今回の現場は、雪止め設置相談時の現場調査で、棟瓦の固定具であるビス打ち数不足も見つかったため、同時に棟瓦へのビスの増し打ちも行いましたよ。

先ずは雪止め施工の様子からご報告いたしますので、是非最後までご覧ください！

雪の重みや凍結した雪の落下は、テラス屋根やカーポート屋根の破損、車の屋根やボンネットを凹ますほどの威力なので侮れません！

雪止めを一度設置すれば安心感も倍増です！気になる方はご検討下さいね(^^♪
関連記事▶落雪被害を防ぐ雪止めは後付け設置が可能です！

今回の現場で使用されているのは三州野安さんのセラフラットⅢで、上下の瓦が爪状のロック機能によって固定されているタイプの平板防災瓦です。

また、全数釘打ち固定も行われているので、安易に持ち上がらない屋根瓦！
しかし、そんな瓦屋根でも後付け用の雪止め金具があるので問題はありません(^^)/

那珂市のお客様は『黒』の雪止めを選ばれましたが、他にも緑・茶・銀色もあります。

では、殆ど持ち上がらない平板瓦にどの様に設置するのか！？
画像で解説していきますね(^^♪

この作業はコツを掴めば簡単なのですが、初めて行う方には少し難しい作業です。
引っかけてコジル！！がコツと言えばコツですが・・・

力加減が弱すぎると入らず、強すぎるて失敗すると瓦を傷つけてしまいますが、そこは当店スタッフの熟練の技が光る所！！簡単に設置していきます＼(^o^)／

この部分に、後付け雪止めの爪を引っかける事で、先ずは脱落しない状況を作ります！

この状態でも安易に脱落はしませんが、積雪時には雪止めにも大きな負担が掛かるので、次はボルト固定を行っていきます٩( ”ω” )

忍びこませた爪と固定用のステーで上下から瓦を挟み、ボルトで締めれば積雪にも負けない固定力になります！

この作業は傾斜の屋根上で行っている作業で、ボルトを締めすぎると瓦自体が破損してしまうので、雪止め設置はプロに任せるのが一番だと思います＼(^o^)／

【後付けタイプの雪止め設置の費用（30坪程度の住宅の場合）】
スレートコロニアルや安易に持ち上がる瓦だと6万円～15万円程度、今回のようなボルト固定式だと材料費が嵩むので1.5倍程度の価格帯になるので参考にして下さい。

あそこが壊れた・・・ここも壊れてる・・・凹んでしまった・・・
と出費を重ねるよりも、事前対策を施した方がで結果的に出費も抑えられますね(^^♪

先ずは雪止めが完了したので、最後に棟瓦の施工状況を掻い摘んでお伝えします！

棟瓦には2本で止められるように2穴が用意された棟瓦ですが、実際に打たれているビスは1本で、その1本も浮きが生じてきていました。

実は屋根に登ると良く見かける光景で、職人さんによっては『1本で十分』なんて言う人もいますが、御覧の皆様はどう思われますか・・・？
という事で、浮きビスの増し締めと、ビスの増設を行います＼(^o^)／

隣接する棟瓦と重なっているにせよ、固定具が全く施工されていない棟瓦が・・
もはや、何も言う気も起りません・・・( ;∀;)

屋根に登ったついでじゃないと、中々できない作業です！
今回の那珂市の現場は雪止めの設置依頼で伺いましたが、そこはやっぱり屋根業者なので職業柄見て見ぬふりはできませんでした(;^ω^)

増し締めと違い、部材もかかり工程によって時間も掛かるため『￥11,000』は請求させて頂きましたが、お客様には大変喜んで頂けました(#^.^#)

お客様とは、初訪問時と作業前に少しお逢いしただけで、その他はラインでのやり取りでしたが、アンケートに嬉しいお言葉を頂いたのでご紹介します！

【お客様からのアンケートから抜粋】
親切、丁寧な対応で、屋根の状態もよく見て下さり、金銭面にも配慮して下さったり、急な仕事の依頼にも親身に対応して下さったことはありがたいです。

関連記事▶雪止め施工を行った実際のお客様からのアンケート

しかし、だからと言って無理に施工部位を増やす事はせず、お客様にとって『必要な物』はプロとしてアドバイスさせて頂いています。

『家の屋根にも雪止めが必要？』『家の屋根は大丈夫？』と考えた方は、街の屋根やさん水戸店へ是非ご相談くださいね。

全てのお客様に分け隔てなく、親切丁寧に対応させて頂きます(^^♪