水戸市　/　玄関ポーチ柱　/　ズレの修正と破損部分の張り替え

茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

今回は以前の調査記事でご紹介した、「車をぶつけて玄関の柱の一部が破損してズレてしまった」という水戸市の現場の施工編をお届けします。

サイディングの破損と柱のズレをどのように修理したのか、順を追ってご説明しますね(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

車の接触で破損した玄関ポーチ柱の状況

損傷を受けたのは、向かって右側の玄関ポーチ柱です。

サイディングが剥がれ、束石から建物側に押し出されるように土台がズレていました。

二本の柱で二階のベランダを支える構造のため、ジャッキで持ち上げての修繕は難しい状況でした。

衝撃で割れたサイディングは、前も同じように車が接触し部分的に張り替えた経緯があり、今回も同様のサイズで修理を行います。

しかし以前と同じように単に張り付けるのではなく、一工夫加えて取り付ける予定です(•̀ᴗ•́)و ̑̑

破損サイディングの撤去と柱のズレを改善

張り替える部分のサイディングを全て取り外し、改めて柱の状態を確認したところ、土台から建物側へ三分の一近くもズレていることが判明。

幸い柱は束石の上にしっかり乗っており、構造上の致命傷には至っていませんでしたが、このままでは新しいサイディングを張っても仕上がりが傾いてしまいます。

建築物は何よりも下地が重要。まずは柱の位置を正確に戻す修正作業を優先して行いました。

後ろ側に添え木をして慎重に柱を叩き、少しずつ矯正して束石にしっかり載せ、柱自体を安定させました。

この工程を丁寧に行うことで、後から張るサイディングがきれいに納まり、長期的な安全性にもつながります。
下地が整ったことで、これからの仕上げが安心して進められる状態になりました(๑‘ ‘๑)و✧

コーナー材の代わりに平板サイディングを活用

外装材の補修に使用するのは、平板サイディングです。

本来なら4つのコーナーサイディングを使うのが理想ですが、コーナー材は意外と高額。以前の修理時もコストを抑えるため、平板サイディングを組み合わせて角を仕上げる方法が採用されていました。

今回も同じ工法で張り替え、周囲のデザインと調和させながら費用面にも配慮しました。

そして、さらに既存にはなかった片ハットジョイナーを新たに取り付け。

この部材を入れることで、後からシーリングを打つ際にバックアップ材として機能し、防水性が向上します。
見えない部分のひと工夫が、将来的な雨水の侵入防止に大きく役立ちます。

目地にはプライマーを丁寧に塗布し、シーリング材をしっかり充填。

片ハットジョイナーがバックアップの役割を果たすため、シーリングの密着性が高まり、長持ちする仕上がりになります。細部までこだわった施工で、見た目も機能性も安心できる状態になりました。

既存サイディングが廃盤…左右を同時に張り替え

撤去したサイディングを事前に確認したところ、こちらのデザインはすでに廃番。

できるだけ似た質感のものを選びましたが、片側だけを張り替えた場合、色や柄の微妙な違いでどうしても不自然になりますσ(･´-･`*)

そのため今回は左右両側を同時に張り替えることで、玄関全体の美観を保つことにしました。

最後に全体の水平・垂直をチェック。

どこから見てもズレのない美しい仕上がりとなり、お客様からも「完璧！とてもきれいになった」と喜びの声をいただきました( ´͈ ᵕ `͈ )

まとめ

玄関ポーチ柱の下地補修からサイディングの部分張り替えまでをご紹介しましたがいかがでしたか？
柱のズレを正しく矯正し、左右を同時に張り替えることで、見た目の美しさと強度の両方を確保しました。

「玄関の柱がズレている」「サイディングが割れた」など、気になる症状がありましたら放置せず、ぜひ街の屋根やさん水戸店にご相談ください。
無料調査で現状をしっかり確認し、最適な修理方法をご提案いたします！

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