かすみがうら市で、雨漏り修理のお問合せをいただきました。
早速、現場調査にお伺いして、お客様にヒアリングした所、前回の雨漏り修理は知り合いの大工さんに頼んだそうです。
しかし、台風の後に再発して連絡をしたら、雨漏りは難しいからねーと言われたそうです。
ちょっと無責任だなと思い弊社にお問合せしたそうです。
普段の小雨程度では、雨漏りしないが、風が伴うと雨漏りするようです。

外部に回って見させていただきました。
お客さんは、換気口もついでに直したいそうです。
今回の工事では、屋根塗装、雨漏り修理、外壁塗装を行う予定だそうです。
外壁にもひび割れが多数ありました。

屋根の様子を高所カメラで確認した所、屋根の一部が破れて、谷に詰まっていました。

北面の屋根も劣化が進んでおり、藻もついていました。
早速工事のご提案をお作りして工事開始となります。

まずは足場をかけて高圧洗浄になります。
このときに雨漏りのところは簡易的に補修してから高圧洗浄を行います。
その後乾いたら、屋根の鉄の部分に錆止めを塗っていきます。
鉄の部分とセメントの部分では、下塗りが変わりますので、先に塗り込みます。

屋根の下塗り１回目の様子です。
よく診てもらうと、まだ吸い込んでいるところがあります。
この吸い込んでいるところと、吸い込んでいない所がある状態で、上塗りを塗ってしまうとむらになってしまいます。
よく、３回塗りと言われますが、屋根は最低４日位塗らないとムラになります。

屋根の下塗り２回目です。
今回は下塗り２回で、吸い込みが止まりましたので、上塗りの工程に移っていけます。

屋根の上塗り１回目と2回目の様子です。
今回上塗り剤で使用しているのは、アステックペイントのスーパーシャネツサーモFです。
こちらは遮熱効果の高い上塗材になります。
弊社では、塗料メーカーの保証も出ますので、万が一なにかあっても安心です。

上塗り２回目が完了しました。
だいぶ艶がでていて、これで、長期期間安心ですね。
スーパーシャネツサーモFは２０年の耐候性が有ると言われています。
しかし、施工品質が落ちてしまうと、どんなに良い塗料を塗っても長く持ちません。

続いて、雨漏りの原因だったひび割れの補修です。
今回はこのひび割れの他にも多数原因がありました。

今回の散水調査は、まる１日かかり調査させていただきました。
流石にこの雨漏りは、奥が深かったので、大工さんのここだろう工事では止まらなかったんだと思いました。

今回はその一部のひび割れだけ載せさせていただきます。

ひび割れのところのホコリと、かけている破片を取り除き、エポキシを中に注入していきます。
その後外壁の塗装を行えば、ひび割れは完全にわからなくなってしまいます。

軒天と、雨樋も塗装させていただきました。

破風板は木でできていましたので、上塗りは４回塗りました。
西面のみ板金を巻くのもありかなと思ったのですが、今回は、塗装で施工させていただきました。

軒天にあった換気口の穴もきちんと換気口を取り付けさせていただきました。
樹脂製のかんきこうだったので、すべてステンレスのものに返させていただきました。
また、穴が空いているときにコウモリ被害にも遭われたそうです。

外壁も完了して、雨戸もきれいになりました。
雨戸の色はサッシに合わせるのが標準的な仕様になっています。

工事の最後に足場を解体する前に窓拭きを行わせていただきます。
足場がないと届かない箇所もあるので、お客様には喜んでいただいています。