豊橋市で行った空き家の瓦落下対策工事を行った現場

ご両親がお亡くなりになり空き家となってしまいしばらく経過していました。
数年前に同じく瓦の落下対策工事を他業者にて行ったそうですが、１〜２年で外れてしまったそうです。

◆現地調査の様子◆

そもそも瓦がズレたり落ちたりする原因とは？

なぜ瓦はズレてしまうのか？
ズレる瓦は「土葺き工法」で施工されている築４０年以上経過している瓦屋根です。
築４０年はあくまでも目安ですが、瓦の下に葺き土を使用している工法が以前はありました。

葺き土が接着剤の代わりをしていて、土を押し付けながら瓦を並べていき固定していたんです。
瓦そのものは土以外には何にも固定されていないため、土が痩せたりズレたりすると瓦もズレます。

現在では全ての瓦が固定されています

現在では葺き土を使用しない乾式工法がほとんどです。
瓦自体も全て固定する事が義務付けられていますので、ズレたりすることはありません。

費用をかけずに行った瓦落下対策工事の内容

落下してしまった端部の瓦

過去の台風で実際に瓦が落下した経緯があるので対策を検討されたそうです。
すぐ下には隣家の物置があり、とても心配されていました。

落下防止用のネットを張ります

ポリエチレン製の耐久性の高いネットを張りました。
屋根の寸法に合わせて特注で作成すると非常に高価になってしまうため、規格サイズを組み合わせて張っていきました。

端部は破風板にしっかりと固定します

端部は風などでめくれてしまわないように破風板にしっかりと固定しました。
たるみを無くすことで風の影響も受けにくくなるように配慮します。

今回行った工事の費用は？

今回は落下防止用としてネット５枚を使用しました。
足場の設置は無く、ハシゴを使用しての作業で対応させて頂きましたよ！

【工事費用】
￥１６５,０００（税込）

となりました。

お客様のお喜びの声

台風が近づいてきている事が予報でもわかっていた為、迅速な対応をさせて頂きましたよ！
お客様の不安は解消されたとお喜びいただけました。

有難うございました！

まとめ

工事期間：１日
工事費用：￥１６５,０００（税込）

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