街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市兵庫区で行った「屋根耐震工事で瓦屋根から金属屋根への葺き替え」になりますよ(^_^)/

昔から日本の伝統的な屋根として使用されている瓦屋根は、阪神淡路大震災で崩落し多くのお家に被害をもたらしました。

屋根の重たさが耐震性に悪いということで今現在では軽い屋根材が増えています！

耐震工事に対して助成金を出す市区町村も増えている現在、屋根の葺き替え工事をご検討の方も多いのではないでしょうか？

今回は、瓦屋根から金属屋根への葺き替えを行いましたのでご覧ください。

神戸市兵庫区で屋根耐震工事を行う現場紹介

コチラが、神戸市兵庫区で屋根耐震工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数42年
・2階建て木造住宅
・屋根材　陶器瓦
・8年前に屋根補修済

現在、雨漏りしているということで耐震工事も兼ねて屋根葺き替え工事を行っていきます！

2階の天井に雨漏りの影響で大きなシミが出来ている状態でした(>_<)

この様に室内の天井にシミが出来た時には、雨漏りがかなり進行していると考えられます。

出来る事なら雨漏りに気づく前に「無料点検」を行うことをお勧めしております！

瓦屋根に外傷がなくても屋根葺き替えが必要になる理由

耐震工事を行う前に瓦屋根を点検した時の写真です！

8年前に補修工事を行っているようで、瓦屋根本体に目立った外傷はなく比較的に良好な感じでしたね(^_^)/

劣化しやすい棟瓦に関しても、漆喰は打ち替えられきれいな状態です！

更に、瓦のズレ防止でシーリングを用いた「ラバーロック工法」も行われている状態でした(^_^)/

雨漏りの原因となりやすい瓦屋根の谷に関しても、ガルバリウム鋼板製の谷へと入れ替えが行われております！

かなりしっかりとした屋根補修を行っているのですが、なぜ雨漏りをしているのでしょうか？

実は、どれだけ屋根の状態が良かったとしても屋根の下に敷いている防水シートが劣化している雨漏りするんです(>_<)

屋根に外傷がなければ雨漏りしないと思われがちですが、防水シートの耐久年数は25～30年ですので、それ以上のお家に関しては雨漏りを疑ったほうが良いかもしれませんよ！

神戸市兵庫区　屋根耐震工事で重たい瓦屋根を撤去

それでは、屋根耐震工事を始めていきましょう(^_^)/

まずは、重たい瓦屋根を撤去していきます。

この瓦屋根には土が敷き詰められているので、この土も同時に撤去する必要がありますよ！

屋根の下に敷き詰められている土をキレイに撤去していきます(^_^)/

この際、ホコリが出るので工事前に近隣さんへのご挨拶も重要な仕事となりますね！！

屋根耐震工事で重たい瓦屋根と土を撤去すると、屋根下地の上をキレイに掃除していきましょう(^_^)/

屋根面積100㎡の瓦屋根は総重量が7トンにも及びます！

撤去するだけでお家全体が相当に軽くなりましたね。

瓦からの葺き替え工事で重要なのは屋根下地の補強

ここから、屋根耐震工事で屋根下地の補強を行っていきましょう(^_^)/

葺き替え工事でしかできないことで、まずは垂木と呼ばれる角材を取り付け骨組みを強化していきますよ！！

既存の屋根下地は瓦の重みで高さがバラバラな状態でした(>_<)

垂木を取り付ける際に糸を貼り、屋根下地の高さを調整することも重要な工程となりますね！！

そして、屋根葺き替えで取り付けた垂木の上から「下地用合板」を貼っていきます(^_^)/

厚み12ミリの下地用合板を全面的に貼ることにより、平らで丈夫な屋根下地が出来ますよ！

更に、垂木間で空気層が設けられるので断熱効果を高めることも出来ます。

屋根耐震工事で下地用合板を貼る際は釘ではなくビスで固定することがお勧めですね！！

ここまでくると、葺き替えでどんな屋根材を葺いても安心できる状態となります(^_^)/

屋根耐震工事でも重要な雨漏り対策となる防水シート

お次は、屋根耐震工事でも重要な「防水シート」を貼っていきましょう(^_^)/

最初に記載した通り、屋根からの雨漏り原因は防水シートにあります。

ですので、葺き替え工事で防水シートを貼ることは最も重要な工程と言えますね！

屋根耐震工事で使用する防水シートにも複数の種類があり、耐久年数も異なります。

今回使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで35年以上の耐久性があるお勧めの防水シートですよ(^_^)/

金属屋根への耐震工事で各部水切り取り付け

ここから、新しい屋根材を葺くための水切りを取り付けていきましょう(^_^)/

まずは、屋根の先端（軒先）にガルバリウム鋼板製の水切りを取り付けていきます！

ちなみに、ガルバリウム鋼板とは鉄とアルミの混合金属で錆に強い建材ですね。

屋根の側面（ケラバ）にも水切りを取り付けていきます(^_^)/

屋根には複数の部位があり、屋根の形状が複雑になるほど水切りの量が増えますので、工事費用も高くなることが多いです。

コチラは、雨漏りしやすい谷となりますね。

新しい谷板を取り付けて、雨漏り対策をする必要があります！

耐震性に優れた金属屋根を葺き替え工事で使用

ここから、屋根耐震工事の主役となる新しい屋根材を葺いていきましょう(^_^)/

今回使用した金属屋根は「IG工業スーパーガルテクト」になります！

材質がガルバリウム鋼板であることから非常に軽量で、屋根耐震工事にはよく使用されている屋根材となりますね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

今回の屋根耐震工事で使用した評判の「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

金属屋根への葺き替えで各部の収まりをご紹介

ここから、新しい金属屋根の収まりをご紹介していきましょう(^_^)/

下屋根には屋根と壁が取り合う部分があるのですが、その部分に水切りを取り付けるための下地材を取り付けていきます！

その上から、雨押え板金と呼ばれる板金材を取り付けていきますよ！

現場によって形状は異なるため、既製品もありますが特注加工が必要になりますね(^_^)/

ジョイントにはシーリングを挟み込んで漏水対策をおこおなっておきます。

棟部分は貫板と呼ばれる下地木材を取り付け、仕上げとなる棟板金を取り付けていきます(^_^)/

貫板は腐食しやすいので、防腐木材や人工木材の貫板を使用することがお勧めですね！

棟板金は釘ではなくビスで固定することにより台風対策になりますよ。

大屋根にある壁際の収まりです。

下屋根、谷部の収まりです。

下屋根、棟部及び壁際の収まりです。

神戸市兵庫区　屋根耐震工事の費用と保証内容

神戸市兵庫区での屋根耐震工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回の屋根耐震工事費用は１００㎡に対して1,600,000円となりました(^_^)/

雨漏りを解消しお家の耐震性が向上するので、お勧めの屋根工事と言えます！

調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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