街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市兵庫区で行った「断熱効果を高めるためにコロニアル屋根への屋根カバー工事」となりますよ(^_^)/

コロニアル屋根とはスレート屋根の一種で、薄型のセメント板のようなものです。

一昔前に軽い屋根材として主流となり、今では60年間も販売され続けているロングセラーの屋根材ですね！！

軽いというメリットはあるのですが、ひび割れやすく断熱効果が低いというデメリットも、、、

そんなコロニアル屋根にお住まいの方へお勧めの断熱効果を高める屋根カバー工事をご紹介していきましょう！

神戸市兵庫区で屋根カバー工事を行う現場紹介

コチラが、神戸市兵庫区で断熱効果を高めるためにコロニアル屋根へカバー工事する現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数24年
・２階建て木造住宅
・屋根材　コロニアル（スレート屋根）
・現在　雨漏りなし

これまで、コロニアル屋根を修理したことはなく、今回が初めての屋根工事になりますよ！

今回、屋根カバー工事を行う大きな目的は断熱効果を高めるためなのですが、その他にも台風対策や雨漏り対策の目的もあります！

既存のコロニアル屋根は、風災により屋根の一部が飛散している状態でした(>_<)

屋根下の防水シートが生きていたので雨漏りはしていませんでしたが、防水シートが劣化すると雨漏りしてしまうので要注意ですね、、、

風災などで屋根材が破損した場合は「火災保険」が適用されるかもですので、気になる方はご相談くださいね！

コロニアル屋根カバー工事で重要な下葺き材と水切り

それでは、断熱効果を高めるためにコロニアル屋根へカバー工事を行っていきましょう(^_^)/

まずは、屋根からの雨漏り対策で新しい防水シートを貼っていきます！

既存の防水シートの耐久年数は２５～３０年と言われていますので、築年数を考えると屋根カバー工事の際に新しい防水シートを貼ることは重要です！

今回の屋根カバー工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで、耐久年数３５年以上という優れた防水シートになっております。

お次は、屋根の先端（軒先）に水切りを取り付けていきますよ！

材質はガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）ですので、錆に強い建材ですね。

屋根カバー工事ですので、既存のコロニアル屋根の先端をカバーする役割があります。

屋根の側面（ケラバ）にもガルバリウム鋼板製の水切りを取り付けていきます(^_^)/

屋根の側面は葺き部になどで漏水しやすいため、漏水した雨水を雨樋まで運んでくれる役割がありますね！！

神戸市兵庫区での屋根カバー工事で断熱効果の高い屋根材を使用

ここから、コロニアル屋根カバー工事の本命である断熱効果の高い屋根材を葺いていきましょう(^_^)/

今回の、コロニアル屋根カバー工事で使用している屋根材は「IG工業さんのスーパーガルテクト」になりますよ！！

断熱効果が高い以外にも複数のメリットがある屋根材で、今現在では最もよく使用している屋根材ですね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ塗装する必要がある

この屋根材はビスを使用して既存の屋根下地へと固定していきます(^_^)/

屋根材同士を引っ掛ける構造ですので台風にも強いですね。

稀に釘で固定する業者さんもいますが、強度が弱くなり大型の台風で飛散するケースもあるようなので要注意ですよ！！

この屋根材の重量は既存のスレート屋根の４分の１とかなり軽量ですので、屋根カバー工事でもお家への負担は一切ありません。

今回のコロニアル屋根カバー工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

コロニアル屋根へのカバー工事で各部の収まり

ここから、コロニアル屋根カバー工事の仕上げ工程になります！

棟の部分に下地となる貫板を取り付けていきますよ(^_^)/

この貫板ですが、通常の木材ですと１５年程度で腐食が始まります。

ですので、防腐木材や人工木材の貫板を使用することがお勧めですね！

先ほど取り付けた貫板の上から、仕上げ材である「棟板金」を取り付けていきましょう(^_^)/

棟板金はステンレス製のビスで固定し、ジョイントには漏水しないようにシーリングを挟み込んで取り付けていきます。

材質は屋根材と同じ「ガルバリウム鋼板」ですので、錆に強いですね！

屋根カバー工事で下屋根がある場合は、壁際に「雨押え板金」を取り付ける必要があります(^_^)/

壁際は雨漏りしやすい部分になりますので、しっかりとした防水処理が必要になりますよ！

取り付け後は、外壁との取り合い部分にシーリングを打設して完了となります。

コロニアル屋根へのカバー工事費用と保証内容

今回、神戸市兵庫区で行ったコロニアル屋根カバー工事の費用をご紹介していきましょう(^_^)/

屋根面積１１０㎡に対して1,100,000円となっております！！

屋根葺き替え工事を行った場合ですと1,500,000円程度必要になりますので、かなりお得かと思います。

仕上がりや耐久年数は屋根カバー工事も葺き替え工事も同じですので、コスパを考えると屋根カバー工事がお勧めですね！

神戸市兵庫区でのコロニアル屋根カバー工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

神戸市兵庫区でのコロニアル屋根へのカバー工事が完了しました(^_^)/

この工事は夏に行ったこともあり、工事前と工事後の断熱効果をとても体感できたそうですよ！

2階に上がった時の暑さが全然違ったようですね。

屋根カバー工事は非常にコスパの良い屋根工事ですので、気になる方は是非ご相談いただければと思います！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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