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奈良市川久保町の老朽化により崩れた瓦屋根の雨漏りを応急処置で補修
屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
奈良市川久保町にある実家で雨漏りが発生しました。
現在空き家になっている家ですが、荷物がたくさん室内にあるため、雨漏りによって傷むことがとても心配でした。
大阪に住んでいるので、そんなに大きな補修は考えていなくて、2~3年持つくらいの応急処置でとにかく雨漏りを止めてほしいと思って連絡しました。
点検に来て下さった担当の方が親身になって相談に乗って下さり、希望通りの工事をしてもらうことが出来ました。
雨漏りも止まっていて、とても安心しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日間
- 築年数:50年以上
- 使用材料:木材各種、構造用合板、防水紙、南蛮漆喰、コーキング、ガルバリウム鋼板
奈良市川久保町のお宅で、老朽化によって瓦屋根が崩れて雨漏りが生じているため、
修理してほしいとのご依頼があり、現地調査に伺いました。
平屋建てで
瓦屋根の
こちらのお宅はお客様のご実家だそうで、お客様ご自身は大阪にお住いなので現在は
空き家になっているとのことでした。
屋内に荷物があるので雨漏りを止めるための施工はしてほしいが、大きな工事はお望みではなく、2~3年持つ程度の応急処置でというお考えでした。
お客様のご要望をお聞きした上で、無料点検を行ないました。
瓦屋根に限らず、
屋根は垂木・野地板・防水紙・屋根材で構成されており、
屋根材の内部に雨水が侵入しても防水紙が基礎部分となる野地板や垂木への浸水を防いでくれます。
しかし、屋根のメンテナンスをせずに放置していると、屋根材の破損やズレなどが原因で雨水の侵入が増加してきます。
その上、年月の経過とともに防水紙が劣化し、十分な役目を果たさなくなってしまうと野地板への浸水が始まります。
すると、雨水が侵入して雨漏りが起こり、
野地板も垂木も木製であるので、腐食が進んでしまいます。
問題の屋根は、雨漏り
によって老朽化した
基礎部分が、瓦の重さに耐えられなくなり
崩れ落ちたようです。
内部から見ると、垂木が腐食して折れ曲がっているのがわかりますね。
通常であれば、屋根を一旦撤去して、屋根下地から新しくする工事をご提案する状態です。
ですが今回はお客様のご要望により、崩れた部分を撤去して最低限の基礎部分を作成し、応急処置での雨漏り修理といたします。
本来長方形であるはずの屋根の半分ほどが崩れ落ちて、変形しています。
このままでは、残った瓦もいつ落下しても不思議ではなく、とても危険です。
棟ののし瓦の一部がズレて破損していますね。
これも雨漏りに繋がっています。
屋根の形状は2つの切妻屋根が合わさったような複合タイプでした。
崩れた屋根とは別の屋根には天窓が付いています。
天窓は、屋根に穴を開けて設置するため、
雨漏りリスクが高くなります。
こちらの天窓は使用されていないようで、テープで養生されていました。
雨漏りの一因となっている天窓は、撤去して穴を
塞いでしまいます。
屋根材に瓦は破損して、粘土の赤色が見えているものが多数ありました。
こちらの瓦は釉薬瓦と呼ばれる粘土瓦の一種で、瓦型に成型された粘土に釉薬を塗布して焼くことで表面をガラス質で
コーティングするので劣化が少なく、
最も
長寿命な屋根材です。
ただし、
陶器瓦とも呼ばれており、お茶碗などの陶器と同じく
外部からの衝撃によって破損する事があります。
破損した瓦も雨漏りの一因と考えられます。
無料点検の様子についての詳細はコチラのブログをご覧ください。
➡
奈良市川久保町で空き家の瓦屋根が落ちて雨漏りしているとのご相談
基礎が崩れてしまった部分と同じ位置
まで瓦を撤去していきます。
こちらの屋根は、一昔前まで瓦屋根の施工方法として一般的であった土葺き工法で施工されていました。
そのため、瓦を撤去すると大量の葺き土が出て来ました。
崩れた基礎を切断し、新たに最低限の幅の
土台を作成しました。
瓦のずり落ちを防ぐために、軒先ずり止め処置を施しています。
最後の一列には軒先瓦を設置して、崩れた
瓦屋根の補修工事が完成しました。
破損した瓦には薄い板金を差し込んで、瓦の割れ目から雨水が入り込まないようにしました。
棟のズレたのし瓦は元の位置に戻し、破損部分はコーキング剤を
塗布しました。
使われていない天窓は撤去し、屋根の穴を塞ぎました。
撤去した瓦を差し込んで再利用し、どこに天窓があったのか分からないほど綺麗に仕上がりました。
最後に散水テストをして屋根の上で水を撒き、雨漏りが止まっていることを確認しました。
屋内の荷物の傷みを気にしておられたお客様も安心されたようです。
以上で雨漏り修理工事が完工しました。
雨漏り修理工事の詳細はコチラのブログをご覧ください。
➡
奈良市川久保町で瓦屋根の補修工事、使っていない天窓は撤去します
【今回の工事費用】
母屋の天窓周辺・小屋根応急処置
¥300,000(税込)
(内訳)天窓めくり・地作成・瓦葺き
軒先滑落部 撤去
軒先ずり止め
簡易軒足場設置
廃棄物処理費用・諸経費
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1
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