京都市右京区の方からのお問合せです！

中古物件を購入し、他の業者で工事中のお客様からの依頼です。
「内装工事をしている業者から、棟の瓦が崩れている、と報告をうけた。外まわりの診断も事前にやってもらっていたのに、と少し不安に思い口コミ評価の高いところに相談した」
とのことです。

現地調査ののち、棟のやりかえを行うこととなりましたよ！
現地調査から施工の様子をお届けします！

現地調査開始

こちらが今回の屋根です。
パッと見は特に異常はなさそうですが、棟の部分が崩れています。

「棟」というのは屋根と屋根がぶつかりあう山になっている部分のことです。
写真でも、境目に瓦が積み上げられているのがおわかりになるのではないでしょうか。

少し遠目から、ドローンで撮影しました。
街の屋根やさん京都南店では、ドローンを用いた調査も可能です！

これがあれば、上りづらい屋根や劣化が激しい屋根の状態確認も簡単です。
隣家とあまり隙間がなく、梯子をかけづらい等のお家でも調査は可能ですよ。

赤い線で囲われたところが今回の施工範囲です。
山になっている「棟」の部分を施工します。

ここに異常があると、隙間から水が浸入し雨漏りに繋がってしまう危険性があります！
このあたりもしっかりメンテナンスしていきましょう。

提案として

現調の結果、棟のやりかえを行うことになりました！

７寸丸や強力棟を使用することになります。

７寸丸というのは瓦の横幅が７寸のものを指します。
屋根の棟部分に使われる、半月型の瓦です！

強力棟は屋根の棟部を耐震化するためのものです。
下地に取付け、屋根の構造を強固にしていきますよ！

工事開始！

まずは既存の棟瓦を解体していきます！

元々はのし瓦積みされていました。
平たく縦長の「のし瓦」が積み上げられていた形です。

今回は７寸瓦に変えるので、既存のは撤去していきます！

次は強力棟の設置です。
屋根の下地に取り付けていきます。

角材が見えると思いますが、それらを強力棟が固定しています。

強力棟を下地にしっかり固定し、その強力棟に垂木（角材）を取り付けます。
こうすることで耐久性を高め、地震や台風などにも強くすることができますよ！

棟がズレにくくなります！

棟の下側にある瓦も修理していきます！

当然ですが、屋根は棟だけではなく面の部分もメンテナンスしなければいけません。
瓦に割れなどがあるとそこから水が浸入し、雨漏りに繋がる危険性があるからです！

なので、不具合のある瓦は新品の瓦に入れ替えさせていただきましたよ！

下地と瓦屋根の間を「シルガード」で埋めていきます。
シルガードというのは漆喰の一種です。

漆喰にシリコンや防水剤が添加されていて防水性や強度が高くなっているんです。
瓦屋根のメンテナンスに用いられることがあります！

これをすることで、棟部分と瓦を固定することや接着をすることができます。
適切な量をしっかり塗っていきますよ！

施工完了！

これで施工が完了しました！

ズレていた棟部分がしっかり直りましたね。
不具合のあった瓦も差し替えました。

棟部分の不具合はこれでバッチリです！
雨漏りのリスクも軽減されました！

また、お客様は分割払い希望だったので自社ローンで対応させていただきました。（金利ゼロです！）

街の屋根やさん京都南店では、屋根の一部分のメンテナンスもバッチリさせていただきます！
そのお家に状態に沿った、最適な提案をいたします。

ぜひ何でもご相談ください！

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