調査の時の様子はコチラ

きっかけは玄関や庭に落ちた漆喰でしたが調査すると雨樋の飛散が発見されました。
落し口の継ぎ目が弱かったのか、その先から無くなっていました。

庇が横葺き板金屋根で、樋の固定が甘くなりがちな箇所ですね。

細かな補修箇所がいくつもありましたよ

漆喰の剥がれや棟のし瓦の脱落・漆喰の傷みなど、今まで手を入れてこなかったので仕方ありませんね。
今回しっかりと直しておきましょう。

１階屋根の壁際のし瓦も飛び出していますね。
もしかしたら固定されていないのかもしれません。
落ちてこないように固定し直します。

また棟を覆っている銅線のゆるみも見落としてはいけませんね。

お客様のご要望はしっかりと直して欲しい事

先ほども触れましたがお客様のご要望はしっかりと直して欲しい事でした。
今まで瓦屋根には関心が無かったため、この機会に安心できる状態を保ちたいとのお考えです。

当初は外壁塗装のタイミングで足場をかけた時に一緒に・・・
といった考えも頭をよぎったそうですが、台風などで被害が拡大することが嫌だったため工事に踏み切ったようです。

漆喰のやりかえは見た目が変わるので修繕の成果が分かりやすいですね。
日本瓦に白い漆喰は非常に良く似合うと思います。
瓦自体は経年変化で味わいが出ますし、そこに真っ白な漆喰は「映え」ますね。

こんな小さな瓦でも無くてはならないパーツなんですよ。
剥き出しの土が流れ出して、棟の倒壊にまで発展しかねません。
少し大げさではありますが屋根の上のリスクはちょっとしたことでも最大限減らしましょう！
これが２階の屋根から落ちてくると、人・車などを傷つけてしまい危険ですよね。

細かい補修でも喜んで！

青空に「映える」日本瓦と真っ白な漆喰。

なかなか大規模な修繕でないと成果が分かりづらいのが屋根の補修工事です。
特に雨漏り修理などで下地や防水紙（ルーフィング）などの交換ですと見た目が変わらないのでお客様の満足度が低くなりがち？！
って事は無いと思いますが、成果がハッキリと見てとれた方が満足度が高い気がします。

見えなくなる箇所の修繕には写真を活用します。
工事完了のご報告と一緒にお渡ししていますよ！

今回ももちろんお客様への報告として写真をお渡ししたところ、非常に喜んで頂けました。
有難うございました！！

今回の工事内容は

今回の工事内容は
・漆喰のやりかえ
・飛散した雨樋の取付け
・脱落・飛び出した瓦の復旧
・緩んだ銅線の締め直し
など

２日間の工事日程で完了、工事費用は￥110，000(税込)となりました。