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日立市で金属屋根への屋根塗装!屋根業者が行う塗るだけではない下処理
日立市 その他の工事
【工事のきっかけ】
以前当店で施工したログハウスの記事をお読みになり、外壁塗装と屋根についてご相談をいただきました。
金属製の屋根には、白っぽい粉状の成分が付着するチョーキング現象(白亜化現象)が認められ、そろそろメンテンスが必要な状態でした。
また軽微なサビも発生していたため、外壁塗装を行うタイミングで、屋根もサビ止め塗料を用いた塗り替えを行うことになりました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:約2週間(外壁塗装含む)
- 築年数:約20年
- 施工費用:56.85万円(足場費用・養生費用含む)
- 使用材料:ミラクボーセイM・エスケープレミアムルーフSi・オートンイクシード
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
日立市で行っていた塗装工事が無事終了しましたので、本日は屋根塗装を中心にお届けしたいと思います。
外壁・付帯部他の塗装については追ってご紹介いたしますね(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
それでは、現場調査の様子を少しだけ振り返ってみましょう。
軽量で耐久性が高いと言われる金属屋根ですが、築年数が経つにつれて劣化症状も現れてきます。
日立市のログハウスは屋根の勾配が40°!(゚ロ゚*)
調査にも慎重を要するきつい傾斜ですが、まず塗膜の状態を確認しました。
表面を指先で触れてみると…白い粉のようなものが付着しました。
チョーキング現象と呼ばれ、塗膜剥がれが起こり本来の保護機能が低下しているサインになります。
サビは今のところ軽微ですが、広がらない前に適切な防サビ処理が必要だと考えました。
作業を効率よく安全に進めるため、まず足場を架設します。
今回は汚れを落とす高圧洗浄が伴いますので、飛散防止用のネットも設置しました。
それでは塗装スタート!
…といきたいところですが、すぐ塗装の工程に入るわけではないのです。
その前に様々な下処理をこなす必要があり、実はこれがとても大切なんですよ(๑•̀ – •́)و✧
調査の段階で確認していた
棟板金の釘浮きです。
建物の一番高い場所に位置する棟板金は、風の影響をまともに受けることが多く、建築当初はしっかり打ち付けてあった釘も、年数とともに徐々に緩んできます。
手で簡単に抜けてしまうサビ付いた釘に換え、ステンレスビスでしっかり固定します。
以前はよく使用されていた釘は、軸が直線的で凹凸がありません。
引き抜きの強度に難点がある釘に代わり、らせん状に溝が付いたビスを用い、電動ドライバーで回転させながら締め込んでいきます。
昨今は棟板金をビス留めするのが一般的です。
調査時によく釘が浮いた状態のまま塗装された屋根を目にしますが、塗り直しただけでは緩んだ釘は元に戻りません(>_<。)
屋根の特性や弱点などを知り尽くしている当店としては、それはあり得ないこと。
後々のトラブルを招きかねない不具合は、たとえ釘1本でも疎かにしてはダメなんです( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
こちらも調査の時に気になっていた天窓です。
雨水が流れ落ちる棟側のコーキングが、劣化により傷んで切れていました。
最初は弾力性があったコーキングですが、経年でどんどん硬くなり、やがて切れ目が入り破断が起きるようになります。
天窓自体も構造上どうしても雨漏りのリスクが高く、いずれにしても早めに対処した方がよいでしょう。
打設する箇所にテープを貼って養生し、
高耐久シーリング材を充填していきます。
一般的なシーリング材は10年程度でひび割れが生じますが、新たに開発された特殊高耐久ポリマーを配合することにより、耐用年数は20年長とも言われている高性能のシーリング材です((*^^)v
これで屋根塗装の準備は整いましたが、もう一つ欠かせない作業があります。
長年建物を守ってきた屋根には、たくさんの汚れが付着しています。
屋根に溜まった20年分もの汚れを、エンジン式の高圧洗浄機で一気に洗い流すのです。
高圧洗浄を行わずに、汚れや古くなって剥がれそうな塗膜を除去しないまま新たに塗料を塗っても、
ひび割れや剥がれを早期に招いてしまいます。
仕上がりの良し悪しにも直結しますので、塗装の前工程として非常に大切な作業なんです◝(*’▿‘*)◜
高圧洗浄で綺麗になった屋根を十分に乾かし、ようやく塗装に着手します。
下塗り材に使用するのは、付着性・防食性・耐久性に優れた
エポキシ樹脂系のサビ止め塗料です。
エポキシ樹脂と特殊サビ止め顔料を用いた鋼構造物のプライマーで、既存の塗膜にもしっかりと密着するため、塗り替えに有用なんです。
金属系の屋根材は、特に
サビ対策が重要です。
防サビ塗料の中から、現場の屋根材に適したミラクボーセイM(エスケー化研さん)を選びました。
下塗り作業が終了しました。
今までの屋根とは全く異なる赤錆色になりましたが、これはまだまだ下塗りの段階です。
こちらも十分に乾燥させた後、中塗り~上塗りに入ります(*’^’*)」
中塗りと上塗りは同じ塗料で重ね塗りをします。
用意したのは、紫外線を始め水や熱などの劣化要因から屋根材を保護し、優れた耐候性と汚れが付きにくいといった特徴を持つ、エスケープレミアムルーフSi(エスケー化研さん)です。
中塗り作業終了
上塗りの作業中
中塗りが終わった後は、規定に沿った乾燥時間を設け、最後に仕上げとして上塗りに移ります。
重ねて塗ることで艶が出て、どんどんピカピカになってきました✧ (*´ `*) ✧
上塗り作業が終わり、これで屋根塗装は完了です!
お客様が選ばれたお色は、通常のグレーよりも若干濃いめのミッドナイトグレー。
以前と比べてトーンが落ち着き、シックなでき上がりとなりました。
お施主様からも「とても丁寧な仕事をしてくれました」と喜んでいただけました( ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
金属屋根の塗装工事の模様をお届けしましたがいかがでしたか?
屋根塗装は単に新しい塗料に塗り直すだけではなく、様々な下処理を経て施工されます。
外壁は塗装屋さんでも大丈夫だと思いますが、こと屋根に関しては不具合を改善し、状態に即した下処理が求められますので、やはり屋根業者に依頼した方が間違いはないでしょう。
街の屋根やさん水戸店では、今回のような金属屋根を始め、スレート・セメント瓦と言った塗装のメンテナンスが必要な屋根も、数多く手掛けています。
外壁やその他のお住いに関する塗装も、当店にお任せくださいね!(*ˊᗜˋ*)/⋆*
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