街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加古郡播磨町で行った「断熱効果の高い屋根材を用いた屋根断熱工事」になりますよ(^_^)/

皆さんは、夏場に最上階の部屋が暑いと感じたことはありませんか？

夏が暑いのは仕方ありませんが、屋根の種類によって部屋の暑さ加減が大きく変わります！！

今回、屋根断熱工事を行う前の屋根材は「カラーベスト」と呼ばれるスレート屋根で、今現在でも多くのお家に使用されている屋根材です。

同じようなお悩みを抱えておられる方にはお勧めの工事ですので、最後まで見ていってくださいね！！

加古郡播磨町で屋根断熱工事を行う現場紹介

コチラが、加古郡播磨町で断熱効果の高い屋根材を用いて屋根断熱工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数22年
・2階建て木造住宅
・屋根材　カラーベスト（スレート屋根）
・7年前に屋根塗装済み

カラーベスト屋根のメンテナンスと断熱効果を高めるために、7年前に遮熱塗料を用いた屋根塗装工事を他社さんで行っているようです。

しかし、効果は得られず今回は屋根断熱工事として「重ね葺き工事」を行っていきますよ！！

【カラーベスト屋根のメリット・デメリット】
・メリット　瓦屋根などに比べると軽量　屋根材の値段が安い
・デメリット　断熱効果が悪い　ひび割れしやすい

今現在でも多くのお家の屋根に使用されているカラーベスト屋根は「断熱効果が低い」ということで、多くの方からご相談を受けます。

遮熱塗料で屋根塗装を行った方も多いでしょうが、今回の屋根重ね葺き工事はかなりの断熱効果を得ることが出来ますよ(^_^)/

屋根重ね葺き工事で雨漏り対策となる防水シート貼り

屋根断熱工事で重ね葺きするメリットをご紹介しましょう(^_^)/

重ね葺き工事は葺き替え工事と違い、既存の屋根材を撤去・処分する必要がありません。

従って工事費用が安くなるほか、工事期間も短くなります！

断熱効果を高める以外に、屋根からの雨漏りでお困りの方にもお勧めの工法となりますよ。

屋根本体は撤去せずに、棟板金のみを撤去していきます！！

お次は、屋根断熱工事でも重要となる「防水シート」を貼っていきましょう(^_^)/

既存の屋根の上に防水シートを貼ることは断熱工事とは関係ありませんが、長期的な雨漏り対策になります。

屋根からの雨漏りは防水シートの劣化が原因となるため、屋根重ね葺きで防水シートを貼ることは重要なことです。

防水シートにも様々な種類があります(^_^)/

今回の重ね葺き工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで、ゴム繊維が含入されていることから破れにくく釘穴などから漏水しない設計となっていますよ！！

他にも遮熱ルーフィングと呼ばれる断熱効果の高い防水シートもありますので、気になる方はご相談くださいね。

断熱工事の高い屋根材「IG工業スーパーガルテクト」を重ね葺き

ここから、屋根断熱工事のメインである新しい屋根材をご紹介していきましょう(^_^)/

使用しているのは「IG工業スーパーガルテクト」と呼ばれる断熱効果の高い屋根材です！！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ塗装する必要がある

この屋根材はビスで固定していきます！

稀に釘で固定する業者さんもいるようですが、釘固定では強風時に飛散するケースがあるためビス固定がお勧めですね。

既存の屋根と2重屋根になることから断熱効果以外に遮音性能も高まりますよ(^_^)/

今回の屋根断熱工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

屋根断熱工事の仕上げ作業！棟板金の取り付け

ここから、屋根重ね葺き工事の仕上げ作業に入ります(^_^)/

まずは、棟の部分に「防水シーラー」を貼っていきますよ！

15ミリ角のスポンジのようなもので、屋根材に発生する段差などから雨の侵入を防ぐための止水材です。

先ほど取り付けた防水シーラーを屋根材と挟み込むように、棟板金の下地となる「貫板」を取り付けていきますよ！！

この貫板ですが、通常の木材ですと15年程度で腐食し交換が必要になります。

ですので、屋根重ね葺き工事などで使用する場合は防腐木材や人工木材などの貫板を使用することがお勧めですね！！

そして、仕上げとなる棟板金を取り付けていきます(^_^)/

この棟板金は屋根材と同じガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）ですので、錆に強く長持ちしますよ！！

固定方法は釘ではなくビスを使用することで耐風対策にもなりますね。

棟板金の一部に「換気棟」を取り付けていきます(^_^)/

換気棟は屋根裏の熱気を外部へ自然換気するためのもので、断熱効果の高い屋根材と併用することによりさらに高い断熱効果を得ることが出来ますよ！

別途25,000円～費用が必要になるので、オプション工事でのご案内となりますね。

加古郡播磨町　屋根断熱工事の費用と保証内容

今回、加古郡播磨町でで行った屋根断熱工事の費用をご紹介していきましょう(^_^)/

屋根面積98㎡に対して980,000円となっております！！

屋根葺き替え工事を行った場合ですと1,300,000円程度必要になりますので、かなりお得かと思います。

仕上がりや耐久年数は屋根重ね葺き工事も葺き替え工事も同じですので、コスパを考えると屋根重ね葺き工事がお勧めですね！

加古郡播磨町での屋根断熱工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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