板金の役物を撤去していきます

まず、最初に屋根の縁に取り付けてある板金役物（笠木）を取り外していきます。新たな下地を設置するための準備を行っていきます。
笠木を外すと、見て頂くと分かるようにかなり木が腐って割れています。
これ状態ですと、下地をビスで止めるためのビスが効きません。
ビスを効かせる為に新たに胴縁を取り付けていきます。こうすることでビスがきちんと止められるようになります！

新たな下地材の設置

下地の設置の前に勾配を決めていきます。
勾配がないと水が流れず雨漏りの原因に繋がってしまいます。

下地の勾配が出来るように土台を作っていきます。
勾配が決まったら下地を並べてビスで固定していきます。

今回は雨が降った際に、風などで脇から水が入って雨漏りの原因にならないように雨水の侵入を塞げるよう下地で塞ぎます。
下地の設置が出来たらアスファルトルーフィングを敷き、タッカー（ホチキスの芯のようなもの）を使って固定していきます。
アスファルトルーフィングは、一番上になる屋根材から雨水が侵入した際に下地材へ侵入してしまうのを防ぐ二次防水の役割をします。
そのため、敷いていく際も重なりを持たせて、隙間のないように細心の注意を払います。

ルーフィングはどんな屋根材での施工の際も必ず行います。
万が一屋根の隙間から水が入った場合直接的に家に中に水が入って来てしまうため、屋根工事の際は必ず必要な工程です。

防水シートを貼り終えたら屋根を取り付ける前に両サイドを板金で納めていきます。板金でカバーし、屋根の下に入れることで雨漏りのリスクを格段に下げます!!!
次に、屋根に移ります。ガルバリウム鋼板材を使用して屋根を施工いきます。素材は1枚1枚がとても軽い上、遮熱性も加わっており、錆にも強い素材となってます。屋根と屋根を重ね合わせてビスで固定をすることで隙間がなくなり雨漏りの心配もなくなります！
屋根の奥から水が入らないように雨押えを取り付けていきます。これを付けることで水の侵入を防ぎます。
これで工事完了です!!!

今回は外での雨漏りでしたが家の中で雨漏りした場合はもっと大変です。放置しすぎると天井が崩れ穴が開く可能性は十分高いです!!怪我に繋がることもあります!!早期発見し、早期修理することで金額も違ってきます。
一生同じ家に住む方は特に見て頂き何か小さな点でもいいです。
何か家のことで気になったとこ、困ったことがありましたら『街の屋根やさんいわき店』にご相談ください!!
お見積り、点検、ご相談は無料となっていますのでお気軽にご連絡ください!!!!