきました。
・ご相談が初めての方へ
・お客様が「街の屋根やさん」を選んだ理由
・屋根工事が終わった後の保証について
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:10日間

コロニアル瓦全体にびっしりとカビ・苔(こけ)が付着し元のグレーがオレンジ色になっています。
塗膜が劣化し、防水機能がほぼ失われている状態です。

コロニアル瓦(スレート瓦)にカビや苔(こけ)が発生しやすい理由は、以下のような素材の性質と屋根環境の組み合わせにあります。
■ 1. 表面がざらざらして水分を含みやすい
コロニアル瓦は、セメントと繊維を混ぜて作られた素材で、表面は滑らかではなく、微細な凹凸があります。
このザラザラとした質感により、雨水や湿気が残りやすく、そこにホコリや落ち葉がたまると、カビや苔の温床になります。
■ 2. 塗膜が劣化すると、防水性がなくなる
施工から年数が経つと、最初に塗られていた防水塗膜が紫外線や風雨で劣化していきます。
塗膜がはがれると、素材がむき出しになり、水を吸いやすい状態に。
そのため、屋根全体が常に湿っているような状態になり、カビや苔がどんどん繁殖してしまうのです。
■ 3. 日当たりや風通しの悪い面は特に発生しやすい
北側や隣家に面している面など、日当たりが悪くて乾きにくい場所は、特に要注意。
湿った状態が長時間続くと、カビや苔の成長スピードは一気に加速します。
■ 4. 立地や環境によっても違いが出る
周囲に木々が多い住宅や、湿気がこもりやすい谷間の立地では、空気中の胞子や花粉、落ち葉が屋根に落ちやすく、それが栄養源となってカビ苔が発生しやすくなります。
🛠放っておくと…
カビや苔が広がると、美観が損なわれるだけでなく、屋根材そのものを傷める原因になります。
そして最悪の場合、屋根の下地まで腐食し、雨漏りにつながることも…。

屋根の一部に割れが発生していました。
コロニアル瓦(スレート瓦)にヒビが入る理由は、経年劣化・自然環境・構造的要因が複雑に関係しています。以下のような原因が代表的です:
■ 1. 紫外線と雨風による経年劣化
コロニアル瓦はセメント系の薄い板状の屋根材で、見た目はシャープですが、その分厚みが薄く衝撃に弱いという性質があります。
年数が経つにつれ、紫外線や雨風にさらされることで、素材の柔軟性が失われ、硬く脆く(もろく)なるんです。
→ その結果、ちょっとした衝撃でもヒビが入りやすくなる状態に。
■ 2. 夏と冬の温度差による膨張・収縮
屋根の表面は、夏場は60℃以上、冬は氷点下近くまで温度が変化します。
この温度差によって、コロニアル瓦は**膨張と収縮を繰り返し、徐々に応力(ストレス)**が蓄積。
→ 時間の経過とともに、小さなヒビが表面に現れてくるのです。
■ 3. 強風や飛来物による物理的な衝撃
台風や強風時には、枝や飛来物が瓦に当たることもあります。
新品の状態ならある程度の強度はありますが、劣化した瓦にはそれが割れやヒビの直接原因になることも。
■ 4. 塗装の劣化で防水性がなくなる
コロニアル瓦には本来、防水効果のある塗膜が塗られています。
これが劣化してしまうと、瓦が雨水を吸収しやすくなり、吸水 → 乾燥を繰り返すことで、内部から劣化。
→ 瓦の中がスカスカになってヒビ割れしやすくなるのです。

まずは、見た目以上に劣化を進める「苔・カビ」を、専用の高圧洗浄機で丁寧に除去します。
洗浄が甘いと、塗料がすぐ剥がれてしまうので、最重要ステップのひとつです。
高圧洗浄で屋根の表面をしっかり洗うと、
劣化して粉状になった古い塗料(チョーキング)や、弱くなった塗膜が一緒に落ちてしまいます。
だから洗った後に「白っぽく見える」のは、
“素地(もともとの素材)が見えている状態”です。

★ベスコロフィラーはシーラー不要のフィラー
ベスコロフィラーはシーラーがいらないフィラーです。下地調整と下塗り両方の役割を持っていますので、表面の細かい穴や凸凹を埋め、平滑にする下地調整、仕上げ用塗料を密着させる下塗が一度にできます。
本来、別々に行っていた工程を一つにまとめることができるので、工期を短縮できるのです。
材料費、人件費、そして資源も節約できるので財布にも環境にも優しいのです。
ベスコロフィラーは、日本ペイントがコロニアル瓦専用に開発した高密着タイプの下塗り材。
名前の「ベスコロ」も、ベストなコロニアル下地材=ベスコロという意味なんです。
→ コロニアル瓦に特化してるから、他のフィラーよりもしっかり密着し、長持ちするんです!
棟板金(屋根の一番高い部分を覆っている金属部分)も、白っぽくなっていたり、サビが見られました。
これは金属の表面が劣化して、防水力が弱まっているサインです。
このまま塗装をしても、下地と塗料の密着が悪くなり、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
そこで今回は、金属の下地処理に適した
「エポマイルド」というエポキシ系の下塗り材を使いました。

今回、仕上げに使った塗料は【ワイドルーフセラSi】というセラミック×シリコンのハイブリッド塗料を2度塗りしました。
この塗料の特長は…
-
紫外線に強く、色あせしにくい(高耐候性)
-
雨や汚れを弾く(低汚染性)
-
ツヤ感が長持ちして見た目がきれい
お客様からも、「まるで新品みたいになって気持ちがいいですね!」と、嬉しいお言葉をいただきました。

今回のお客様も、「いつしようと思っていたら随分年月が経っていました。思い切って相談して本当によかった」とおっしゃっていました。
屋根は目立たないけど、お家の健康を守る“カサ”のようなもの。
手遅れになる前のメンテナンスが、結果的に費用も抑えられるんです。
🔽屋根の色あせや傷みが気になっている方へ
「これって大丈夫かな?」のタイミングで、ぜひ一度ご相談ください。
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