現地調査

アパートの1階部分を中心に、塗膜の浮き・剥がれ・汚れが目立つ状態でした。

モルタル外壁では、長年の雨や紫外線の影響で塗膜が劣化しやすく、放置するとひび割れや雨漏りの原因になることもあります💦

今回は、劣化が進行している1階部分を部分的に塗装していきます。

洗浄作業

塗装前に、ブラシとホースを使って手洗いで汚れを除去しました。

高圧洗浄を使わないことで、既存塗膜を傷めずに、
藻やホコリ、雨だれ跡を丁寧に除去することができます。

塗料がしっかり密着する下地が整いました。

下塗り～上塗り工程

塗装の最初の工程が「下塗り」です。

下塗りは、外壁とこれから重ねる塗料をしっかり密着させるための接着剤のような役割を持っています。

モルタル外壁は表面がザラザラしていて塗料を吸い込みやすいため、下塗りをしっかり行うことで色ムラや塗料のはがれを防ぐことができます。

職人がローラーを使って丁寧に塗っていき、
外壁全体が白っぽくなったら下塗り完了です。

仕上げ塗料の1回目を塗布します。

中塗りは塗膜に厚みを持たせ、防水性と耐久性を高める役割があります。

今回使用した塗料は、雨で汚れを流す「汚れにくいタイプ」です。

「親水性」といって、
汚れの下に雨水が入り込み、自然と汚れを落としてくれる仕組みです。

中塗りと同じ塗料をもう一度塗り重ねて仕上げます。

色・艶を整えながら、紫外線や雨から外壁を守る最終の保護膜を作ります。

細かな部分も刷毛やミニローラーで丁寧に仕上げ、ツヤのあるきれいな外壁になりました😌

施工完了後の外壁は、汚れや色あせがなくなり、明るく清潔感のある外観に仕上がりました。

防カビ・防藻効果により、今後もきれいな状態を長く維持できます✨

部分塗装でも、劣化箇所を早めに補修することで建物全体の寿命を延ばすことができます！