【四国中央市・屋根カバーリフォーム】やまじ風で棟板金の飛散

こちらが今回お問合せをいただいたお住いです。築36年の二階建て住宅で屋根はスレートのコロニアルが施行されています。やまじ風により2階の隅棟の棟板金が飛ばされる被害をうけています。

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2階の屋根なので最初は気づかなかったようですが近くにお住まいの方の庭に棟板金が落ちていて教えてくれて屋根の被害が分かったそうです。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】棟板金が隣家の庭に

こちらが近くにお住いの方の庭に飛ばされた棟板金です。下地の貫板と呼ばれる木材も一緒に飛ばされていました。強風に煽られて飛ばされる棟板金は非常に危険です。人に被害がなくて安心しました。

飛散した棟板金と貫板を回収します。貫板は経年劣化で木本来の油気を失い脆く弱くなっていました。木下地の貫板が劣化することで棟板金を固定する釘の保持力が弱くなり強風で飛ばされたようです。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】棟板金を留める釘の浮き

今回飛ばされた棟板金は2階屋根の4本の隅棟のうち1本でしたが、他の隅棟の棟板金も点検すると留めてある釘が浮いています。
釘の浮きは棟板金の固定力を弱めるので見逃すことはできません。ではなぜ釘が浮くのでしょうか？

これは気温による金属の伸縮により、棟板金が膨張と収縮を繰り返すことで貫板に固定した釘が浮くことがあります。
その他にも風の影響により棟板金が浮くことで釘も追従して浮きます。
また木下地の貫板が劣化することで釘の保持力がなくなっていることも原因のひとつにあげられます。

今回、被害にあわなかった棟板金も釘が浮き固定力が弱まっているので飛散する恐れがあります。
早期の棟板金修理が必要です。

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【四国中央市・屋根カバーリフォーム】雨養生で応急処置

棟板金が飛ばされた隅棟を応急処置として雨養生します。
雨養生はあくまでも応急処置ですので、なるべく早期の屋根修理工事が必要です。

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「屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置【雨養生】」

雨養生は高所作業ですので、お客様がご自身でされるのは危険です。絶対にやめてください！
屋根のお困りごとは私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】屋根の苔は放置してはいけません

それでは屋根全体の点検調査をしていきます。
まず気になるのは軒先に溜まった苔。これは水分がある証拠です。水切れが悪く雨水が停滞しているのです。
屋根に発生する苔やカビ・藻は屋根材の劣化を促進させるので放置は絶対にダメです！

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「屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ」

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】コロニアルはメンテナンスの必要な屋根材です

こちらの屋根材はスレートの「コロニアル」と呼ばれる屋根材で10年に1度の屋根塗装メンテナンスの必要な屋根材です。
前回の塗装から10数年経っているとのことでコロニアル表面の塗装が劣化しています。
コロニアル表面の塗膜が劣化すると防水性が落ちたりコロニアルの基材が弱くなり割れなど破損にも繋がるので、早めの屋根リフォームが必要です。

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「屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる」

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】強風で壊れた屋根は火災保険も使えます

これで屋根の点検調査は完了です。
後日、調査報告書と屋根修理工事の御見積書を提出させていただきます。

今回は2種類の御見積書をご提案させていただきます。
一つ目は飛散した棟板金を修理する「棟板金工事」です。
二つ目はコロニアルが劣化しておりメンテナンスが必要な時期なので、新しい屋根材を被せる「屋根カバー工事」です。

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「現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法」

四国中央市・屋根カバーリフォーム】既存の棟板金を解体撤去

まずは棟の棟板金をとりはずします。棟板金は横から木下地に釘留めしているのでバールを使って釘を抜いて棟板金をとりはずします。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】棟板金の貫板の腐食

棟板金を取り外すと木下地の「貫板（ぬきいた）」と呼ばれる木材があらわれます。
棟板金を留める釘を伝って雨水が侵入していたことで貫板の木部が腐食していました。
貫板が腐食すると棟板金を留める釘の保持力が弱まり、「やまじ風」などの突風で飛ばされやすくなります。

傷んだ貫板も撤去してコロニアルだけの状態にします。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】軒先水切の取付け

軒先に軒先水切とよばれる専用部材を取り付けます。
この軒先水切に一段目の金属屋根を引っ掛けて施工していきます。

この軒先水切は常に雨水に触れるところなので耐久性の高いガルバリウム鋼板製のものを使用します。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】防水紙の施工

軒先水切を付けたら防水紙をコロニアルの上に施工します。
防水紙は屋根材の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な役割があります。

防水紙は耐久性と防水性に優れる改質アスファルトルーフィング（通称：ゴムアスルーフィング）を使用します。
これで防水性が格段にあがりました。

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「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】石粒付き鋼板屋根「セネター」

それでは屋根材を施工します。使用するのは石粒付き鋼板屋根「セネター」で屋根カバー工事します。
超軽量で災害に強く高い評判を誇るDecra SENATOR（デクラ・セネター）。さまざまな日本の住宅にマッチするスタンダードな色と風合いが特徴で、耐候性に優れた屋根材です。人気のガルバリウム鋼板と天然のストーンチップを施しているので塗り替えいらずのメンテナンスフリーの屋根材です。30年の材料品質保証と10年の美観保証がついています。

セネターは専用のビスでコロニアルを貫通し屋根下地にしっかりと固定します。セネター独自のインターロック工法は風速70m/sの耐風試験にも合格しており地震や台風などの自然災害にも強い屋根材です。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】棟板金の施工

平部の施工ができたら棟を施工します。こちらの屋根形状は寄棟屋根と呼ばれる形状で長い隅棟が特徴の屋根となっています。平部のセネター同様に棟板金の表面にも天然のストーンチップで保護されているので一体感のある意匠が人気のセネター。
棟板金を横から木下地の貫板にビスでしっかりと固定しました。

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【四国中央市・屋根カバーリフォーム】1階屋根のコロニアル屋根の棟板金はビス補強

今回は2階屋根のみの屋根工事の為、1階屋根は既存のコロニアル屋根のままです。
棟板金を留める釘が緩んでいたので強風で飛散しないようにビスで補強します。
木下地の貫板が古くなって傷んでいるかもしれないので通常よりビスを打つ間隔を小さくして多めにビス留めします。

【四国中央市・屋根カバーリフォーム】セネターでの屋根カバー工事の完成

これでコロニアル屋根をセネターで屋根カバー工事できました。
今回は2階屋根のみですが、セネターのストーンチップが生み出す美しい色調と共に、お住いを一層豪華に演出してくれます。
外観だけでなく、機能性も充実しており耐候性や断熱性・遮音性にも優れ自然災害にも強い安心・安全な屋根に生まれ変わりました。

屋根が色あせてきたや自然災害が心配というお客様は屋根工事専門店の「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
無料の屋根調査とお見積もりを行っております。もちろん四国中央市エリアにお住いの方も大歓迎です！

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