今回は、三豊市の日本瓦と入母屋造りの雨漏り修繕事例をご紹介します！

お客様からのご相談は、「天井や壁に雨漏りによるシミが多数できてしまった」というものでした。

慎重に調査を進めたところ、焼き杉板の壁や壁との取り合い部分から雨水が侵入していることが判明しました。

以前、他業者によるコーキング処理が施されていましたが、雨漏りは止まらず悪化。

さらに、複数の箇所から雨漏りしていたため、簡単な補修では対応できない難しいケースでした。

今回は、このような状況をどのように修繕したのかをご紹介します！

徹底的な原因調査

色んな場所に雨染み跡があります。

まずは、雨水の侵入経路を雨染み跡をたどり、その上部の屋根を中心に調査します。

必要に応じて散水テストを行いながら漏水箇所を特定していきます！

天井がかなり傷んでしまっています>”<

他の業者さんが雨漏り修繕目的でコーキングを打った跡がありました。

でも改善されなかったそうです>”<

焼き杉板壁からも雨が侵入している形跡がありました。

この3箇所から雨が侵入していました。

赤線の三角が四面あり、四面とも雨漏りしていました！

工事のご提案

捨て水切り板金の延長施工

調査の結果、捨て水切り板金が短かったために雨水が浸入していたことも判明。
そこで、捨て水切り板金を延長して排水機能を改善します。

焼き杉板壁へのガルバリウム鋼板上張り

焼き杉板は、年数が経つと防水性能が低下します。
そこで、既存の焼き杉板の上から、ガルバリウム鋼板を張って雨漏りを防止します！

捨て水切り板金とは

屋根や外壁の防水性を高めるために使用される金属製の部材。
主に、雨水が建物内部に侵入するのを防ぐ役割を果たします。

工事開始

捨て水切り板金の延長施工

破損しないよう慎重に剥がし、再利用するため保管します。

既存の捨て水切り板金は長さが短く、そこから雨が侵入していました。

水切り板金を取り替えるために、まず既存の板金を撤去します。

その後、水切り板金を横樋まで延長できるように、瓦を一時的に取り外して下地を整えます。

幅を広げるとともに、長さも雨漏りしないように延長しました。

その後、板金の上に瓦を戻し、水切り板金の延長工事が完了しました！

焼き杉板壁は経年劣化によって隙間ができ、雨水が侵入していました。
そこで、ガルバリウム鋼板を上から張り、補強と防水対策を行いました。

さらに、同じ施工を四面すべてに施し、工事が完了しました！

弊社は、他社に頼んだけれど解決しなかった雨漏りの解決事例が多数あります^^

伝統的な建築技術と最新の工法を組み合わせ、お住まいを守る最適なプランをご提案いたします。

雨漏り修繕は、弊社にお任せください！