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ひたちなか市の瓦屋根を地震にも強い軽量ガルバリウムで葺き替え
ひたちなか市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
築23年のモニエル瓦の一部が破損してしまい、
修理をしなけばならないと考え、
瓦の素材を始め
多方面に渡りいろいろ調べました。
3社さんから見積もりを出してもらい、
当初は塗装工事を希望していましたが、
施工実績が豊富だった
街の屋根屋さん水戸店さんにも見ていただくことにしました。
提案が適切だったことと、これまでの実績
を踏まえて
葺き替え工事をお願いすることにしました。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間(足場設置~解体完了まで)
- 築年数:築23年
- 使用材料:スーパーガルテクト(Sシェイドワインレッド)・改質アスファルトルーフィング・樹脂製垂木・ガルバリウム製加工板金
- 保証年数:塗膜15年保証・赤さび20年保証・穴あき25年保証・施工10年保証
ひたちなか市 / 葺き替え / モニエル瓦▶スーパーガルテクト
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
ひたちなか市で行っていた屋根葺き替え工事が完了しましたのでご報告いたします。
葺き替えは古い屋根を撤去し、新しい屋根に作り替える工事法で、屋根のイメージを一新するとともに、軽量化や耐久性などの付加価値もプラスされます。
今回の付加価値は、『屋根を軽量化する事で地震にも強くなる』『超耐久屋根材なので安心』
まずは、既存屋根材と新しく葺き替える屋根材を比較してから始めます!よろしくお願いします(^o^)/
関連記事▶屋根葺き替え工事を詳しく解説します
【屋根材】 |
モニエル瓦 |
【素材】 |
乾式コンクリート瓦 |
【1㎡重量】 |
約43㎏ |
【お手入れ】 |
屋根塗装・棟漆喰メンテ |
【耐用年数】 |
20年~30年※メンテナンス次第 |
【その他】 |
既に廃盤で入手困難 |
新:スーパーガルテクト Sシェイドワインレッド(2022年1月から販売の新色)
【屋根材】 |
スーパーガルテクト |
【素材】 |
エスジーエル鋼板 |
【1㎡重量】 |
約5㎏ |
【お手入れ】 |
屋根塗装・棟板金メンテ |
【耐用年数】 |
30年超※メンテナンス次第 |
【その他】 |
メーカー長期保証付き |
対比すると一目瞭然!
特に屋根の重量は約1/8になり、頭が軽いと地震による横揺れも軽減します(^^♪
地震大国日本!年々巨大化する台風などの自然災害対策も加味しているのが昨今の屋根工事です!
屋根のメンテナンスの時期には、皆様も一呼吸置いてじっくりお考え下さいね(^^)/
では現場調査の様子を少し振り返りつつ、実際の葺き替え施工に入っていきたいと思います。

降り棟際のモニエル瓦の脱落

谷板金際のスレート屋根材の破損
調査時は実際に屋根に登り、まず視界に飛び込んできたのは
瓦の脱落と屋根材破損です。
屋根材の破損は、平坦なところよりも凹凸部などの緩衝部で発症することが多いのですが(風雨の当たり方の違いなども影響)、脱落や破損を起こしているのは正に凹凸部に緩衝する箇所でした。

また、棟漆喰にはひび割れも無数に発生しており、劣化が進行していることがうかがえます。
モニエル瓦は塗装でのメンテナンスを行うことができますが、今回の現場で塗装を施す場合は、同時に棟漆喰の取り直し工事や破損屋根材の補修も最低限必要な状態でした( ;∀;)
そこまで費用を掛けても・・・耐用年数を鑑みると・・・塗装では費用がもったいない!?
屋根を葺き替える前に、まず
既存のモニエル瓦を撤去します。
工事前に足場を設置し、屋根材を解体する際に近隣のお宅に埃が飛ばないよう、防塵シートも取り付けます。

屋根面が接合する棟から解体

解体した棟の近くの瓦を撤去
屋根の解体は通常頭頂部から行いますので、まず屋根と屋根が合わさった棟瓦から着手します。
解体された棟の近くの平部の瓦もどんどん剥がしていきます。
調査時に不具合が見つかったドーマーの平板化粧スレートも取り除きます。
瓦が滑り落ちないよう上方から手際よく解体し、屋根の先端の軒先まで外し終えました。
解体した古い屋根材は
フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)へ袋詰めします。
フレコンバッグは約1トンの重さに耐えられる丈夫なもので、1枚でもかなりの重量があるモニエル瓦を詰め込んでも破れてしまう危険性はありません。
地上へ降ろす時に活躍したのは、
クレーンが装備されたユニック車です。
当店では解体作業を行う際は、粉塵飛散対策として「屋根材等の廃棄物を袋詰め→クレーンで運ぶ」を実践しています。
業者さんによっては、トラックの荷台にそのまま投げ入れる場合もあるようですが…。
騒音や埃等を極力抑えることは近隣にお住いの方々へ配慮と考え、屋根材の降ろし方も拘りを持っているんです(*^^)v
使用する防水紙は、20年超の耐久性を持つ
「改質アスファルトルーフィング」です。
屋根は下から「野地板→防水紙→屋根材」という構造になっていますが、葺き替える際は下地となる野地板の確認も大切です。
傷んでいる場合は、張り替えもしくは増し張りといった補強が必要になりますが、今回は想定よりも状態が良好だったため、温存することにしました。
当店は葺き替える屋根材の耐用年数を考慮して、寿命が近い防水紙を使用しています。
今回はスーパーガルテクトへの葺き替えになりますので、改質アスファルトルーフィングを選びました。
屋根材の解体時とは逆に、防止紙は軒先から棟に向かって貼っていきます。
施工のポイントは、防水紙同士に隙間ができないように重ね幅を十分に取ることです。
そして、屋根と屋根が接合する棟はさらに二重に敷き込みます。
ドーマーのように
屋根から突出している部位は雨漏りのリスクが高いため、特に注意が必要です。
形状に合わせて貼り重ね、雨仕舞(あまじまい=建物内に雨水が入り込まないようにするための仕組み)をしっかり行うことが、とても重要になります!
ちなみにこのドーマーは、ベテランの職人が数時間かかって仕上げました(^-^;)
屋根全面に防水紙を敷き詰めたので、葺き替え前に雨が降っても安心です。
使用する屋根材は、アイジー工業の
スーパーガルテクトです。
従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えたSGL(エスジーエル)鋼板が用いられたスーパーガルテクトは、耐食性(錆に強い!)に優れ、進化したガルバリウムと言われる人気の屋根材です。

屋根をリフォームする時は、屋根の色を変えるチャンスでもあります。
以前と異なる色にした場合、家全体の印象も変わってくるので、色選びは楽しみの一つですね(*’▽’)
屋根の葺き替えを行う前に、軒先とケラバに水切り用の板金を取り付けます。
「唐草板金(からくさばんきん)」と呼ばれるもので、雨が降った際に屋根から流れてくる雨水を雨樋に誘導しする役目を持っています。
屋根材の裏側に雨水が回らないよう、まず小口の浸水対策を万全にします!
防水紙と同様に、スーパーガルテクトの屋根材を軒先から順に施工します。
屋根からの落雪を防止するための羽根付き雪止めも一緒に設置しました。
棟の部分は屋根の上で角度を合わせて切り出し、その場で加工していきます。
スーパーガルテクトは、上下の屋根材の端がぴったりとはまるように嵌合(かんごう)させて納めます。
嵌合式の屋根材は高い製造技術が求められ、側面からビスで留めるタイプの外国製品よりも耐風性が高いと言われています。
※嵌合式=はめ込み式の意味で、上下の屋根材を引っかけ(はめる)合せることで屋根が一体化します※
問題のドーマーも、防水紙と同様にかなり時間をかけての施工となりました。
予定をしていた日は雨が降ってしまい翌日に順延…( ;ㅿ; )
1日遅れた分を取り戻すべく、また天候が崩れるとの予報もある中、2人がかりで集中して臨みました。
天気予報通り途中からパラパラと雨が落ちてきましたが、本降りになる前にぎりぎりで間に合いました。
施工途中の様子をもう少し詳しくお伝えしたかったのですが、作業に没頭していたので写真がほどんどありません…それでも満足できる仕上がりとなりました(*^-^*)
元々決まった形がないドーマーは、屋根工事の中でも難易度が高い箇所の一つです。
それぞれのお客様宅に合わせた葺き方が必要となり、当店では熟練の板金職人が対応しています。
スーパーガルテクトの屋根材を頂点部まで葺き終えるたところで、棟の取り付けに入ります。
棟の下地には従来の木材ではなく、腐食しない樹脂製の貫板(ぬきいた)を用います。
棟も雨漏りのリスクが高い箇所になりますので、屋根材との接地面にも折り返しを設けた板金加工を施し、漏水対策を行いました。

棟包み板金は継ぎ目の重ね代にしっかりコーキングを打設して重ね、下地用の樹脂製貫板にステンレスビスで固定して完成です!
これで全ての工事が終了しましたが、最後にもう一つの作業を行います。
最終チェックを兼ねた屋根の拭き上げ清掃です。
施工中に残された作業跡や、その他の汚れを掃除シートを使って綺麗に落とします。
後はお借りした庭先や駐車スペースの清掃を済ませ、これで無事お引き渡しとなります。
今回のひたちなか市の現場は、足場設置から解体完了まで
施工期間は10日でした。
3月にお客様からお電話でご相談を寄せられて以降、お引き渡しまで1ヶ月半ほど携わったことになります。
この間お客様と対面でお話したのは、合計しても1時間程度です。
お客様と実際に顔を合わせて会話した凡その時間
①現場調査時(挨拶と屋根についての聞き取り) 約20分 ※計測・屋根調査40分
②契約締結時(契約書の内容の説明) 約20分 ※この時だけは室内で行いました※
③工事開始前時(工事挨拶と職人の紹介・近隣宅へ配布用の案内文の確認) 約5分
④屋根工事完了引き渡し時(完了の御挨拶と施工後の完了書類受け渡し) 約10分
その他の連絡方法として、主にメールを使用しました。
お見積りの提出から工事完了まで、20回以上やり取りした中から一例をご紹介したいと思います。

【お願い】
1.行き違いや送信ミスを防ぐ為、『受け取り済』等のメール返信を頂けると助かります。
2.見積り期限内に、最終的な合否だけはお伝え頂けると助かります。
ご質問などもお受けいたしますので、何かございましたらお気軽にメール・お電話を頂戴できればと思います。
ご検討宜しくお願いいたします。
POINT見積書をお送りした際に、担当者が末尾に添えた一文です。お客様に些細な点でも質問していただけるよう、当店ではこのような対応をしています。

足場のネットですが、たたんで頂くことは可能でしょうか?
昨夜から風が強く、足場の外壁との支えが、外壁にあたり、結構うるさいです。
天気予報によると、まだ、風の強い状態が、数日続くようです。
POINT施工中に防塵シートについてのご指摘をいただきました。翌朝お客様担当者が現場に急行し、風が治まるまでシートを畳み、その旨もお客様にお伝えしました。

毎々、お世話になっております。
本日は、屋根清掃を実施頂きまして、有難うございました。
写真も拝見しまして、綺麗な仕上がりに、大変満足しております。
今後、地震や台風でも、安心できそうです。
POINT施工後の報告と、完了画像をお送りした後にいただた返信です。こういった嬉しい言葉を文面で拝見すると、ほっとすると同時にとても励みになりますね!
工事を行ったお宅は日中ご家族が不在になるため、随時このような連絡方法を取り、返信時には必ず進捗状況をお知らせする写真も添付しました。
新型コロナウィルスの収束が見えない現在、対面でのご相談を控えられるお客様も多い中、
『電話では言いにくいが、メールなら気軽に質問できる』『お互い時間を気にせずやり取りができる』と、お客様にはかなり評判がいいんですよ(*^-^)
「工事期間中は家にいないと…」ということはありませんので、いつもの生活スタイルを変えず、家が変わっていく様子を皆様も楽しんでいただけたらと思います
(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

モニエル瓦からスーパーガルテクトへの葺き替え工事をお届けしましたがいかがでしたか?
今回使用したアイジー工業のスーパーガルテクトは、『塗膜15年保証・赤さび20年保証・穴あき25年保証』のメーカーの長期保証付きです。
これから長くお住いになるお客様にとって、安心できる嬉しい特典です(°∀°)/
施工後は、お客様から大変ありがたいお褒めの言葉を頂戴しました。
実際のアンケート➤ひたちなか市のお客様の声
一生に幾度とない貴重な屋根工事のタイミング!当店をお選び下さり感謝申し上げます。
U様、この度は屋根工事のご用命いただき誠にありがとうございました!

今回のような屋根葺き替え工事は、築後25年~35年が圧倒的に多い経年数ですが、屋根材の種類・状態・使用したい期間・予算によってもお客様が選択される工事法は異なります。
『我が家の屋根はどんな工事がいいの?』『修理で間に合うかしら…』等々
お客様からお話しを伺いながら、最善策をともに考えていければと思うのが当店のスタッフたち(^^♪
屋根のメンテナンスをご検討の際は、ぜひ街の屋根やさん水戸店も仲間に入れて下さいませ。
無料点検➤街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
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E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
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電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5

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