街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市西区で行った「コロニアル屋根への重ね葺き工事と費用紹介」になりますよ(^_^)/

【重ね葺き工事とは？】
・既存の屋根材を撤去することなく、上から防水シートを貼って新しい屋根材を葺く工法。葺き替え工事と比べ費用が安くなるほか、工事期間も短くなり雨漏りなどを確実に止めることが出来ます。

意外と昔からある工法なのですがこれまで認知度は低かったようです。

しかし、今現在は多くのお家で施工されている施工方法ですので、施工事例と共に費用をご紹介していきましょう！！

神戸市西区でコロニアル屋根への重ね葺き工事を行った理由

コチラが、神戸市西区でコロニアル屋根への重ね葺き工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数17年
・2階建て木造住宅
・屋根材　コロニアル
・屋根面積70㎡（切妻）

コロニアル屋根とは平型化粧スレート屋根の一種で、今現在でも多くのお家の屋根に使用されているものです。

コロニアル屋根は軽いというメリットがあるのですが、割れやすいというデメリットもあります(>_<)

今回、屋根重ね葺き工事を行うことになったきっかけは割れた屋根材がズレ落ちていることでした。

経年劣化でひび割れや屋根材が強風などの影響でズレ落ちてしまったと考えられますね、、、

この現場では、他にもコロニアル屋根が割れてかけている部分が複数ありました(>_<)

軽量と言えど屋根材が欠けて落下すると非常に危険です！

近隣さんへの2次災害に発展するほか、放置していると雨漏りすることもありますので要注意ですね。

コロニアル屋根は早ければ10年程度でこの様なひび割れが発生してきます(>_<)

メンテナンスとして塗装される方も多いのですが、塗装してもひび割れやすいというリスクは解消できないため、最近では多くの方が重ね葺き工事を行う傾向にありますね！！

施工事例と費用をご紹介していきましょう。

屋根重ね葺き工事で一番重要な防水シート貼り

重ね葺き工事では既存の屋根材を撤去する必要がありません！

唯一、撤去するのは屋根の一番高い部分に設置されている「棟板金」になりますよ。

棟板金は屋根の中でも台風などで飛散しやすく、棟板金のみの交換を行う方も多いですね(^_^)/

棟板金撤去・処分費用　１ｍ当たり1,000円～

お次は、コロニアル屋根への重ね葺き工事で最も重要と言える「防水シート」を貼っていきましょう(^_^)/

屋根から雨漏りする根本的な原因は防水シートにあります。

防水シートの耐久性は25～30年と言われておりますので、屋根重ね葺き工事などの船体的な工事を行う場合は雨漏り対策として防水シートを貼ることが重要になりますよ！！

屋根重ね葺き工事で使用する防水シートには複数の種類があります！

その中でもお勧めの防水シートが「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートになりますね(^_^)/

ゴム繊維が含有されていることから釘穴などから漏水しにくい防水シートで、耐久年数は35年以上となっておりますよ。

防水シートを貼る費用　1㎡当たり800円～

コロニアル屋根への重ね葺き工事でお勧めの屋根材をご紹介

ここから、コロニアル屋根への屋根重ね葺き工事で新しい屋根材を葺いていきましょう(^^)/

この屋根材は既存のコロニアル屋根と違い割れることがないので安心ですよ！

そこで使用したのが「IG工業のスーパーガルテクト」ですね！

材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で以前のように割れる心配がありません。

IG工業スーパーガルテクトを葺き費用　1㎡当たり5,500円～

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はコロニアル屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

今回のコロニアル屋根重ね葺き工事で使用した評判の「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

コロニアル屋根への重ね葺き工事で各部の収まり

ここから、各部の収まりをご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、棟の部分に「防水シーラー」と呼ばれる止水面戸材を取り付けていきますよ！

棟板金の隙間から吹き降りの雨が入らないようにするための面戸材になりますね。

先ほど取り付けた防水シーラーの上から、棟板金の下地材となる「貫板」を取り付けていきます(^_^)/

貫板は15年程度で腐食が始まるので、防腐木材や人工木材の貫板を使用することがお勧めですね！

台風で飛ばないようにビスでしっかりと固定していきます。

そして、屋根重ね葺き工事の仕上げ材である「棟板金」を取り付けていきますよ(^_^)/

棟板金は台風などで飛散しやすいため、釘ではなくビスで固定することがポイントです！

更にステンレス製のビスを使用することにより、将来的に錆びることがないので安心ですよ。

棟板金取り付け費用　１ｍ当たり3,000円～

コチラは、棟板金の一部に取り付ける「換気棟」になりますよ(^_^)/

この屋根材はもともと断熱効果が高いのですが、さらに断熱効果を高めることが出来るオプション品です！

屋根裏の熱気を自然換気するための建材ですね。

換気棟取り付け費用　1か所当たり25,000円～

屋根と外壁が取り合う部分には「雨押え板金」と呼ばれるものを取り付けます(^_^)/

この様な部分は雨漏りしやすいため、何重にも防水処理を行う必要がありますよ！

最後は外壁との取り合い部分にシーリングを打設すれば工事完了です。

雨押え板金取り付け費用　1m当たり3,300円～

神戸市西区　コロニアル屋根への重ね葺き工事　費用と保証内容

神戸市西区でのコロニアル屋根への重ね葺き工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回の屋根重ね葺き工事費用は70㎡に対して700,000円となりました(^_^)/

葺き替え工事に比べてかなり安くできるため、お勧めの屋根工事と言えます！

調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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