雨漏りはソーラーパネルの下から発生している状態

今回雨漏りが発生している部分は、屋根のソーラーパネルの下からとなっています。
このような場合ソーラーパネルを外して雨漏り部分を直すのがベストなのですが、お客様からソーラーパネルの取り外しをしないで直していただきたいとのご要望がありました。

そのため今回は雨漏りしていると思われる部分の棟からソーラーパネルの部分に板金を取り付け雨水がソーラーパネルの下に入り込まないようにする工事をすることとなりました。

まずは板金を取り付けるための土台部分の作成をしていきます。
屋根に合わせて合板を加工して屋根に取り付けていきます。

雨水が侵入しないように下地に防水シートを施工

取り付けた土台部分に防水シートを取り付けていきます。
これは雨水が侵入してこないようにするためのものになります。
これがあることで下地まで雨水がいかないようになり下地の腐食を防ぐことが出来ますよ。

ソーラーパネルの下に雨水がいかないようにするための板金を取り付け

ソーラーパネルの下に雨水がいかないようにするための板金を取り付けていきます。
こちらは土台部分とソーラーパネルのフレームにしっかりと固定させたので簡単に外れることはないので安心ですよ。

板金と防水シートにシーリング

隙間部分から雨水が入ってこないようにするためにシーリングを塗布して止水しています。

また防水シートの上には板金を取り付けるのでシートの上にもシーリングを塗布していきます。

ガルバリウム鋼板の板金を取り付け

自社にて加工したガルバリウム鋼板の板金を取り付けていきます。

ステンレスのビスを使用してしっかりと固定していきます。
ステンレス製のビスは錆びにくくなっているのでお勧めですよ。

ビス部分から雨水が入ったりしないようにこちらもシーリング処理をしておきます。

雨漏りした屋根の工事完了

以上で雨漏りした屋根の修理工事完了になります。
雨漏りしていると思われる部分に雨水が侵入していかないようにしたのでこれで収まるようになると思われます。

ただ雨漏りの原因となっている場所を修理したわけではないので何かの拍子にまた雨漏りする恐れもあります。
その時は原因となっている場所をしっかりと直す必要がありますね。

過去に行った雨漏り工事の記事をいくつかご紹介

＊いわき市にてパラペットの外壁と笠木の交換工事。パラペットは雨漏りが発生しやすい部分？

＊郡山市にて雨漏りした陸屋根の防水塗装による補修工事。笠木の部分補修も実施

＊いわき市の雨漏りしたマンションにて浮きが見られる笠木のカバー工事を実施

＊いわき市にて雨漏りした工場屋根の笠木カバー工事。錆びたボルトにはシーリング処理

＊いわき市にて雨漏りの原因となった谷板金のカバー工事。銅板と瓦は相性が悪いって本当？