街の屋根やさん神戸西店の上橋です。　　　　　　　　　　　※2023年4月17日更新

本日、ご紹介する施工事例は神戸市北区で行った「雨漏り修繕の下屋根部分葺き替え」となります(^^)/

屋根面積が250㎡ある築43年のお家には「洋瓦」が施工されております。

その一角の下屋根から室内へ雨漏りしているようで、修繕するために部分的な葺き替え工事を行いました。

ご予算的に下屋根全てを葺き替える修繕工事は出来ませんでしたので、1面のみをカラーベストへ葺き替え雨漏り修繕を行っていきます！！

雨漏り修繕が必要な下屋根の洋瓦と室内

こちらが、神戸北区で雨漏り修繕を行った室内の様子になりますね(^_^)/

室内の天井には大きな雨漏りのシミができており、この真上は洋瓦を葺いている下屋根となっております。

これだけ大きな雨シミができているということは、相当に雨漏りいていると考えられますし、放置していると木造住宅でうので木材が腐食してしまい大掛かりな屋根工事が必要となってしまいます、、、

雨漏りは放置しても治ることはありませんので、早めの修繕工事を行ってくださいね！！

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こちらが、雨漏りの原因となっている下屋根の洋瓦になります(^_^)/

屋根材の断面がS字になっていることから「S瓦」とも呼ばれている瓦屋根で、洋風のおうちによく使用されている瓦屋根ですよ！！

材質は「陶器」ですので色あせすることはありませんが、割れやすいことや重たいというデメリットがあることから最近ではあまり使用されていない瓦屋根になっております。

室内へ雨漏りしている一番の要因は、この「壁際」にありそうですね。

壁際に施工されている「漆喰」を何度も修繕した形跡がありますが、おそらく瓦屋根の下の防水シートが完全に破れているため表面的な雨漏り修繕では解決できないと考えました(>_<)

どんな屋根材も必ず隙間から雨水が侵入し、防水シートはその侵入してきた雨水を防ぐための保険材料です。

ですので、防水シートが破れ雨漏りしている時点で「屋根葺き替え工事」は必須項目になってきますよ！！

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神戸市北区での部分葺き替えで洋瓦を撤去

ということで、神戸市北区での雨漏り修繕では「屋根葺き替え工事」を行っていきます(^_^)/

とはいえ、屋根全面を葺き替えるのではなく雨漏りしている部分だけの葺き替え工事です。

全面となると２５０㎡もありますので、相当な金額になりますしすでに外壁塗装でご予算を使っているので今回は最低限の葺き替え工事で雨漏りを修繕していきます。

取り合えず、既存の瓦屋根を撤去していきましょう！！

コチラが、洋瓦を裏面から見た状態です。

表面と同様に、色あせなどの劣化状態は見られませんが瓦屋根の下はボロボロですよね、、、

雨漏り修繕を行った下屋根は「土葺き工法」と呼ばれる工法で施工されており、瓦屋根の下に土を敷きその下に防水シートを貼ってある工法となります(^^)/

しかし、防水シートと言っても貼ってあったのは「杉皮」で経年劣化により防水機能は全く果たされていませんでしたね。

杉の皮は油分が多く含まれていることから、防水シートの代わりに使用されていたそうですが相当に古いものだと思われます。

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撤去した瓦屋根は仮設足場に仮置きして、どんどん作業を進めていきますよ(^^)/

雨漏り修繕などで屋根葺き替え工事を行う場合、ほこりが舞いやすいので足場の設置はもちろんですがご近所さんへのご挨拶も事前に行っておくほうが良いですよ！！

下屋根の瓦屋根を撤去し終えると、屋根の下へと降ろしていきます。

広い敷地があったため、廃材の仮置きがしやすかったですね！

芝生でしたので、木の板を敷いて廃材を仮置きさせていただきました(^^)/

この廃材は、当日中に持ち帰りますのでご安心ください。

部分葺き替え工事でも屋根下地は補強

それでは、雨漏り修繕の屋根葺き替え工事で屋根下地を補強していきましょう(^^)/

長年の雨漏りのせいで屋根下地はかなり弱っていましたからね、、、

垂木と呼ばれる35ミリ角の木材を骨組みとして取り付けていきます！！

補強の意味もありますが、空気層を設け断熱効果を高めることも出来るんですよ。

そして、下地用合板（コンパネ）を貼っていきます(^^)/

厚み12ミリの物を使用することが、屋根葺き替え工事の基本になりますね！！

ビスを使用し垂木に固定することで、台風などの強風にも強くなりしっかりとした屋根下地が完成します。

お次は、防水シートを貼っていきますよ(^^)/

今回の雨漏り修繕で最も大事な工程ですね！！

防水シートを新しく貼り替えることにより雨漏りを確実に止めることができますので、防水シートの貼り方には気を付けましょう。

屋根葺き替え工事に使用する防水シートは複数種類があり別ブログで詳しくご紹介しておりますので、良かったら見てくださいね！

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下屋根に新設するのはカラーベスト屋根

コチラは、今回の屋根葺き替え工事で使用した新設屋根材「セイバリーグランデグラッサ」になります(^^)/

覚えにくい名前ですので「カラーベスト」の一種と覚えておいてください。

材質はスレート屋根でノンアスベスト屋根材となっております！

メリットとしまして「軽い・安い」があげられますが、ひび割れしやすいデメリットもありますので使用する際は良く説明を受けてくださいね。

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・「明石市での屋根リフォームで使用したカラーベストのメリット・デメリット」

部分的な屋根葺き替え工事で使用するカラーベスト屋根は、1枚に対して4本の釘で固定していきます(^^)/

ビス固定のほうが強度は出るのかもしれませんが、ビスで固定してしまうと万が一割れてしまった際に差し替えることができなくなるため、カラーベスト屋根に関してはビス固定はNGですかね。

カラーベスト屋根は、このように1段ずつ半分ずらして葺いていきます（千鳥葺き）

施工中も割れてしまうことがありますので、発見した際はその場で貼り替えているほうが吉ですよ！！

防水シートが見えなくなるようにどんどんカラーベスト屋根を貼っていきます。

カラーベスト屋根と瓦屋根の取り合い部分に、新たに下地となる垂木を取り付けていきます(^^)/

今回の屋根葺き替え工事は部分的なものでしたので、既存の瓦屋根と新しいカラーベスト屋根との取り合い部分が重要となります。

収め方を間違えると雨漏りが再発してしまうので要注意です！！

先ほどの下地の上からこのような板金材を取り付けました(^^)/

この様な特殊な形状の板金材は既製品では存在しない為、特別な機械で加工する必要がありますが街の屋根やさん神戸西店の工場には、専用のプレス機がありますので低コストで加工することが可能です！

神戸市北区での下屋根雨漏り修繕は完了

問題となっていた壁際も、板金材を取り付け雨漏り修繕は完了となります(^^)/

屋根上にバルコニーが設置されていた為、少しやりにくかったですがうまいこと収まりましたね。

雨漏りは放置せず、早めに修繕しておくほうが工事費用も安く済みますのでご相談くださいね！！

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・「神戸市垂水区にて重たい瓦屋根をガルバリウム鋼板屋根材へ葺き替え」
・「神戸市での屋根葺き替え工事でルーガを使用した施工事例」

雨漏り修繕で下屋根を部分的ではありましたが葺き替えることにより、問題は解消されました(^^)/

屋根からの雨漏りを止めるには防水シートを貼り替えてあげるのが一番確実ですからね。

周りの洋瓦と違い部分的にカラーベスト屋根へと変わりましたが、バルコニーの下であまり見えない部分でしたので良かったと思います！

お客様もリフォーム会社さんも「これで、安心して内装工事ができる」と喜んでくれましたよ！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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