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新居浜市でモニエル瓦ホームステッド屋根のケラバを屋根補修しました
新居浜市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
以前、新居浜市で屋根葺き替えと外壁塗装のリフォーム工事をさせていただいたリピーター様より「車庫の瓦が落ちそうになっているから屋根修理見積りしてほしい。」とのお問い合わせをいただきました。
まずは現地に急行してお困りの屋根状態と原因を調査して適切な修理方法を屋根修理見積りします。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:5日間
- 築年数:築35年
【新居浜市・屋根補修工事】リピーターさまよりお悩み相談
以前、お住いの屋根と外壁のリフォーム工事でお世話になった新居浜市にあるこちらのお住い。今回は隣接する車庫の屋根のお悩みでした。
【新居浜市・屋根補修工事】ケラバの袖瓦がズレて落ちそう
切り妻屋根形状の屋根で、モニエル瓦のホームステッドを施工した屋根です。
モニエル瓦は1970年代~80年代にかけて人気をはくした輸入品の瓦屋根です。ヨーロッパで広く普及している瓦なので、洋風なフォルムでかつ色のバリエーションが豊かなのが特徴です。
陶器ではなくコンクリートでできた瓦で、日本では1973年から日本モニエルという会社が代理店となり取り扱っていましたが、2010年に日本モニエルはなくなり、現在、モニエル瓦は廃盤となり生産されていません。
屋根の端部のケラバにはL字型の「袖瓦(そでかわら)」が施行されますが、この袖瓦の一部がズレて落ちそうになっています。屋根の上にあがって状態を確認します。
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「屋根の各部位の名称」
【新居浜市・屋根補修工事】瓦の隙間から木下地の腐食を確認
袖瓦のズレで生じた隙間から内部を確認すると木下地が確認できました。この木下地へ袖瓦を釘留めするようになっています。
この袖瓦は側面の釘穴から釘留めしており天端は釘穴のままです。
瓦の隙間から見える木下地は腐っていて、袖瓦の釘が効いておらず危険な状態です。
このままでは瓦が落下して危ないので、ズレて落ちそうになっている袖瓦を解体します。ケラバの破風板の傷んでいる部分を切り取って撤去すると、瓦下の木部が露出します。雨水の侵入で木部が腐ってボロボロになっています。
これは袖瓦を留める釘を雨水が伝って侵入したことと、天端の釘穴から入った雨水による雨漏りが原因です。
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「雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ」
袖瓦を解体したところから雨水が侵入しないようにシートで雨養生をします。これで屋根補修工事にはいるまでに雨が降っても大丈夫です。
【新居浜市・屋根補修工事】適切な屋根補修工事をご提案
以上で屋根調査の終了です。袖瓦の釘穴から雨水が侵入し木部を腐らせたことで釘が効かなくなって袖瓦がズレて落ちそうになっています。
今回ご提案する屋根修理の内容は、腐った木部を部分的に撤去して新しい木下地をつくり、元の袖瓦を雨水が侵入しないように復旧します。
お客さまにも修理見積りの内容を納得していただき、屋根補修工事をご依頼していただきました。
【新居浜市・屋根補修工事】安全作業のため仮設足場の設置
安全に屋根下地工事するために作業箇所の周辺に仮設足場を組み立てます。作業内容を考慮して適切な位置に作業床を設置します。
仮設足場にもいくつか種類があり、簡易的に設置できるビケ足場を使用します。今回工事する車庫と隣の家との隙間は狭く限られたスペースで気を付けて足場を設置します。
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「狭小地での屋根工事、屋根リフォーム、足場の仮設は大丈夫?」
【新居浜市・屋根補修工事】屋根下地工事のため周辺瓦の解体
腐食した木部を解体する為に周辺の瓦を解体しました。瓦下には雨水が雨漏りするのを防ぐ防水紙があります。
この防水紙が劣化して雨漏りを防ぐ防水性はありません。防水紙の表面には雨水の侵入による雨漏りの痕跡がありました。
【新居浜市・屋根補修工事】構造用合板で新しい屋根下地つくり
屋根の最重要部分でありながら、それほど目にする機会もなく、耳にすることもないのが野地板です。表面の屋根材、その下の防水紙、その下にあるのが野地板で、防水紙や屋根材の土台となっていることを考えれば、かなり重要な部分であることはお分かりになると思います。
また、メンテナンスしにくい位置であり、手を入れる機会が限られていることも理解できると思います。だからこそ、メンテナンスをするチャンスがあった場合は必ずお手入れをしてあげなければいけない部分なのです。
腐食した野地板と垂木の一部を解体撤去して、新しい垂木へ交換し構造用合板で新しい屋根下地をつくります。
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「野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分」
こちらの屋根は切り妻屋根形状で屋根の端にはケラバと呼ばれる部位があり、ここには風雨から建物の木部を守る破風板があります。
破風板の一部が雨漏りにより腐っていたので、部分的に切り取って撤去しました。
新しく杉材の破風板を取り付けます。後で表面を塗装してしっかりと保護します。
関連ページ
「屋根のプロが教える!破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法」
夕方をむかえあたりが暗くなってきたので本日の作業はここまでで中断します。
雨が降っても雨漏りさせないようにシートで雨養生します。
【新居浜市・屋根補修工事】耐久性に優れる防水紙と瓦桟木で安心!
翌日、作業の続きを再開します。新しく作った構造用合板の屋根下地の上に防水紙のゴムアスルーフィングを張ります。これで瓦下に入った雨水が雨漏りするのを防ぎます。
つぎに瓦の寸法にあわせて瓦桟木を取り付けます。耐久性の高い防腐剤を注入した特注品で、瓦裏の詰めをひっかけて瓦がズレる心配はありません。
【新居浜市・屋根補修工事】ケラバの袖瓦の固定は安心のパッキン付きステンレスビス
ぎにモニエル瓦ホームステッドを施工します。平部の瓦はステンレス釘で固定し、屋根の端部のケラバにはL字型の袖瓦を施工します。
パッキン付きビスで木下地に固定します。ビス頭についたパッキンが雨水の侵入を防ぎます。
【新居浜市・屋根補修工事】修理した破風板と母屋も塗装して安心
今回補修した破風板と母屋の表面を塗装します。「風を破る」と書いて「破風」です。とても格好良い名称と感じられるのは私だけではないはずです。その名称の通り、風がお住まいに悪い影響を与えないようにするという重大な役割を担っています。
木材そのままでは腐食するので表面を塗料で保護して耐久性を高めます。
以上で屋根補修工事の完成です。傷んでいた野地板と破風板を屋根下地工事で丈夫なものに生まれ変わり安心です。
雨漏りを直すには雨漏り調査でしっかりと原因を特定して適切な修理工事を検討することが重要です。
雨漏りや屋根のお困りごとや屋根下地工事のご相談は屋根工事専門店「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
国家資格の「1級かわらぶき技能士」「屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフが責任をもってサポートします。
無料相談や無料見積もりをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
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