今回は、水戸市で完了したコロニアル（レイシャスグラッサ）屋根の部分差し替え工事の現場からお届けいたします。

国内で人気の屋根材の一つであるコロニアル（化粧スレートやカラーベストとも呼ばれます）は、一部分が剥がれたり破損してもすぐに雨漏りする訳ではありません。

下にある防水紙が劣化してなければ雨水の侵入を防いでくれるため今回のように部分補修も行えますし、耐久寿命(30年～35年)が過ぎた場合カバー工法で葺き替えられるなど、比較的メンテナンスがしやすい屋根材です。

本日は、コロニアルの差し替えはどういった工事なのかを解説を交えながらお伝えしたいと思います！(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ

そのため依頼主様はインターネットで検索し、街の屋根やさん水戸店に相談を寄せてくださいましたm(__)m

他にも、棟ぎわの屋根材にもひび割れが見つかりました。

地上からはなかなか確認できない箇所ですので、屋根にあがってみないとわからないことも多いのです。

築10年とまだ新しいお住まいの屋根は防水紙は十分に健全な状態でしたので、割れた屋根材のみ部分的な差し替え工事で修繕可能と判断(｀･ω･´)
お客様にご提案させていただきました。

スレーターズニッパーと言う特殊な工具を屋根材の隙間に入れ、留め具部分を引っかけて抜き取りました。

その際、慣れていないとスレーターズニッパーで防水紙を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。

今回は築10年程度の屋根ですが、2～30年を経過しているコロニアル屋根での部分差し替えは少し考え物かな・・・と思います。
目利きの効く屋根業者に相談するのが吉です(o^^o)

既存のものと全く同じ、レイシャスグラッサのココナッツブラウン色をご用意しました。

今回は同じものがありましたが、築年数が経っている屋根材の場合すでに廃盤になっているケースもあります。
その際は寸法を測り、できるだけ似ている素材とお色の代替品を探して対応いたします(^-^)

新たに用意したレイシャスグラッサが1束8枚入りだったこともあり、この際ですから傷んだ部分は1枚残らず綺麗にしましょう！ということで、5枚分を差し替えていきますよ～(๑`·ᴗ·´๑)

水下側までがっつり塗ると屋根材下から雨水が排水しなくなり、逆に雨漏りの原因になるので注意が必要です。

全く同じ屋根材で同じ入りを選択していますが、紫外線の力は凄いですね。全然色が違います(^_^;)

棟板金の脱着を伴う差し替えは、今後屋根塗装のメンテナンスを行う際にご検討いただくよう依頼主様にはお伝えし、差し替え工事完了です。

コロニアル屋根は、数枚程度の割れでしたら部分的に差し替えることも可能です。
差し替えのみでしたら工事もごく短期間で終わります。

ただあまりにも割れの被害が多い場合、部分補修ではなく葺き替えもご提案させていただく場合もありますのでご了承くださいね。
お客様に合った最適なプランを一緒に考えていきましょう！o(*^▽^*)o

街の屋根やさん水戸店では調査・点検・お見積もりまで無料にて承ります。
屋根のお悩み事やメンテナンス等、ぜひお気軽にご相談くださいね～(=^^=)