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善通寺市で築年数25年のモニエル瓦に経年劣化でカビ苔発生。屋根塗装と漆喰詰め直し工事例
【工事のきっかけ】
お客様から「屋根が汚れてきたので修繕を考えています。見積もりに来てください」とのご連絡をいただきました!
瓦が汚れているというのは、経年劣化の一つの兆候です。汚れの原因を調査するため街の屋根やさん高松店の無料点検をご利用いただき現地調査を実施しました。
築25年ということで瓦の経年劣化があり、漆喰の詰め直し、塗装工事もご依頼いただきましたので屋根のメンテナンスをご検討されている方の参考になれば嬉しいです^^
基本情報

- 施工費用:屋根補修40万円、塗装78万円、足場18万円
- 使用材料:漆喰、マイティシリコン、タフグロスコート
今回は善通寺市で行った「モニエル瓦の塗装・漆喰詰め替え工事」をご紹介します!
「モニエル瓦」はセメント瓦の一種で、現在は製造が行われていません。軽量で耐震性に優れた建材ですが、水分を吸収しやすいため、10~15年ごとの防水塗装が必要です。
劣化が進むと、モニエル瓦は製造が終了しているため、差し替えが難しい場合には葺き替えが必要になることもあります。そのため、定期的なメンテナンスが重要です!
モニエル瓦のメンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
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お電話でのお問い合わせはこちら! 0120-22-0930

こちらはドローンで撮影した屋根の様子です。
右側の大きな家が母屋、左側の家が増築した離れになります。母屋の屋根は変色しているのがわかりますね。
今回は離れは工事の必要がありませんでしたので、母屋のみをメンテナンスしています。
では、母屋の屋根を近くで見てみましょう^o^/

モニエル瓦の表面にある、黄色~茶色っぽい色の正体は、コケ、カビです。
モニエル瓦はセメント製で吸水性があり、表面が凹凸のため、日当たり・通気性の悪さが重なることで、湿気を保持しやすく、カビやコケの発生を助長します。
カビ、コケは瓦の内部に根っこを張っていくため、モニエルの主成分であるセメント自体をもろくしてしまいます。そのため繁殖するとひび割れしやすくなります。
こちらのお宅も日当たりでカビ苔の発生にハッキリ違いが出ていますね!
耐久性も落ちますので、見つけたらすぐ塗装を検討しましょう!
棟瓦がズレています。
棟(むね)とは・・・屋根の最も高い部分、または異なる屋根面が交わる部分。
日本家屋や建築物の屋根構造において、非常に重要な役割を果たす部分です。
棟瓦がズレることで起こる問題
-
雨漏りの原因に 棟瓦がズレると、屋根の接合部分に隙間ができ、そこから雨水が侵入する可能性があります。これが原因で室内で雨漏りが発生することもあります。
-
屋根全体の劣化 ズレた部分から風や雨が侵入し、瓦の下の防水シートや屋根材が劣化しやすくなります。
-
強風や地震でさらにズレが拡大 ズレた状態のままでは、強風や地震の際に棟瓦が崩れるリスクが高まります。
瓦の間に詰めている漆喰が劣化により剥がれています。
漆喰の役割は、雨水の侵入を防ぐ防水性、瓦や建材を固定する接着・補強性、美しい仕上がりを生む美観性、そして、湿度を調整する調湿性を兼ね備えた建築材料です。
剥がれたまま放置すると、雨水が侵入しやすくなり、屋根材や下地の腐食、雨漏りの原因となるほか、瓦のずれや落下が起こる可能性があります。

棟瓦が浮いて隙間ができていますね。
棟瓦が浮いて隙間ができると、その隙間から雨が入り込み、雨漏りの原因になることがあります。放置せず早めの修理が必要です!
①足場を組む
↓
②棟瓦の漆喰詰め直し
・棟瓦外す
・古い漆喰剥がす
・漆喰を詰めなおす
・棟瓦を戻す
↓
③瓦塗装
・瓦を洗浄
・塗装2度塗り
・仕上げの塗装
↓
④足場解体

棟漆喰の詰め直しをするため、棟瓦を外します。外した瓦は後で戻すので大切に管理します!

棟瓦の浮きがあったところを剥がすと、棟土(むねつち)が湿っていました。
棟土(=葺き土)は棟自体の土台となり、瓦がずれないように調節する機能を持っています。その棟土を守るために、平面の瓦屋根との境目に塗られた漆喰は、棟の内部を保護することが役割です。

古い漆喰を剥がし、湿っていた葺き土が乾いてから漆喰を詰めます。
真っ白な漆喰、きれいですね~(^///^)

外した棟瓦を復旧しました。
まずは、高圧洗浄機を使いモニエル瓦の表面に付着しているカビやコケ、汚れをしっかり除去します。
洗浄後、表面を完全に乾燥させます。

今回使用した塗料は「マイティシリコン」です。
マイティシリコンとは
乾式コンクリート瓦(モニエル瓦、スカンジア瓦、クボタ洋瓦)の塗り替えに最適な2液油性シリコン塗料です。弱溶剤タイプで環境に優しく、シリコン樹脂を採用することで耐久性や耐候性に優れています。また、シーラー工程を省略して施工できます。
対候年数は7~10年です。
白かった漆喰も塗装を行うことで、屋根全体に統一感が生まれ、美しい仕上がりになりました^^
マイティシリコンを2度塗ることで、仕上がりの美しさ、耐久性、防水性が格段に向上し、瓦の保護効果を長期間持続させることができます。

耐久性向上のため、仕上げにタフグロスコートを塗ります。
タフグロスコートとは・・オリエンタル塗装工業株式会社が販売しているクリア塗料で、屋根材や上塗り材を保護する効果があります。
・耐久性に優れ、紫外線劣化から上塗り塗料を守る
・色の変色やツヤの保持率に優れている
・苔やカビ、藻の発生を低減する効果が期待できる
・メンテナンス周期が長くなり、経済的

屋根の劣化が気になっていましたが、見違えるほど綺麗になりました!と喜んでいただけました^^
モニエル瓦は、10~15年程度での塗装が理想的です。
この時期になると塗装の効果が切れ、劣化が進む可能性があります。
モニエル瓦は現在製造・販売が終了しており、同じ瓦を手に入れることが難しいため、割れてしまうと瓦交換ができないことが多いです。
ひび割れや欠落が起こる前に、早めの塗装メンテナンスをご検討ください!
瓦の修繕作業をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
街の屋根やさん高松店へのお問い合わせはこちらから!
お電話でのお問い合わせ 0120-22-0930
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