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三木市 屋根勾配と屋根材の関係性とは?葺き替え工事の注意点!
【工事のきっかけ】
「自宅の屋根から2階の室内へ雨漏りしている様子です。過去に工事してくれた業者さんへ相談したところ、葺き替え工事が必要と言われたのですが、費用が高すぎて困っています。なぜ雨漏りしているのか調査をしていただき、必要であれば葺き替え工事でお見積もりをお願いできないでしょうか?」
この様なご相談を三木市にお住まいの方より頂きました。
現地調査へお伺いし既存の屋根材を点検したとこと、屋根勾配が緩いのにも関わらず積水瓦Uと呼ばれるスレート屋根を葺いている状態です。
この屋根材は屋根勾配が緩い場合、外傷がなくても雨漏りしやすい屋根材となっているため、撤去して屋根勾配が緩い屋根に最適な「立平」と呼ばれる屋根へ葺き替えるご提案を行っていきます。
雨漏りしている理由や費用に納得していただき工事のご縁を頂いておりますm(__)m
基本情報
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。
本日、ご紹介する施工事例は「屋根葺き替え工事を行う際に重要な屋根勾配と屋根材の関係性」についてご紹介しましょう(^_^)/
経年劣化などで屋根から雨漏りなどが発生した場合、屋根葺き替え工事を検討される方も多いのではないでしょうか?
屋根材には様々な種類があり、それによって費用や工法なども異なってきますね。
しかし、そんな中で最も重要なのが「屋根勾配と屋根材との関係性」になります!
どういうこと?って思われた方は、この記事を最後まで読んでいただき屋根葺き替え工事を行う際の注意点として参考にしてみてくださいね。
コチラが、三木市で屋根勾配と屋根材の関係性が重要となる葺き替え工事を行う現場になりますよ(^_^)/
【建物情報】
・築年数40年以上
・2階建て木造住宅
・屋根材 積水瓦U
・現在 雨漏りあり
既存の屋根材は積水瓦Uと呼ばれるスレート屋根となっており、2階の室内へ雨漏りしている状態です。
この屋根材は何かと問題の多い屋根材で、詳しくは現場ブログでご紹介しておりますので、そちらも見ていただけると幸いです!
【この現場の雨漏り調査に関する記事】
・「三木市 雨漏りしている積水瓦屋根!専門業者が原因を調査します」
この2枚の写真を比べていただくと、屋根にも様々な屋根勾配があることがお分かりでしょうか?
左の写真は今回葺き替え工事を行う屋根ですが、右の写真に比べて屋根勾配がかなり緩いのがお分かりかと思います。
屋根勾配は「寸」という単位で表すことが多いのですが、一般的に多いのは4寸勾配ですね!
・左の写真 2寸勾配 ・右の写真10寸勾配
屋根勾配が緩い場合、使用できる屋根材の種類は限られてくるのですが、知識の浅い工事会社さんに依頼してしまうと不適切な屋根材をご提案されて数年で雨漏りするケースが多いですよ(>_<)
屋根勾配が緩い屋根に不向きな屋根材はこの記事の後半でご紹介しておりますので、そちらを参考にしてくださいね。
それでは、三木市での屋根葺き替え工事をご紹介していきましょう(^_^)/
まずは、既存の積水瓦Uを撤去していきます!
この屋根材は釘固定されているので、手作業で釘を抜きながら撤去していきますよ。
お家の廻りに釘を落とさないように掃除しながら施工することがポイントですね。
今回の積水瓦Uと呼ばれるスレート屋根ですが「アスベスト」と呼ばれるものが含有されている屋根材です。
アスベストは粉塵を長年吸い込むと体に悪影響が出るということで2006年に全面廃止となっており、今現在では処分するのに費用が高いと言われている屋根材ですね(>_<)
撤去する際は粉塵が出ないように丁寧に作業を行っていく事がポイントとなります!
葺き替え工事で屋根材を撤去すると、またまた別の屋根材が出てきました!
この屋根材はカラーベストと呼ばれるスレート屋根で、軽量で耐震性に優れていることから今現在でも多くのお家で使用されている屋根材になりますね(^_^)/
この状態からすると、過去に屋根カバー工事として積水瓦Uを葺いていたものと考えられますが、いずれの屋根材も屋根勾配が緩い屋根に不向きな屋根材となっているため、雨漏りしていたものと考えられます。
お次は、屋根の下地を補強するために「下地用合板」を貼っていきますよ(^_^)/
屋根勾配が緩く雨漏りしている場合は屋根下地が弱っている可能性が非常に高いです!
ですので、屋根葺き替え工事を行う際は新しい下地材を増し貼りして、屋根全体の強度を上げる必要がありますね。
そして、新しい屋根材を葺くための建材として「唐草」と呼ばれるガルバリウム鋼板製の水切りを取り付けていきます!
これは、屋根の端部から漏水させないようにするための水切りで、ほとんどの屋根に必要なものとなりますね(^_^)/
ガルバリウム鋼板というのは鉄とアルミの混合金属で、錆に強い建材となっております!
そして、コチラが屋根葺き替え工事で最も重要な「防水シート」になりますよ(^_^)/
屋根から雨漏りする原因は屋根勾配も大きく関係しますが、最終的には防水シートの状態で決まります!
これまでの防水シートの耐用年数は25~30年と言われておりますので、葺き替え工事を行う際は必ず貼り替える必要がありますね。
屋根勾配が緩い場合は特にですが、防水シートの貼り方が非常にポイントとなってきます!
既定の重ね白を守って貼ることはもちろんなのですが、壁際などの部分は必ず立ち上げ加工を行う必要がありますね。
屋根勾配が緩い場合、吹き降りの影響で壁際から雨漏りしやすいので要注意ですよ(>_<)
防水シートの種類にもいろいろありますので、参考になりそうな記事を貼り付けておきますね。
【防水シートに関する記事】
・「屋根に使用する防水シート2重貼りの効果と費用は?神戸市で実施!!」
葺き替え工事で屋根勾配が緩い屋根にお勧めの屋根材をご紹介
ここからは、屋根勾配が緩い屋根に最適な屋根材を葺いていく様子をご紹介しましょう(^_^)/
今回の葺き替え工事で使用している屋根材は「アーカイブ立平」と呼ばれる屋根材ですね。
【立平の特徴】
・材質がガルバリウム鋼板で錆に強い
・縦葺き屋根材なので屋根勾配が緩くても雨漏りしにくい
・軽量で耐震性に優れている
・瓦屋根やスレート屋根の様に割れることがない
この屋根材を葺く際の注意点ですが、屋根勾配に関係なく水上部分を立ち上げ加工することですね(^_^)/
縦葺き屋根材は吹き降りの雨が侵入しやすいので、それを防ぐために必ず立ち上げ加工をする必要があります!
これは立平に限らず、縦葺き屋根材の場合は必ず必要なことですので覚えておいてくださいね。
縦葺き屋根材の中でも今回の葺き替え工事で使用している立平は、新築戸建てなどにもよく使用されている屋根材でお勧めです!
お家の設計上、どうしても屋根勾配が緩くなる場合などあると思うのですが、縦葺き屋根材で雨漏りしにくくなっておりますね(^_^)/
屋根勾配と屋根材の関係性はトップレベルで重要ですよ。
ここからは、立平の収まりをご紹介していきましょう(^_^)/
まずは、下地材として棟際に「棟木」を取り付け、それを隠すように面戸材を取り付けていきます。
この面戸材ですが吹き降りの雨が入らないようにするためのエプロンのような役割を果たすことから「エプロン面戸」とも呼ばれていますね!
そして、その上から仕上げ材となる「棟板金」を取り付けていきますよ。
棟板金は強風などで飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくステンレス製のビスで固定することがお勧めとなります!
そして、壁際も棟と同様に下地木材を取り付け面戸材を取り付けていきますよ!
防水シートを立ち上げ、屋根材を立ち上げ、面戸材を取り付けているので、3重の吹き降り対策となりますね(^_^)/
屋根勾配が緩い場合は特に気を付ける必要のある部分となります。
そして、壁際の仕上げ材として「雨押え板金」と呼ばれる水切りを取り付け、最後にマスキングテープで養生しシーリングを打設すれば完了です!
この仕上げのシーリング材ですが、日当たりの良い場所ですと10年程度でひび割れなどが発生する可能性があるため、打ち替えなどの簡易的なメンテナンスが必要になりますねm(__)m
三木市 屋根葺き替え工事の保証内容と工事後の口コミ紹介
今回の葺き替え工事を行った現場では、弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ!!
Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
A・雨漏りで困っていました。どのように直す方法があるのか専門家に聞きたかった。雨が続くので早急に対応してほしいと思っていました。
Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?
A・近所の業者さんに見積りしてもらいました。その際、金額がかなり高額だったので相見積もりを取りました。
Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
A・工事価格と説明の内容に納得できたので。どこから雨漏りしているからどう直すのが良いと、詳しく説明して下さいました。
Q・工事が終わってみていかがですか?良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・まずは雨漏りの心配がなくなり、ほっとしています。葺き替え工事をしてもらい、新しい屋根になってこれからも安心して住み続けられるので、良かったです。
Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
A・工事の保証もあり、アフターフォローもちゃんとあるよと紹介します。雨漏りしているなら相談してみると解決できると思います。
雨の多い時期だったため、予定よりも工事期間が長くなってしまいましたが雨漏りが解決できて良かったですね(^_^)/
今回の様に屋根勾配と屋根材との関係性をしっかりと把握していないと、屋根に外傷がなくても雨漏りするケースは非常に多いです!
お家を守るための大事な屋根ですので、屋根工事を行う際は出来るだけ屋根専門業者さんへご相談くださいね。
最後に、屋根勾配が緩い屋根に不向きな屋根材を3つご紹介しましょう(^_^)/
・左の写真 瓦屋根
・真ん中の写真 横葺きのガルバリウム鋼板屋根
・右の写真 スレート屋根(カラーベスト)
いずれの屋根材も3寸以上の屋根勾配がなければ施工はお勧めできません。
特に、スレート屋根と瓦屋根に関しては4寸勾配以上でないと不安が残りますね!
他にも様々な屋根があり屋根勾配の規定が決まっておりますので、今後の参考にしていただければと思います。
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください!!
<関連記事>
・「街の屋根やさん神戸西店へのお問合せ」はコチラ>>>
・「工事後に頂いた、お客様からの声」はコチラ>>>
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