今回の現場は、ガラス面に覆われながら建屋からせり出しているサンルーム屋根の雨漏り修理です。

雨天時にも洗濯物を干せる事や、開放感のあるくつろぎ空間であるあるはずのサンルームですが・・
施工後20回以上雨漏り修理を行ったが、いまだに改善されないとの事で当店にご相談がありました。

サンルームは通常の屋根とは勝手が違い、屋根からの光の採り入れを考慮する必要があるため、雨漏り修理と併用してどう対策するか！？が重要なポイントとなる現場でした。

今回のサンルームは、メーカー品ではなくDIY仕様のサンルームでした。

屋根に設置されていたのはアクリル製の平板パネルで、複数のパネルが繋がれて施工されているのですが、雨漏りを起こしているのはパネルとパネルの継ぎ目部分ですね(>_<)

メーカー品であれば、立上りの桟・パッキン・性能を考慮した押さえ材などで雨漏り対策がなされていますが、おそらく対策が不十分だったことが考えられました。

今回の対象屋根は採光を考慮する必要があるため、不具合＝即雨漏りに繫がってしまいます。

今回の課題は、DIYの屋根・雨漏りを止める・防水紙使用不可・採光を考慮・極力費用を軽減する工事法を検討しなくてはならず、いつもはその場で凡その回答をしますが、今回に限っては社に一度持ち帰らせて頂き、工事スタッフとあれやこれやと工事法を検討させて頂きました(^_^;)

現場調査時の記事▶北茨城市で修理後も雨漏りを繰り返すサンルーム屋根を調査

今回は、施工完了時の風景から、どこをどうして？なぜそうしたのか？？と解説していきます。

先ず、屋根から光を採り入れる為には透明な屋根でなくてはなりませんが、継ぎ目は極力作りたくない！

そのため、横方向の継ぎ目を重ねる事が可能な波板をチョイスし、メーカーさんに依頼して特別寸法で波板を作って貰いました(^o^)丿

★市販品では12尺（3,600㎜）が最長ですが、特別に4,300㎜を用意しました★
★波板素材はポリカーボネート製を用意し、屋根の強度も考慮してあります★

タテ方向は1枚物の特別寸法物とし、ヨコ方向は波状の山を重ねて対策して平部からの漏水を防ぎます。
市販品の平板パネルでは対策不可な芸当です(^o^)丿

傘の下には厚手の防水用パッキンも入っているので、漏れの心配もありません(^^♪

波板の凹凸と雨仕舞板金の隙間には、スポンジ状のパッキン面戸を取付けて吹込み対策も万全です。

パッと見ではわからないと思いますが、随所にそれぞれ雨漏り対策を施してあるんです。

今回の波板は、この建屋に使う為だけに作った特注サイズなので、通常よりも材料費も掛かりましたが、それでも他の屋根材と比べれば全然リーズナブルな価格だったと思います。

お施主様にも随所に施した雨対策を確認して頂き、ご納得の上でお引渡しさせて頂きました。

施工完了後に、お施主様から完工アンケートを頂いたので、少しご紹介しておきますね(^^♪

街の屋根やさん水戸店は茨城県内全域を対応エリアとし、北茨城市からのお客様のご相談も喜んでお引き受けいたします。

茨城県内であれば、ご相談・調査・計測・お見積り無料の看板に偽りはありません。

今回の現場は波板施工でしたが、瓦・スレートコロニアル・金属屋根・工場屋根等々
屋根工事の事は当店にお任せください！懇切丁寧に対応させて頂きます＼(^o^)／

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