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高萩市のシート防水工事が完了!雨漏りリスクの高い部位も解説
【工事のきっかけ】
雨漏りが発生し、想定される部分を自分で補修して取り合えずは治まりましたが、築年数が18年である事や三階の防水シートに必要以上の浮きもあったため、防水工事を決心し複数社に見積もりを依頼しました。
その中の一社が街の屋根やさん水戸店さんで、沢山の施工事例が載っていて安心できました。
また、見積りには直接社長さんが来てくれたのですが、人柄が素晴らしく、費用面もざっくばらんに話が出来たことも好印象でした。
※2023年9月18日更新
基本情報

- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:実働13日間
- 築年数:18年
- 使用材料:サンタックIBシート・絶縁シート・積層鋼板・改修用ドレン・押えディスク・コーナーパッチ
高萩市 / シート防水絶縁カバー / 2階ベランダ / 3階バルコニー
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、高萩市で行っていたシート防水工事が完了したのでご報告いたします。
今回の現場は3階建て住宅で、2階と3階部分の防水工事を行いました。
防水工事は専門性が高く、一般の方には聞きなれないワードが沢山ありますが、少しでも分かり易くするために簡単なワードに置き換えながら解説しておきますので、最後までお付き合いくださいね(^o^)丿
先ずは、施工前のシート防水の様子をおさらいします。

2階はジョイントタイルが敷きこまれ、家庭菜園を楽しんでおられたスペースです。

どぶ溝部分の補修跡

排水ドレン部への補修跡
ベランダからの雨漏りで、原因となる一番の場所はどぶ溝と排水ドレンです。
そしてその部位は、お施主様自らが補修を行っており、今は沈静化していました。
雨漏りが発生した場合は応急処置で急場を凌ぎ、根本からの解決を探るのが得策です。
【応急処置】と【根本からの解決】は別物だと考える事が大切です(^o^)丿

次は3階部分のシート防水を確認します。
3階部分は、2階部と比べて酷い雨漏りにまでは進展していませんでしたが、ご主人様がとても気にされている箇所がありました。

見た目でも異常に浮き上がっている。

シートを捲ると、ビスが跳ね上がっていました。
シート防水の浮きは、その殆どで経年劣化が関係しています。
シート防水は、外気温の変化で膨張と伸縮を繰り返しており、経年劣化で下地とシート防水の密着度が低下し水蒸気による膨れや浮きなど様々な症状が現れます。
画像のようなビスの跳ね上がり症状もその一つで、メンテナンスのサインです。
シート防水は防水性の高い商品ですが、不具合=雨漏りに繫がりやすい防水でもありますので、症状に気づいた時には早めのメンテナンスをご検討下さい(^o^)丿

今回は、絶縁工法での施工なので既存シート防水の上に絶縁シートを敷きこみます。
この絶縁シートには防水性はありませんが、シート自体が碁盤の目のようになっており、この上にシート防水を施工する事で通気層が確保できるようになっています。

立上り部は積層鋼板を使用してしっかりビス止め固定します。
因みに、絶縁工法と相反するものに密着工法と言う工法があります。
密着工法は、その名の通り下地に直接密着させる工法で、工期が早い・価格が安い・狭小部位への施工が可能などの特徴があり、主にウレタン防水で使用される工法です。
関連記事▶防水工事の種類や工法を詳しく解説します!
排水用のドレンに設置する改修用ドレンです。
改修での防水工事を行う際に、既存の排水ドレンを施工し直すと費用が嵩むため、既存の排水管に改修用ドレンを差し込みます。
施工する際には排水の逆流を防ぐ為に蛇腹ホースを長めに取り、排水の縦方向まで十二分に落とし込むことが大切です。
先ずは土間部分からシート防水を敷き込みます。
シート防水は、今回使用した塩ビ製のシート防水の他にゴム製もあります。
価格はゴム製のシート防水の方が安価ですが、塩ビ製のシート防水の方が耐久性があるので一長一短があります。
防水工事は、既存の防水仕様や状態、建築形状によっても選択できる防水工事が変化する為、防水工事を検討した場合は専門の業者に相談して下さいね(#^.^#
今までは土間の施工でしたが、ここからは立上りの施工風景です。
立ち上がり部は土間と比べて、雨漏りのリスクが高まる部位です。
その為、接着には500℃以上の温風を発するライスター熱風機を使用して塩ビシート防水を部分的に溶かし、熱溶着して接着を行います。

これは、角である入隅や出隅に使用するパッチと言う部材です。
建築物で雨漏りのリスクが高い部位は、部材と部材の継ぎ目である接合部分です。
シート防水工事でも例外ではなく、直線的に敷きこまれたシートの継ぎ目である入隅や出隅部分には継ぎ目が出来てしまします。
そしてそんな部位に活躍してくれるのが、このパッチと言う部材です。
このような細かい部分も、ライスター熱風機を使用して溶着します。

更に、パッチの縁は液体シールで処理し、万全な漏水対策を施しました!
この様な部分は職長自らが行い、土間よりもかなり時間を掛けて行っていました。
これも、雨漏りリスクが高い部位を知り尽くしているからこその作業ですね(^o^)丿
土間のシート押えは、塩ビ鋼板ディスクを使用した機械固定式でします。
機械固定式はディスクを使用した固定法ですが、先にディスクを融着してシート防水を施工する方法と、今回使用した後付けディスク固定法があります。
先融着は意匠性には優れていますが、今回のように後から固定する機械固定法は、耐風圧性能が高い利点があります。
今回の高萩市の現場は、海に近く風当たりの強い住宅なので後付けを採用しました!
施工は、立地環境や建築環境によっても採用判断は異なります。
シート防水での施工をご検討のお客様は参考にして下さいね(^o^)丿
最後に、立上り目地へのコーキング打設です。
コーキング打設前には、基材とコーキング材を接着させるためのプライマーを塗布しますが、乾燥時間(気温にもよりますが20分~60分)をしっかり設ける事が大切です。
素材性能を十分に発揮させるためには、要領を遵守する事が大切です!
早い事が全て良い事ではないので、お客様も余裕をもって見守って下さいね(^^
施工完了まで実働13日掛け、全ての工程が完了したのでお引渡しです。

完成後のお引渡し時に、ご主人様から他社さんの見積書を見せて頂きましたが・・・
防水工事の内容は違えど、正直当店の方が施工費用は高かったです。
ではなぜ、当店をご選択いただけたのか??
『私が気になっていた場所を日を改めて確認してくれた事で納得できた!』
と仰っていただき、担当者としてこの上ないお言葉を頂戴いたしました。
関連記事▶高萩市のお客様から頂いた直筆のアンケート
また、これは帰りしなに『これお土産に持っていきな』と頂戴したリンゴです。
いただいたリンゴは3種類の品種で『どれが美味しいか食べ比べてみて下さい』
と言われたので家に持ち帰り、さっそく家族で食べ比べてみましたよ!
結果は、ジュースにしかならないリンゴ2票・フジが2票でした(;^ω^)
※高萩市のお客様には伝わると思います(笑)

H様、この度は何かとお世話になり誠にありがとうございました。
今後も、家屋でのお困り事がありましたら、お気軽にご相談ください。
また、長く通わせて頂いた防水職人からも『H様に宜しくお伝え下さい』との事です。
この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。
この度は『街の屋根やさん水戸店』へのご用命ありがとうございました。

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