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いわき市で瓦屋根が原因で雨漏りが発生した戸建て住宅の屋根葺き替え工事を行いました
【工事のきっかけ】
数年前から雨漏りがあり屋根の工事を検討していた。
普段お願いしている
業者もいなかったので雨漏りがひどくなるまで放置していた。
お見積り金額も予算内だったので工事を依頼
した。
基本情報
まずは既存の瓦
屋根の状態です。雨漏りが発生しているとのことでしたので、現地調査の際は
予想箇所の瓦屋根を数枚ずらして雨漏り箇所の確認を行いました。屋根の重なりあう取り合い部分には目視でもよくわかるほどの劣化が見られました。
広範囲に渡って下地の木の腐食が見られましたので、今回は葺き替え工事でお見積りをさせて頂きました。
東日本大震災を経験した
地震の多発する地域とのこともあり、再び瓦屋根での施工は悩みどころでした。
そのため今回の現場では、ニチハというメーカーで取り扱っている
横暖ルーフSという金属屋根材でご提案をさせて頂きました。
この金属
屋根材は、
1㎡で約5㎏の超軽量でありながら遮熱鋼板と断熱材が一体化され遮熱性能にも優れたいいとこどりの屋根です。
断熱材が入っていない屋根ですと、雨の際に雨音が家の中に響きやすいです。
また日差しの熱を吸収しやすく、建物内部に断熱材が入っていない場合ですと、さらに建物の
中に熱
がこもりりやすいです
。
これは私も実際に実感した感想でもあります。自宅が断熱材が入っていないトタン屋根で、幼少期に住んでいた瓦屋根の家に比べますと、雨音がうるさく感じられました。
色や屋根材のグレードなどはお客様のご希望やご予算に合わせてご提案をさせて頂いております。
複数の屋根材で数パターンお見積りを作成することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
工事一日目は既存の瓦屋根の解体作業から進めていきます。一つ一つ手作業で瓦を順番に取り外していきます。
屋根解体の際には瓦を落下させないよう丁寧に作業を進めて
いきます。
途中で雨が降ってしまいますと、下地がむき出しの状態だと雨水が内部に侵入してしまいます。
そのため必ず当日の天候を確認してから解体作業を行わせて頂いております。
悪天候の場合は日程ずらし作業を行わせて頂いておりますので工期に多少のずれが出る場合もございます。
解体作業と同時に下地の状態も確認していきます。
黒くなっている部分が、木に雨水が入り込み、腐食してしまった状態です。
下地がこのような状態の場合、雨漏りが発生していることがほとんどです。
全ての屋根瓦を撤去した後は、瓦を支えていた下地の撤去を行っていきます。
瓦固定の際に使われていた土も綺麗に撤去し、地面に落ちてしまわないよう丁寧に土のう袋に詰めていきます。
全ての細かい木部材の撤去が完了しました。
続いて新しい屋根を葺くための工程に入っていきます。
構造用合板を既存の下地の上に重ねて設置していきます。
屋根が重くなるのではないかと思われますが、新設する屋根材は軽量の金属屋根ですので心配はありません。
構造用合板の上に、改質
アスファルトルーフィングを敷いていきます。
ただの薄っぺらい下地材と思われがちですが、とても重要な役割を果たす部分です。
一番上になる屋根材から水が下に入ってしまった場合、下地の木材への雨水の侵入を防ぐ役割をします。
そのため業界では屋根材や外壁材
のこと
を一次防水、屋根材や外壁材の下に入っている透湿防水シートや
ルーフィングのこと
を二次防水と呼んでいます。
ルーフィング材がきちんと施工されていないと、雨漏りが発生しやすくなってしまいます。
雨漏りさせない要件の一つが、一次防水と二次防水ともに機能しているということです。
そのため一つ一つの工程で的確な工事が必要となります。
よくあるのが、家を建築してまだ数年なのに雨漏りしているという案件です。
屋根材や外壁材は見た感じは何ともない、、、そんな時考えられるのが二次防水であるルーフィングや透湿防水シートの施工不良です。
二次防水は屋根材や外壁材で見えなくなってしまう箇所であり、まれに手を抜いた施工を行っている業者さんもいます。
完成した屋根や外壁だけ確認をするのではなく、施工途中もこまめにチェックされてくださいね。
新築だから大丈夫!!と言えない建物も多々実際に
見てきました。
下地材・ルーフィング材の施工が終わったら、ようやく屋根を葺いていく工程に入っていきます。
屋根材を現場に搬入し、上の写真のように準備をしていきます。
屋根で作業が行いやすいよう現場ごとに工夫を
し、いよいよ屋根葺きスタートで
す。
横暖ルーフは横葺き専用の金属屋根材です。必ず屋根下部から上部といった順番で葺いていきます。
屋根材の上と下が嵌め合わせ式に
なっているためです。
屋根サンプルで見ていただくと屋根材の構造がとても分かりやすい
です。ご提案の際はサンプル材を
お持ちいたしますのでじっくりとご覧になってみて下さい。
このときしっかり嵌合(かんごう)しているかを確認してからビス止めを行い、固定していきます。
きちんと嵌め合わせていないと屋根が外れてしまったり、雨水が侵入してしまい
雨漏りの原因となることがあるためです。
丁寧かつ迅速に作業を進めていきます。
頂部まで屋根を葺いたら、続いて役物を取り付けていきます。
このままですと、中のルーフィング材が見えたままで雨水が侵入してしまいますので、棟板金と呼ばれる役物を取り付けます。
屋根頂部に土台となる木材を取り付けます。現場の屋根勾配や屋根の長さにより使用する役物の角度や長さが違います。
弊社では自社作業場にて役物の
加工
を行える機械があり、お客様の屋根の形状にあった役物を作成していますのでどんなリフォーム工事にも柔軟に対応しています。
棟板金の取り付けのあとは、役物部分のコーキング処理を丁寧に行い、屋根の汚れをキレイに掃除します。
最後に作業時にビスやゴミが落ちてしまっていないかを念入りにチェックして工事は完了となります。
瓦屋根とは全く違った印象の屋根になりましたね!!屋根の素材、色で建物のイメージはガラッと変化します。
すぐに取り換えることの出来ない部分ですので、どういった屋根材にされるか
よくご検討されてから決められることをオススメ致します。
お見積り・ご相談は無料で行っておりますので、どんな些細なことでもお気軽に街の屋根やさんいわき店までお問い合わせください!!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-iwaki@endobankin.com
株式会社遠藤ホーム板金
〒979-0333
福島県いわき市久之浜町久之浜北畑田65
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