街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加東市で行った「商業施設の劣化して割れている雨樋の部分交換」をご紹介しましょう(^^)/

雨樋は建物の屋根や屋上から流れてくる雨水を地上まで排水するための役割があり、「軒樋」と「竪樋」の2つで構成されています！

軒樋は屋根の端に沿って水平に設置され、雨水を集めて横に流してくれますね。

竪樋は軒樋からの水を地面へと垂直に導く役割があるんですよ！

今回の現場は陸屋根となっているため軒樋はなく竪樋のみが設けられている建物になりますね。

足場なしで部分交換するというのがポイントになる事例ですので、是非参考にしてください。

加東市で商業施設の劣化して割れた雨樋を部分的に交換する現場紹介

コチラが、加東市で劣化して割れている商業施設の雨樋を部分交換する現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数40年以上
・5階建て鉄骨造　商業施設
・雨樋　塩ビ（90mm　75mm）
・現在　割れあり

この商業施設では経年劣化で雨樋が割れていたり、一部落下しているような状態でした。

部分的な交換の様子をご紹介する前に調査を行った時の様子を簡単にご紹介しましょう！

まず、5階部分の雨樋が約2mくらいなくなっている状態です(>_<)

劣化して接着が弱まり強風などの影響で落下したんでしょうね、、、しかし、気になるのは固定金具が見当たらないことです。

外壁には固定金具が付いていたような形跡がないことから、もともとソケットの接着のみで固定されていたものと考えられます！

基本的に雨樋は固定金具で固定することが定められていますので、これは施工不良になりますね。

そして、コチラは雨樋のジョイントが割れている状態です(>_<)

雨樋が割れる理由はいくつかありますのでご紹介しておきますね！

・経年劣化により発生するひび割れ
・太陽の熱伸縮による割れ
・外部からの物損による割れ

加東市の商業施設では太陽の熱伸縮による割れが発生している状態でした。

雨樋は長さが長くなればなるほど熱伸縮の幅が伸びるので、この様にジョイントで割れてしまうんです！

距離が長い場合、伸縮により発生する力を逃がすための部材を取り付ける必要がありますよ。

【この現場の調査に関する記事】
・「加東市　ビルの雨樋修理相談！無料点検で部分的な修理をご提案」

劣化して割れた雨樋の部分交換でお勧めな「伸縮ソケット」よは？

それでは、加東市の商業施設で行った足場なしで行う雨樋の部分交換をご紹介して行きましょう(^^)/

まずは、熱伸縮により割れていたジョイント部分を3か所交換していきますよ！

グラインダーを使用して既存の雨樋を大体20センチくらい切断して取り除きます。この時、切断した廃材を落とさないように注意が必要ですね！

ちなみに、この現場は足場なしで行っているため、高所作業車をレンタルして施工しております。

そして、雨樋の部分交換で「伸縮ソケット」を取り付けていきますよ(^^)/

これが冒頭で記載している熱伸縮の力を逃がすための部材になりますね！

通常のソケットですと上下5センチ程度の差し込み白があり、接着剤を塗って固定することが一般的です。

しかし、この伸縮ソケットは下側の差し込み白は通常のソケットと同じく5センチ程度ですが、上側の差し込み白が20センチ程度あり、大幅に熱伸縮を緩和することが出来るんです！

商業施設のような大きい建物ですと、最初からこの様な部材を取り付けておくことが望ましいですね。

この様に、熱伸縮で割れている雨樋のソケットを取り除き、伸縮ソケットを3か所取り付けました(^^)/

これで、今後は熱伸縮によって雨樋が割れることはなくなりましたね！

住宅用の雨樋でも同じことが言えるので、ジョイントで割れてしまっている場合は伸縮ソケットをつけると解決できますよ。

商業施設の落下した雨樋を足場なしで部分的に接合

そして、お次は商業施設で約2mくらい雨樋が落下していた部分を修理していきましょう(^^)/

この部分に関しては「約2mくらいのパイプ　ソケット　固定バンド」を使用して、部分的に移植していきました！

色は既存の雨樋が茶色に塗装されていたので「ココアブラウン」という色を使用しております。

この手の雨樋は1本の長さが4mですので、２ｍだけの部分交換でも４ｍ分の材料費が必要になりますよ！

竪樋を部分的に交換する際は雨樋の径をしっかりと調べておくことがポイントになりますね。

そして、ステンレス製の固定バンドを使用して部分的に取り付けた雨樋を固定していきます(^^)/

鉄製の固定バンドのほうが安いですが、時間がたつと錆びてしまうので、ステンレス製のバンドがお勧めですね！

外壁にしっかりとアンカーでステイを固定して、ナットでバンドを固定していきますよ。

加東市　足場なしで劣化して割れている雨樋の部分交換を行った費用

この様な感じで、足場を組まずに高所作業車を使用して商業施設の雨樋を部分的に交換しました(^^)/

高所作業車は足場を組むよりも安くレンタルできるので、高所作業車が使用できるくらい敷地があればお勧めですね。

しかし、外壁全体の塗り直しなどですと作業効率が悪くなるので、仮設足場を設置したほうが良いですよ！

今回の雨樋部分交換費用は80,000円となっております。

加東市で劣化して割れている雨樋の部分交換後に頂いたお客様の声

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・会社の雨樋が劣化で割れて雨の日に滝のようにガレージ屋根へ雨水が落ちると近所の方に言われたので、修理業者を探していました。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・地元の会社と費用、工法を比較しました。

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・まず3つのプランを見積りしてくれたことです。会社で費用を安くするよう言われていたので、助かりました。そして工事価格や工法が良かったので、決めました。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・予定通り工事が完了して良かったです。修理も良い感じに仕上がり安心しています。近所の方も安心された様子でした。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・複数プランを出してくれると紹介します。

ご担当者様、工事するとき休日にも関わらず、出勤していただきありがとうございましたm(__)m

今回の様に雨樋は部分的な交換が可能です。住宅用の雨樋ですと25年くらいが対応年数となっておりますので、その際は全交換が望ましいですね。

いずれにしても調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、お気軽にご相談ください！！

今お住まいのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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