今日は、雨漏りが発生していた瓦屋根面を、葺き直し工事で修理した現場からの御報告です。

当該現場は、1階の和室天井に雨漏りし、砂壁を伝って長押や鴨居まで被害が広がっていました。
雨染みの残る天井材は張り替えれば綺麗になりますが、先に、雨漏り原因となる屋根を改善が必要です。

原因は、元から絶たなきゃダメですよね！？プロとしてしっかり修繕させて頂きました＼(^o^)／

現場調査時の記事▶日立市で瓦屋根から雨漏りし長押や鴨居にも被害！葺き直しを提案

初訪問時には、名刺や当店のパンフレットを丁寧にお渡しし、状況をヒアリングしながら実際の雨漏り状況を確認させて頂きます。

今現場の雨漏り発生箇所は、南面に位置する和室。
天井から染み出た雨水は砂壁を伝い、長押や鴨居にまで被害を広げていました(>_<)

屋根裏の状態を確認させて頂いた上で、凡その目星をつけた部分の瓦を捲って確認！

屋根裏の漏水部分と下地の状況を総合的に判断し、今回の葺き直し工事となりました。
関連記事▶屋根の葺き直し工事とは！？詳しく解説します！

雨漏りしている面は南面の屋根ですが、南面と東面を結ぶ折り返し部分は継ぎ目となり漏水リスクの高い場所です。

その為、南面と東面に位置する斜めに降る隅棟も撤去し、南面から東面をまたぐように葺き直す事で、漏水リスクを軽減する事が出来ます。

漏水箇所へのピンポイント修理は、確かに費用は軽減できますが、点で行う修理は、修理後に雨水の流れ方が変わり、他箇所から再発するケースが多々あります。

漏水を伴う屋根修理は【点ではなく面で行う】ように当店では提案しています(^O^)／

瓦屋根は、瓦だけで漏水しているのではなく、瓦の下に入った雨水を室内に浸水させないように、二次防水機能としてルーフィング（防水紙）が施工されています。

一般的なルーフィングの耐用年数は15年～20年程度！
陶器瓦は長く使えても、ルーフィングの耐用年数が伴っていないのが瓦屋根です。

瓦屋根で雨漏りした際には、当記事を思い出して下さいね(^^♪
関連記事▶二次防水機能である、防水紙の大切さ！

今回使用するルーフィングは、高分子系のスタンダードチャンピオンルーフィングで、縦じまのキズリ（たて桟）が雨水の横走りを防ぎながら、雨水を一か所に滞留させないルーフィングです。

お客様が気にされるのは一次防水である屋根材ですが、屋根業者が考慮するのは二次防水性能です。

【屋根工事＝雨漏り対策】です。しっかり案内してくれる業者に依頼して下さいね。

きっと、言われなけらばわからない部分ですが、少しの違いが大きな違いに変わるのが屋根工事。

職人こだわりの部材選定ですが、とてもハートを感じますね(^^♪

雨漏りの原因だった下地を修復し、既存の瓦を無駄なく再利用しています(^^♪

その際、目立たない屋根面で差し替えを行い、見栄えの配慮もしておきました(^^♪

今回は、作業初日の夕方前に雨に降られるアクシデントはありましたが、ブルーシート養生にて対策。
不安定な天候に脅かされながらの現場対応でしたが、無事に完成させるでき良かったです。

お客様から、率直な感想をアンケートで頂きましたので、併せてご紹介させて頂きます。

屋根で行われる工事は高所での作業の為、お施主様が実際に見る事が出来ない分、工程毎に画像撮影し、お施主様に提供させて頂いているのが当店の報告方法です。

当店は、工事現場毎に100枚以上の画像撮影を細かく行っており、当ブログで使用している画像はその中の一部なんですよ(^^♪

お客様が、少しでも安心して屋根工事を依頼できる環境作りを実施しているのが、街の屋根やさんです！
正直に、誠実に対応させて頂きます！屋根工事は当店にお任せくださいませ＼(^o^)／

➤鹿嶋市の平屋住宅で雨漏り！セメント瓦屋根を部分的に葺き直して修理

➤水戸市で釘がサビ落ちた事が原因でズレた瓦屋根を部分的に葺き直し修理

➤ひたちなか市で瓦屋根の葺き直し工事を行い雨漏りを解消