～現場調査の様子はコチラ～

表面の塗膜は無くなり基材であるコンクリートがうっすらと見えています。
再度塗装もお考えだったようですが、屋根を軽くしたい、とのご要望もあった為葺き替え工事をすることとなりました。

モニエル瓦は基材がコンクリートで出来ており、表面に着色スラリーという着色剤を塗ってありスラリー層と呼ばれる層が出来ています。
色褪せなどで再塗装する場合はこのスラリー層まで剥がさないと新しい塗装がすぐに剥がれてしまうといった事があるので注意が必要ですよ！

お客様の要望を聞き取ります

まずはお客様のご希望を聞き取ります。
・メンテナンスは出来れば最後にしたい
・地震などが心配で屋根を軽くしたい
・雨音などが今までと変わらないか心配
・断熱性が低くなってしまわないか心配

これらを踏まえた屋根材にはどのようなものがあるのか、またその屋根材のデメリットも知っておきたいと希望されました。

ご提案①　鶴弥レコルーフ

ご提案②　ニチハ横暖ルーフS

それぞれのデメリットとは

〘デメリット〙
◆鶴弥レコルーフ
・働き幅が1250㎜と短く、継ぎ目が多くなってしまう
（少ない方が雨仕舞としては好ましい）
・天然石粒がポロポロと剥がれて樋に落ちる（焼き付け・接着が甘い部分だけ）

◆ニチハ横暖ルーフS
・雨音が気になる（特に瓦からの葺き替えだと大きく感じる）
・価格が高い
・緩い勾配（2.5寸以下）には施工出来ない

お客様は雨音をかなり気にされていたので　鶴弥レコルーフ　での施工が決定しました。
また「大建ビルボード」という雨音や熱を低減させる屋根下地材を既存の野地板のうえから施工しました。

工事の様子を見ていきましょう

鳥の巣がありました。
どこかの隙間から入ったのでしょう。

大建ビルボードの上からゴムアスルーフィングを敷きます。
レコルーフは専用のビスにて固定していきますよ！

トップライト廻りや壁廻りも板金を加工し納めていきました。
特に雨漏りに直結する箇所ですので慎重に納めます。

ケラバや棟も同質の役物（天然石粒付き）で納めました。
モニエル瓦と比べるとかなりスッキリとした印象となりましたね。

～今回の工事内容～
【工事内容】：モニエル瓦葺き替え
【工事期間】：１0日ほど
【工事範囲】：２階屋根・１階屋根　屋根面積：約70㎡　　
【工事費用】：￥1，000，000(税込）　※発生廃棄物処分費 含む　　足場代含まず

となりました！
ご参考にしてみてくださいね！

「街の屋根やさん　豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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