お客様から「経年がたったのでそろそろ外装工事を考えた」とのことでお問合せをいただきました。

今回は、既存の瓦棒屋根の上から下地を設置し立平葺きをした事例を紹介します！
立平葺きとは、屋根に対して縦に屋根材を設置するものです。

その辺りも含め、色々紹介していきますよ！

現地調査！

ドローンで屋根の全体を確認しました。

屋根に上らなくてもこういう風にドローンを使って確認ができますよ！
近年は特に、屋根に上った時にわざと屋根を壊して、屋根工事をしようとする悪徳業者もいます。

ドローンでの確認であればそういったことはありませんので、屋根に関して不安があれば一度ご相談ください！

ここまでやります！無料点検！

屋根のアップの写真です。

サビのようなものが見えます。
ある程度年数が経っているので、劣化していますね。

現状大きな異常は起きていなくても、放っておくと大きな問題になりえます！

定期的なメンテナンスをしっかり行ってくださいね。

提案として

現調が終了しました。

お客様のご要望としては、できるだけ費用は抑えたい、というのもありましたので、既存の瓦棒屋根の上から立平葺きをする工事を提案させていただきました。

費用等にもご納得いただき、工事をさせていただくこととなりました！

屋根工事スタート

瓦棒屋根の上からまずは下地をあらためて設置していきます。

まずは棒状の垂木を置いていきます。
適切な間隔で設置していきますよ！
この上に野地板を設置していきます。

野地板を設置しています。

これらをびっしりと設置することで下地を形成できます！
隙間なく並べられていますね。

しっかりとした土台を作ることで屋根材を安定させることもできるんです。

野地板の上に防水紙を置いていきます。

防水紙は実はとても重要なものです。
雨漏りを防いでいるのは、実質、この防水紙と言ってもいいぐらい重要です。

これらを設置するときは、屋根の下の方から順番に設置していきます！
こういう順番で施工することで防水紙の下に水が浸入することを防いでくれるんですね。

立平葺き開始

防水紙を敷いたら、いよいよ屋根材を設置していきます。
これらは立平葺きです。

通常、屋根材は屋根に対して横向きに設置されることが多いんですが、これは縦向きに設置されます。
屋根の頂点から端までを縦向きに一つの屋根材で施工されます。
立平葺きはここが特徴です。

屋根一面、立平葺きがされました！

さらに棟板金も交換していきます。
棟板金というのは、屋根と屋根がぶつかり合う、山になっている部分です。
ここもしっかりと施工しないとこの間から雨漏りしてしまいますからね。

棟板金の交換も完了しました。

これで棟板金からの雨漏りの心配もありませんね。

これで屋根全体の工事も完了しました！

重厚な雰囲気にだいぶ変わりましたね。
立平葺き特有のオシャレな雰囲気になったのではないでしょうか！

雨樋も

軒先あたりも工事していきますよ！

破風板もしっかり補修していきます。
破風板というのは、屋根が傾斜している側の軒先です。

破風板にも板金を被せました。

破風板も実はかなり傷みやすい場所です。
ここが傷んで、ここから雨漏りが発生することもありますからね。

雨樋もちゃんと修理させていただきました。

雨樋も屋根の不具合や雨漏りの原因になりうる、気をつけなければいけない箇所です。
ここに汚れや落ち葉が詰まってしまうことがあります。

でもこういった修理をすることで、そういった心配もなくなります！

全施工終了しました

全ての施工が完了しました！

あらためてドローンで撮影いたしました。
工事前とだいぶ雰囲気が変わりましたね。

雨漏りなどの不具合の心配もなくなりますし、デザイン的にもかなりスタイリッシュな雰囲気になりました！

雨樋に関しても
「雨樋がややこしいことになっていたので、どういう感じに仕上がるか心配していたが完成を見た時、素晴らしい仕上がりで感動した」
とおっしゃっていただけました！

街の屋根やさん京都南店では、「できるだけ費用を抑えたい」などのご要望に応じて、最適なご提案をさせていただきますよ！

地元京都を拠点にしていますので、ぜひ一度何でもご相談ください！

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