街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市灘区で行った「雨漏りを解決するための屋上防水工事」になりますよ(^_^)/

傾斜の緩い屋上は雨水が溜まりやすく雨漏りすることが多いです。

普段見えない部分となるため、経年劣化に気づかずいつの間にか雨漏りしているというケースが多いようですね！

屋上防水工事にも様々な工法があり費用や耐用年数が異なるのですが、今回はお勧めの「塩ビシート防水機械固定工法」の施工方法と費用や耐用年数についてご紹介していきますよ。

神戸市灘区　雨漏りを解消する屋上防水工事を行う現場紹介

コチラが、神戸市灘区で屋上防水工事を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数47年
・7階建てマンション
・防水材　ゴムシート防水
・現在　雨漏り有

マンション屋上のゴムシート防水が経年劣化で雨漏りしているという事で、塩ビシートを用いた防水工事を行っていきますよ！

既存の屋上防水に施されているのはゴムシート防水と言われているシート防水で、昔からよく使用されている防水材となります。

しかし、経年劣化でジョイント部分が剥がれるなどの現象が起きており、断続的に雨漏りしている状態でした(>_<)

今回は既存の防水層の上から施工できる「塩ビシート防水機械固定工法」を行っていきますよ！

塩ビシート防水機械固定工法の下地作業をご紹介

まずは、既存のゴムシート防水の上に「絶縁シート」と呼ばれるものを貼っていきます！

コチラは、既存の防水層と新しいシート防水との縁を切るための建材で、下地の状態に関わらず新しい塩ビシートを貼ることが出来る下地材となりますね(^_^)/

屋上防水工事で絶縁シートを貼り終えれば、60センチ間隔で下穴を空けていきます！

この下穴を空ける際は騒音がしますので、工事前に入居者さんや近隣の方へ告知する必要がありますよ。

そして、下穴を空けた部分に「ディスク」と呼ばれる丸型の下地材をビスで固定していきます！

コチラは新しい塩ビシート防水を融着させる下地材となりますね。

屋上防水の端部には「鋼板」と呼ばれる下地材を取り付けていき、こちらにも新しい塩ビシートを融着しますよ(^_^)/

他の部分に関しては塩ビシートと絶縁シートの隙間に空気層が出来るため、湿気などを外部に排出する仕組みとなっておりますね。

塩ビシート防水で重要な下地処理をご紹介

今回の屋上防水工事で行っている塩ビシート防水機械固定工法は立ち上がり部分のゴムシート防水のみを撤去します！

立ち上がり部分に関しては新しい塩ビシート防水を密着工法していくので、既存の防水層を撤去して下地をキレイに補修する必要がありますね。

屋上防水の立ち上がり部分は下地のコンクリートに剥がれやひび割れなどが多く発生していたため、モルタルを使用して補修していきます！

補修を怠ると塩ビシート防水を貼ったのちに、膨れなどが発生しやすくなるので要注意ですよ(>_<)

立ち上がり部分のひび割れや欠損部分の補修が終われば、全体的に薄くモルタルを塗っていき平らに仕上げていきます(^_^)/

立ち上がり部分は塩ビシートを密着させるので、なるべく凹凸のない状態にすることがポイントですね！

屋上防水工事で塩ビシート防水機械固定工法（土間）

そして、ここから屋上防水工事のメインである塩ビシート防水を貼っていきましょう(^_^)/

使用しているのは「田島　ビュートップ」と呼ばれる塩ビシートで、屋上防水工事ではよく使用しているものになりますね。

下地の上にシワが付かないよう転がしながら貼っていきますよ！

塩ビシート防水のジョイント部分には専用の接着剤を挟み込んで、熱を加えて融着していきます！

シート防水は経年劣化でジョイント部分が剥がれてきやすいので、しっかりと接着させて剥がれないようにしておくことがポイントですね。

そして、下地の段階でディスクを取り付けていた部分に専用の機械で熱を加えて融着していきます！

約10秒くらい熱することで、ディスクと塩ビシートがしっかりと融着し剥がれなくなりますよ(^_^)/

少し時間のかかる作業になりますが、台風などの強風で飛散しないように融着していきます。

塩ビシート防水のジョイント部分には、表面からも専用のシーリングを塗って仕上げていきます(^_^)/

このシーリングですが8年程度で剥がれてくることがあるので、定期的に打ち替えるなどのメンテナンスが必要になりますね！

剥がれたからと言っていきなり雨漏りするわけではありませんが、放置するのは良くないですよ。

屋上防水工事で塩ビシート密着工法（立ち上がり部分）

屋上の立ち上がり部分に関しては、接着剤を塗って塩ビシート防水を貼っていきます！

密着工法ですので、シワが付かないように慎重に貼っていく必要がありますね。

空気なども入らないように貼っていく事がポイントですよ。

屋上の立ち上がり部分に関してはローラーを使用して転圧していきます！

この際、シワや空気が入っていないか確認する必要がありますね。

端部はハサミで切れ目を入れて加工していく必要がありますよ(^_^)/

塩ビシート防水の端部には「押え金物」と呼ばれるアルミの仕上げ金物を取り付けていく必要があります(^_^)/

ビスでしっかりと固定し強風で飛ばないように固定していきます。

押え金物はアルミ製ですので錆びる心配がありませんよ！

そして、押え金物と塩ビシート防水の取り合い部分にマスキングテープで養生しシーリングを塗って仕上げていきます！

コチラのシーリングに関しても、日当たりの良い場所ですと8年程度で打ち替えてあげることが理想的ですね。

お勧めの塩ビシート防水　各部おさまりをご紹介

こちらは、「脱気筒」と呼ばれる煙突になります！

下からの湿気を外部へ自然換気してくれるものとなり、60㎡で1つくらい取り付けることがポイントですね(^_^)/

そんなに大きなものではないので邪魔にならないと思いますよ。

この様なドーマーの廻りも塩ビシート防水を立ち上げ加工して貼ることが出来ます！

雨漏りしないように防水処理をしっかりと行い、収めていく必要がありますね。

屋上防水の排水ドレンに関しても塩ビシート防水を加工して貼り込んでおります！

落ち葉などが詰まらないように落ち葉除けネットを取り付けておくこともポイントになりますよ。

神戸市灘区での屋上防水工事　費用と保証内容

今回の神戸市灘区屋上防水工事では15年間の工事保証をお付けしております！

「雨漏り・防水材の飛散・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/

更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回の屋上防水工事費用ですが190㎡に対して1,800,000円となっております(^_^)/

塗り系の防水と違い美観性も高く、耐久性も優れているのでお勧めの防水工事と言えますね！

他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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