車による物損事故で瓦屋根が壊れてしまった現場

トラックに建物の先端を引っ掛けられてしまい破損してしまったお住まい。
立地は交通量の多い国道沿いで、以前にも一度同じ箇所を破損した経験があったそうです。

当然ですが放置することは出来ないため、調査依頼をくださり工事させて頂くこととなりました。

壊れた瓦屋根の修理内容

壊れた瓦屋根の修理内容は

・破風板の破損
・破風板の交換に伴う破風板の板金巻き
・破損瓦の交換
・破損雨樋の交換
・工事に伴う足場などの安全対策

となります。

破風板（はふいた）とは屋根の側面にある板状の部材です。
風雨や紫外線から建物を守る役割があります。

木材系・窯業系・金属系と種類があり、今回は木材に金属を巻いて保護してあるパターンでした。
窯業系も下地には木材が使われています。
今回のような物損事故の場合、どこまで取替えなければいけないかを現地調査で見極めなければいけません。（※特に隠れている部分の損傷など）

壊れた瓦屋根の修理の様子

破風板の交換

破風板を下地のある所で区切って必要な部分のみ取替えました。
後ほど触れますが、被害の無かった箇所の修繕は保険の対象外となるからです。

割れてしまった瓦も取替えます。

瓦の交換

瓦を削って隙間が無いように納めます。
隙間が空いていると見た目が悪いだけではなく、雨水の侵入があったり強風で煽られてめくれてしまう場合もあるため、重要な作業なんです。

破風板板金巻きと軒樋補修

交換した破風板に板金を巻きます。
木材が露出したままですと、耐久性が低いため塗装や板金巻きなどが必要となります。

軒樋は現行品であったため、すんなりと部分交換出来ました。
廃盤品の場合は、区切ることが出来る最小単位での交換となりますよ！

修理にかかった工事費用

▪️修理にかかった工事費用▪️

◉破風板交換・・・￥３０,０００
◉破風板板金巻き・・・￥３５,０００
◉破損瓦交換・・・￥４０,０００
◉雨樋部分交換・・・￥１０,０００
◉足場設置・・・￥５０,０００
◉その他安全対策費用など・・・￥３０,０００

合計￥１９５,０００（税別）

車にぶつけられた事故で使える保険とは？

車にぶつけられた事故で使える保険にはいくつかの種類があります。
順番にご説明していきますね。

◉加害者が加入している自賠責保険（正式名称：自動車損害賠償責任保険）
　※但し自賠責保険の対象となるのは対人損害賠償のみ

◉加害者が加入している任意保険
　保険金額は加入している保険内容によって上限が定められている

◉お住まいの所有者が加入している火災保険
　当て逃げや加害者が保険に加入していなかった場合

被害に遭われたら警察への連絡もお忘れなく！！
警察からの「交通事故証明書」が保険金を請求する際に必須となるからです。

保険で修理する際の注意点とは？

被害に遭われた場合は必ず写真を撮りましょう！
建物や塀だけでなく植木鉢やプランターなどの破損があればそちらもお忘れなく。

保険金はあくまでも事故前の状態に戻すために支払われます。
したがって破損していない部分の工事費などは支払われませんのでご注意くださいね。

街の屋根屋さん豊橋店では写真の撮影からお見積りまでを全て無料で行っています。

まとめ

今回は物損事故に関して保険についても触れてみました。
被害に遭われた場合には、ご加入の保険についても一度確認してみることをお勧めします。

「街の屋根やさん　豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
お気軽にご相談くださいませ！

☆お問合せでの確認事項など☆

お問合せお待ちしております！！