調査時の状態

調査時の様子です。

軒天の表面が大きく剥がれ、下地のモルタルが露出しています。
雨水の浸入によって付着力が低下し、表面が浮いた状態となっていました。

また、鉄筋部には錆が発生している状態でした。

【調査時のブログはこちらから】
広島市東区、賃貸ビル　ベランダ軒天井の剥がれを調査｜原因と補修内容は？

ひび割れ・欠損部の補修

まず、浮いているモルタル部分を撤去し、健全な下地を露出させます。

その後、ひび割れや細かな欠損部に変性シリコン系コーキング材を充填し、雨水が再び入り込まないように防止しました。

細かいクラックや境界部もていねいに補修し、下地を滑らかに整えました。

塗装による仕上げ

補修後は下地を乾燥させ、塗装仕上げを行いました。

軒天部分は湿気がこもりやすいため、通気性と密着性に優れた塗料を選定しています。

鉄部については錆止め塗装を行っています。
補修部はしっかり密着しており、今後の剥がれや落下リスクを防止できる状態です。

上階の防水改修も行ったことで、雨水の侵入経路も改善されました。
【防水工事の施工工程はこちらから】
広島市東区、賃貸ビルのベランダにウレタン塗膜密着防水を施工！

入居者様にも安心してご利用いただける状態となりました( ˘ω˘ )✨