田原市で瓦葺き替え工事を行なった現場

数寄屋造りの素敵なお住まいの屋根リフォーム工事となりました。
今ではあまり見かけなくなってしまいましたね。
シンプルながら高級感が漂うのが数寄屋造りの特徴ですね。

2階屋根の葺き替え工事の様子

軒先の一文字瓦を違和感なく納めた2階屋根です。
詳しくは前回の記事をご覧ください。

【関連記事】▶︎２階屋根の工事の様子はコチラ！

1階屋根でも重要なルーフィング敷き

1階屋根でも重要なルーフィング敷きです。
仕上げの屋根材の裏側に回った雨水を室内に漏らさないために重要な工程です。

1階屋根のルーフィングには2階屋根と1部違う納まりがあります。
それは壁とぶつかる部分。

この箇所からの漏水は雨漏り修理のお問合せでも多いです。
何故多いのか？

①建築当時にはルーフィングが一般的では無かった
②知識不足による施工不良(立ち上げ不足）
③外壁工事業者との連携不足（外壁の防水シートとの取り合い）

などが挙げられます。

1階屋根でルーフィングと同様に重要な水切り

先ほども触れましたが漏水の危険が高い壁との取り合い。
2重3重4重で漏水を防ぎます。

1、ルーフィング
2、捨て水切り　←今はココの説明中です。
3、屋根材葺き
4、化粧水切り

順番も1→4となりますよ。

万が一屋根材の裏側に水が回り込んでも水切り、さらにその下にはルーフィングがあるので安心ですよね。

壁際の瓦の納め方　　熨斗のし瓦積み

壁際に熨斗（のし）瓦を積む前に、専用の防水テープでしっかりと雨仕舞いします。
吹き上げてくる雨にもしっかりと対応しますよ！

瓦葺き屋根の場合、外壁の下端を直線にする為、熨斗のし瓦を積みます。
2段もしくは3段積むのですが、何故1段では無いのか？

理由は雨仕舞いです。
瓦同士のジョイントからの水を下の瓦にうまく流す為。雨仕舞いの基本である、止める、流す、の流すですね！

〜雨仕舞いの参考写真〜

棟部も壁ものし積みの雨仕舞いの理屈は同じです。

お客様大満足のルーガ雅、一文字仕様

工事費用と保証は？

◉工事費用◉
３８０万円　　（１階屋根２階屋根　合計）
屋根面積：１３０㎡　　１階２階合計

◉保証◉
色褪せ１０年　　工事保証１０年

まとめ

お客様の想像を超えた仕上がりに大変ご満足頂けました。私どもも大変良い経験をさせていただいた思い出深い現場となりました。

また半年後、無料点検でお会いできることを楽しみにしています。
誠に有難うございました。

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