築年数も経過しており、屋根全体のリフォームを検討されていたため『葺き替え工事』を施工させていただきました。
葺き替え工事は、既存屋根材を撤去して新しい屋根材を施工する工事で、下地になっている野地板や防水紙も新しくなります。

【葺き替え工事のメリット】
・屋根がほぼ新しくなる
・雨漏りが解決する
・屋根が軽くなる

屋根工事・リフォームの中でも大規模なものになるため、費用と日数はかかりますが建物の寿命を伸ばし、雨漏りを一掃できます！

➡　屋根葺き替えの事例と費用をご紹介！カバー工事とどちらがおすすめ？

施工の様子

はじめに棟を解体し、瓦を撤去していきます。

一般的な広さの住宅(100㎡、30坪の場合)で瓦屋根の場合、重さは約6tと言われています！
軽自動車7～8台分が屋根の上に載っている状態です。

金属屋根の場合、同じ広さの住宅では約600kgになり瓦屋根の10分の１の重さまで軽量化することができるんです！

撤去した瓦はかなりの枚数、重量があるので慎重におろしていきます。

瓦を撤去すると、土や埃が残っているため掃除をしてきれいにします。

屋根のリフォームには『葺き替え工事』『カバー工法』『葺き直し』など様々な種類があります。
屋根の種類や状態によって、工事内容は異なってきます！

お客様のご要望をお聞かせいただき、最適なリフォームプランを一緒に考えていければと思います。

お気軽にご相談くださいね(*’ω’*)

屋根の強度を高めるために、下地となる野地板を増し張りします。
その後、新しいルーフィングを敷いていきます。

最近は『改質アスファルトルーフィング』を使用現場がほとんどです。
耐用年数は20～30年くらいです！

雨漏りを防ぐ重要な役割があるので、できるかぎり高性能のルーフィングを選びます。

➡　雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

新しい屋根材『スーパーガルテクト』について

ルーフィングを敷いたあとは、新しい屋根材を設置していきます。

今回は『アイジー工業　スーパーガルテクト』を使っています。
スーパーガルテクトについて簡単にご紹介しますね！屋根材を選ばれる際の参考にされて下さい。

アイジー工業は金属製外装材のトップブランドで、製品への信頼性は保証できます。

【特徴】
・錆びにくい
・軽い
・遮熱、断熱効果が高い

【保証】
スーパーガルテクト標準品
塗膜15年／赤錆び20年／穴あき25年

➡　【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由

屋根材を敷いていきます。
軒先から棟に向かって固定しながら設置していきます。

棟に貫板を設置しています。貫板は棟板金の下地となる部分です。

棟板金は屋根の頂点部のため、雨風の影響を受けやすく雨漏りの発生リスクが高い箇所です。
貫板設置後は隙間ができないよう、コーキング処理をしています。

貫板に棟板金を固定して、葺き替え工事は完了になります(^O^)！

築年数が経過した住宅でも、屋根が新品同様に生まれ変わり耐震性が向上しました！