現地調査の様子

現地調査にうかがうと、まず、雨漏りしている部屋に案内していただき、屋根裏（小屋裏）を調査しました。
屋根裏を確認すると、雨漏り箇所には応急処置としてバケツが設置されており、雨水が室内に浸入している状態でした。
屋根裏の木材には、雨染みも確認できました。

既存の屋根はセメント瓦が使用されており、経年により、かなり劣化が進行していました。

単なる部分的な補修では対応が困難であり、根本的な解決策として葺き替え工事が必要であると判断いたしました。

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雨漏り修理について
➡雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント！修理や原因の特定方法
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光市での屋根葺き替え工事

光市での屋根葺き替え工事の様子です。
屋根葺き替え工事は、老朽化した既存の屋根材を全て取り除き、新しい屋根材に交換する工事のことです。

まず、劣化したセメント瓦の撤去作業を行います。
屋根材の下にあったルーフィング（防水紙）はボロボロになっており、野地板（屋根の下地）も腐食するなど劣化が進んでいました。

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屋根葺き替え工事の詳細は？
➡屋根葺き替え工事の初心者ガイド！おすすめの屋根材や費用・後悔しないためのポイント
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屋根の下地を補強するため、劣化した野地板の上に新しい野地板を増し張りします。
既存の野地板の上に胴縁（どうぶち）という細長い木材を取り付けます。
胴縁は野地板を固定している垂木（たるき）という部分に固定し、新しい野地板を胴縁にしっかりと固定します。
既存の野地板に新しい野地板を直接張らずに、胴縁を設置することで、より強い屋根に仕上がります。

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野地板の詳細は？
➡野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く
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野地板の上にルーフィング（防水紙）を張ります。
防水性能の要であるルーフィングには、改質アスファルトルーフィングを採用しました。
従来のアスファルトルーフィングと比較して、耐久性に優れています。

既存屋根の解体からルーフィング敷設までを1日で終わらせます。
翌日には新しい屋根材を葺く予定ですが、翌日から雨が降る可能性があったため、万が一に備えてブルーシートをかけて、雨養生を実施しました。

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ルーフィング（防水紙）の詳細は？
➡雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
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金属製の新しい屋根材を立平葺き（たてひらぶき）という工法で葺いていきます。
立平葺きとは、屋根の頂点（棟）から軒先まで、一枚の長い金属板を縦方向に葺く工法です。
縦方向の連続した一体成型による継目の最小化、勾配に沿った自然な排水機能などにより、優れた防水性能を発揮し、雨漏りのリスクを抑えることができます。

屋根材を葺き終わったら、屋根頂上（棟）に棟板金を取り付けて、葺き替え工事の完了です。

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立平葺きの詳細は？
➡立平葺きで雨漏りや地震に強い屋根へ！縦葺きのメリットとは
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新しい屋根材には、ガルバリウム鋼板を使用しました。
ガルバリウム鋼板を採用した理由は、その優れた耐食性による長期間の美観維持、軽量化による建物への負荷軽減、地震に対する安全性の向上にあります。

今回の光市での雨漏り修理と葺き替え工事は、お客様の悩みであった雨漏り問題を根本的に解決し、今後数十年にわたって安心してお住まいいただける屋根へと生まれ変わらせることができました。

セメント瓦とは、メンテナンスの必要性

セメント瓦は、セメントと砂を主原料に作られた屋根材です。
耐久性に優れ、陶器瓦よりも価格が安かったため、1970年代から1980年代に広く使用されました。

セメントが主成分なので表面の塗膜が剥がれると雨水を吸収しやすくなります。
そのため、定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。

セメント瓦の寿命は一般的に30年～40年程度とされています。
現在セメント瓦が使用されている住宅では、それくらいの年数が経過していると思います。
今回、葺き替えを行った光市のお宅も30年以上経過していました。
そのため、これからセメント瓦屋根のメンテナンスをしようと考える場合には、屋根葺き替えをおすすめします。

街の屋根やさんの無料点検をご活用ください

定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

周南市周辺で屋根の点検・メンテナンスをご検討される際には、街の屋根やさん周南店までお気軽にお問い合わせください

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無料の屋根点検でどこまで見てくれるのか？
➡街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消
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