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双葉郡広野町でベランダの笠木を銅板の笠木へ交換。銅板を使用し耐久性アップ
広野町 その他の工事
【工事のきっかけ】
双葉郡広野町にて経年劣化が進んでいた笠木の交換のご依頼を頂きました。
銅板笠木での施工をご希望とのことでしたので、自社で寸法に合わせて加工した銅板を取り付けました。
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こちらは既存の笠木の撤去後のお写真です。
今回はここに新しい銅板の笠木を取り付けていきます。
【笠木とは】
笠木は建物の中・外問わずに設置されている実は身近なものです。
室内で代表的なものですと、階段の手すり壁のところなどに設置されている階段を昇降するときに手を添える部分のところです。
建物の外ですと、塀や手すり、腰壁、パラペットなどに取り付けられています。
ベランダやバルコニーの場合、人や物が落ちてしまわないよう、必ず外周に手すり壁が設けられています。
その手すり壁の最上部をカバーするように設置されている仕上げ材のことを笠木と呼びます。
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今回はお客様のご希望で、笠木を銅板で施工しましたが、ご予算やご希望に合わせお好きなカラーステンレス・ガルバリウム鋼板・銅板笠木の中から見合ったものをお選びいただけます。
笠木は機能性・意匠性を持たせるために施工しますが、お色・素材により建物の見え方もかなり違ってきます。
銅板の場合、施工直後は銅色につやつやに光っていますが、水に濡れると緑青色に変化していきます。
え!!色が変わったけど大丈夫!?となりがちですが、緑青は鉄に発生するサビと同じように、銅に対して発生するサビです。
銅に対して水分と酸素、二酸化炭素などが反応し表面に「酸化銅」といわれる赤茶色のサビができ、赤茶色の酸化銅の上に青緑色のサビの層が重なり緑青ができます。
鉄で起きるような一般的なサビと同じように感じますが、一般的な錆とは大きな違いがあります。
緑青になった銅板には、一般的なサビと違い内部を腐食してボロボロにせず、銅の上に膜となり腐食から守る効果があります。
緑青はサビでありながら銅をコーティングするような存在なのです。
そのため耐久性も高く、和風建築などで用いられることが多い素材です。
緑青色へと銅板が変化してくのも趣があり、あえて銅板での施工をお選びになられるお客様も数多くいらっしゃいます。
ガルバリウム鋼板と比べると材料費は高めになってしまいますが、ご希望があれば今回の現場のように銅板で施工することも可能ですので、お気軽にご相談ください^^
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-iwaki@endobankin.com
株式会社遠藤ホーム板金
〒979-0333
福島県いわき市久之浜町久之浜北畑田65

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