街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市北区で行った「3階建てアパートの老朽化した共用廊下の長尺シート貼り替え」になりますよ(^^)/

共用廊下の材質は「長尺シート　防水塗装　コンクリート素地」などさまざまで、それぞれ特徴やメンテナンス方法が異なります！

簡単にですが、それぞれの特徴をご紹介しておきますね。

【長尺シート】
・見た目がきれいで、模様や色のバリエーションが豊富
・水や汚れに強く、お手入れが簡単
・傷がつきにくいが、重い物を落とすと割れる可能性がある

【防水塗装】
・水漏れを防ぐために使われる塗料
・雨や水の浸入を防ぎ、建物を長持ちさせる
・定期的なメンテナンスが必要

【コンクリート素地】
・原料はセメントと砂利で、頑丈で長持ち
・火災に強く、メンテナンスが少ない
・冬は冷たく、夏は暑いので、断熱材と組み合わせると良い

今回は長尺シートの貼り替えとコンクリート素地の上から長尺シートを貼る事例となりますので、是非参考にしてくださいね！

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神戸市北区　老朽化した共用廊下の長尺シートを貼り替える現場紹介

コチラが、神戸市北区で3階建てハイツの老朽化した共用廊下の長尺シートを貼り替える現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数30年
・3階建て鉄骨造　ハイツ
・共用廊下　長尺シート及びコンクリート素地
・現在　剥がれあり

長尺シートの対応年数は15～20年程度と言われており、それを経過すると剥がれや膨れなどが発生してきます。

まずは、この現場で無料調査した時の様子を簡単にご紹介して行きましょう！

このハイツの2階と3階にはこの様な感じの長尺シートが貼られていました(^^)/

外部とは言えそこまで日が当たらないという事で、30年経過した今でもそこまで激しく劣化しているようには見えません。

長尺シートは、共用廊下などの床材としてよく使用される建材ですね。このシートは、塩化ビニール製の長いロール状のもので、表面には様々なデザインや模様が施されています！

そのため、見た目が美しく、空間をおしゃれに見せることも出来ますね。また、水や汚れに強いため、お手入れがしやすく、衛生的です。

しかし、よく調査してみると、長尺シートの端部が剥がれている状態でした(>_<)

共用廊下に貼られている長尺シートが剥がれてくる原因は、主に接着剤の劣化や湿気、温度変化によるものですね。

接着剤が古くなると粘着力が弱まり、シートが剥がれやすくなります！

また、湿気が多いとシートの裏側が濡れてしまい、接着力が落ちてしまいますよ。

温度変化もシートの伸縮を引き起こし、剥がれの原因となりますね。

そして、3階建てハイツの1階部分に関しては共用廊下がコンクリート素地で出来ております(^^)/

この部分に関しても老朽化によりひび割れが多く発生している状態で、長尺シートを貼ってほしいという事でした。

コンクリートは地震などの振動でひび割れしやすいですね！

長尺シートのほうが伸縮性に優れているので、個人的にはお勧めですよ。

3階建てアパートの老朽化した共用廊下で長尺シートを撤去

それでは、老朽化している共用廊下の長尺シートを貼り替えていきましょう(^^)/

まずは、既存の長尺シートを撤去していきます。老朽化しているとはいえ接着剤でしっかりくっついているので、簡単には取れません。

30センチ幅くらいに切断してから剥がしていくほうが楽に撤去できますね。

場合によっては電動工具で撤去しますので、騒音がする場合もございます。

そして、老朽化した長尺シートを撤去すると、残された不純物をケレンしていきますよ(^^)/

共用廊下に長尺シートを貼る場合、出来るだけ平らな下地が望ましいです。

細かい不純物などが残っていると、剥がれやすくなってしまいますので要注意ですね！

手間はかかりますが、出来るだけキレイにケレンしていきますよ。

3階建てアパートの長尺シート貼り替えで重要な下地処理

ここからは、老朽化している共用廊下の長尺シート貼り替えで重要な下地処理をご紹介してきましょう(^^)/

まずは、共用廊下全体に薄くモルタルを塗って、平らな下地にしていきます！

現場によりますが、どうしてもケレンだけでは平らにすることが難しいので、この様な感じでモルタルを塗ることが多いですね。

小手を使用して出来るだけ平らに仕上げていきますよ！

そして、3階建てアパートの1階部分に関しては、共用廊下のコンクリート目地を埋めていきます(^^)/

目地はコンクリートのひび割れなどを緩和するために設けられているのですが、長尺シートを貼る場合に目地があると、その部分だけ膨れたりするんです。

ですので、コンクリート素地の上から長尺シートを貼る場合は目地をモルタルで埋めることがポイントになりますよ！

そして、老朽化している共用廊下の側溝に、下塗り材であるプライマーを塗り、乾燥すればウレタン防水材を塗っていきます！

ウレタン防水は複数回塗り重ねることにより高い防水効果を発揮することが出来る液体防水材ですので、最低でも2回は重ねて塗る必要がありますね(^_^)/

刷毛などを使用してまんべんなく塗っていく事がポイントですね。

そして、共用廊下の側溝に塗ったウレタン防水材が乾燥すれば仕上げとなるトップコートを塗っていきます(^_^)/

トップコートはウレタン防水材を保護するための塗料で、日当たりの良い場所ですと8年程度で塗り替えなどのメンテナンスが必要になりますね！

トップコートの色はほぼ無限大にありますので、ご希望の色があるのであれば工事前にご相談ください。

神戸市北区での老朽化した共用廊下へ長尺シート貼り

そして、ここから長尺シート貼り替えのメインとなる新しい長尺シートを3階建てアパートの共用廊下へ貼っていきましょう(^_^)/

長尺シートを共用廊下の上に乗せ、半分ずつ櫛小手を使用して接着剤を塗っていきます！

この接着剤をしっかり塗らないと数年で膨れや剥がれが発生する為、ムラなく塗っていきますよ。

長尺シートを貼るとですね、この様な感じで、シワが付かないように長尺シートを転圧していきます！！

今回使用している長尺シートは「タキロン製の長尺シート」で、色や柄など複数あることから美観性も大幅にアップさせることが出来ますね(^_^)/

耐用年数は15年程度ですので、長期的に使用していただける建材となっております。

空気が入らないようにしっかりと確認してきますよ。

共用廊下の端部に関しては小さなローラーを使用して、しっかりと押さえていきます(^^)/

接着剤にしっかりと密着させることにより、長期的な剥がれを防ぐことが出来ますので、この作業はポイントになりますね！

長尺シートの仕上となる端末シールはメンテナンスが必要

そして、最後は共用廊下に貼った長尺シートの端部にマスキングテープで養生してシーリングを行っていきます(^_^)/

仕上げ工程となるため、見た目がきれいに見えるように塗っていく事がポイントですね。

コチラのシーリングも日当たりの良い場所ですと5～8年程度で打ち替えることをお勧めしております！

この様な感じで、3階建てアパートの共用廊下の長尺シート貼り替えは完了となります(^^)/

木目調の長尺シートを使用したことにより、高級感のある仕上がりになりましたね！

この現場では外壁塗装も行っているので、建物全体が綺麗になりました。

神戸市北区の3階建てハイツで長尺シートを貼り替えた費用紹介

ということで、神戸市北区3階建てハイツの共用廊下へ長尺シートを貼る工事が完了しました(^_^)/

今回の工事費用は30㎡に対して250,000円となっておりますね！

防水塗装よりは費用が高いですが、美観性や耐久性を考えると長尺シートを貼るほうが断然お得になっていますよ。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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