屋根　点検

屋根点検時の写真です。
瓦の割れが数か所見られ、漆喰が傷んでいる状態です。

瓦が数枚割れた程度ですぐに雨漏りが発生するわけではありませんが、
割れた隙間から雨水が入り込むことで、ジワジワと下地が劣化してくると雨漏りのリスクが高まります。

漆喰の劣化により、瓦を固定する力が弱まっているので瓦が飛んでしまう可能性があります。

調査の様子はこちらのブログをご覧ください
➡広島市安芸区、瓦屋根からの雨漏りで屋根の調査！瓦が割れる原因と補修方法は？
➡広島市安芸区、瓦屋根の漆喰劣化により棟の歪み発生！傷んだ漆喰のメンテナンスは？

葺き替え工事開始　既存屋根材撤去

下地へ雨水が入り込んだ形跡が見られたため、
葺き替え工事で屋根の不安を一掃したいと思います(^^)！

はじめに、棟部分を解体して瓦を全て撤去します。

瓦の下には、ルーフィングが敷いてあるので、土や埃を掃除しながらルーフィングも撤去します。

野地板の増し張り

野地板を張っていきます。
野地板はルーフィングが敷かれて屋根材が固定される重要な部材です。

屋根の強度を上げるために、既存の野地板の上から新しい野地板を増し張りします。
今回の葺き替え工事では厚さ12mmの合板を使用してしっかりと固定しています！

葺き替え工事を行う時は、下地の補強が重要になりますよ(^^)！

➡野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く

新しいルーフィング張り

屋根からの雨漏りを防いでいるルーフィングの施工です。
軒先から棟に向かって、雨水が入り込まないよう重ねるように敷いていきます。

屋根は雨や風の影響を一番受ける場所なので、きちんとした防水対策を行うのが必要不可欠です😊

防水性能を高めるために、改質アスファルトルーフィングを使用しました。

改質アスファルトルーフィングは、耐久性が高いのが特徴です。
また、粘着式で固定できるので、雨水の浸入リスクを減らしてくれますよ！

今回、田島製の改質アスファルトルーフィングを使用しました！

新しい屋根材設置

新しい屋根材、ガルバリム鋼板を設置していきます。

ガルバリウム鋼板の魅力は耐久性と軽さです！
また、棟から軒に向かって長尺の屋根材を設置する立平葺きは雨水の排水能力が高く雨漏りのリスクが低くなっています😊

耐用年数は、30～40年と長寿命です。
施工後は、15年程度で塗装メンテナンスをしておくとサビなどを防ぐことができます！

ガルバリウム鋼板はサビにくい素材ですが、サビないわけではないので定期的な点検やメンテナンスをお忘れなく♪

棟板金設置

最後に貫板、棟板金の設置です。

棟板金は屋根の頂点部にあるので、もろに雨風の影響を受けます。
貫板に板金を固定した後は、コーキングでの止水処理も忘れず行います😊

以上で、ガルバリウム鋼板を使った葺き替え工事が完了です！

下地から全て新しくなったので、雨漏りなどの屋根の問題を一掃できました！
ガルバリウム鋼板を使用したことで、屋根が軽くなり耐震性も向上しました👍

葺き替え工事について詳しく知りたい、雨漏り対策をしたいなど
屋根のお困りごとは街の屋根やさん広島店にお任せくださいね(*’ω’*)♪