街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は宝塚市で行った「台風対策となるコロニアル屋根への重ね葺き工事」になりますよ(^_^)/

コロニアル屋根はスレート屋根の一種で、別名「カラーベスト」とも呼ばれております。

軽い屋根材で60年前から続いているロングセラー商品なのですが、ひび割れやすいというデメリットがあることから、工事する機会が多い屋根材です！

一般的には塗装される方が多いでしょうが、台風対策や雨漏り対策をするのであれば屋根重ね葺き工事が必要になりますよ。

葺き替え工事よりも低価格に行うことが出来ますので、参考にしてくださいね！！

宝塚市でコロニアル屋根へ重ね葺き工事を行う現場紹介

コチラが、宝塚市で台風対策としてコロニアル屋根へ重ね葺きする現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築38年（25年前に葺き替え工事済）
・2階建て木造住宅
・屋根材　コロニアル（片流れ）
・現在　雨漏りなし

コロニアル屋根が経年劣化でひび割れている状態で、台風対策として屋根重ね葺き工事を行っていきます！！

【コロニアル屋根に現れる劣化現象】

・色あせ　苔の発生（築10年～）
・ひび割れ　ズレ（築15年～）
・棟板金の浮き　飛散（築15年～）
・屋根からの雨漏り（築25年～）

お家の屋根によく使用されているコロニアル屋根は比較的に耐久年数が短い屋根材です。

築浅のお家でも台風被害を受けることが多く、日ごろから多くの方に修理のご相談を頂いておりますよ！

屋根重ね葺き工事で最も重要な防水シート貼り

それでは、宝塚市での屋根重ね葺き工事を行っていきましょう(^_^)/

まず最初に、長期的な雨漏り対策として新しい防水シートをコロニアル屋根の上から貼っていきます！

どれだけ屋根の状態が良くても、防水シートが劣化していると雨漏りしてしまうんですよね、、、

屋根から雨漏りしている場合は防水シートの貼り替えをご検討ください！！

屋根重ね葺き工事では既存の屋根材を撤去する必要がないため、処分費用などが掛からず安く施工することが出来ます！

唯一、撤去するのは棟板金（片棟板金）になりますね。

台風で飛散しやすい棟板金のみを撤去していきますよ(^_^)/

屋根重ね葺き工事で棟板金を撤去すると、下地となる貫板が出てきました。

経年劣化で下地の貫板は部分的に腐食しており、残しておいても仕方ないのでコチラも撤去していきます(^_^)/

コロニアル屋根への重ね葺き工事でお勧めの屋根材をご紹介

そして、コロニアル屋根重ね葺き工事の主役である新しい屋根材を葺いていきます(^^)/

今回のコロニアル屋根重ね葺き工事で使用している屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」になりますよ！！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はコロニアル屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

コチラの屋根材は、先ほども記載したように屋根材同士を引っ掛けビス固定することにより台風や地震に強い屋根材となります！

既存のコロニアル屋根は重ねて釘固定しているだけでしたので、屋根の種類を替えることにより大きな進化となっておりますね(^_^)/

他にも、屋根重ね葺き工事で使用できる屋根材は複数ありますが、今のところコチラの屋根材が一番人気となっております。

今回のコロニアル屋根重ね葺き工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

屋根重ね葺き工事の各部おさまりをご紹介

ここから、台風対策で屋根重ね葺き工事を行っている仕上げ工程をご紹介しましょう(^_^)/

まずは、棟部分に片棟板金の下地となる貫板を取り付けていきますよ！

ビスでしっかりと固定し、台風対策を行う必要がありますね。

腐食が気になる方には防腐木材や人工木材の貫板もご案内しておりますので、工事前にご説明させていただきます！

新しい屋根材と同じ材質の片棟板金を取り付けていきましょう(^_^)/

コチラも台風対策として、釘ではなくビスで固定していきますよ！

釘とビスでは強度が全く違うので、屋根工事には基本的にビスを使用することがお勧めですね。

更に、ステンレス製のビスを使用することにより錆びる心配もありません！！

お家によっては、下屋根が設けられており屋根と外壁が取り合う部分が存在します。

壁際は雨漏りしやすい場所ですので、防水シートを立ち上げ水切りを取り付け更に仕上げとなる水切りを取り付ける必要がありますよ！！

まずは、新しい屋根材の上から水切りの下地となる貫板を取り付けていきます(^_^)/

そして、新しい水切りを取り付けていきますよ(^_^)/

コチラも、屋根材と同じ材質でジョイント部分にはシーリングを挟み込んで雨漏り対策を行っていきます。

固定方法は棟板金と同様にステンレスのビスで固定し、台風対策を行っておきますよ！！

仕上げ材の水切りは見た目も重要です(^_^)/

現場で板金材を加工し、見栄え良く雨漏りしないように取り付けていく必要がありますね！

最後は水切りと外壁の取り合い部分に、仕上げとなるシーリングを打設すれば屋根重ね葺き工事は完了となりますよ。

宝塚市　屋根重ね葺き工事の費用と保証内容

宝塚市でのコロニアル屋根重ね葺き工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回のコロニアル屋根重ね葺き工事費用は125㎡に対して1,250,000円となりました(^_^)/

屋根塗装に比べると費用は高くなりますが、葺き替え工事と比べるとかなり安く施工できるためお勧めの屋根工事と言えます！

コロニアル屋根の調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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