施工事例のご紹介

本日は、四日市市にお住まいのお客様より「庭の物置を自分で塗ろうと思ったけれど、うまくできそうにないのでお願いしたい」とご相談をいただき、物置の塗装工事を行いました。実はこちらのお客様は、以前に弊社で屋根のカバー工法による修理工事をさせていただいた方です。信頼いただいてのリピート依頼ということで、私たちも大変うれしく思っております。

一見すると「小さな物置の塗装くらいならDIYでできるのでは？」と思われる方も多いかもしれません。しかし、実際にやってみると意外と難しく、仕上がりや耐久性に大きな差が出てしまうものです。今回はその理由や施工の流れをご紹介しながら、プロに任せる価値についてもお伝えしていきます。

施工前の状況

お客様の庭にある鉄製の物置は、経年劣化により表面にサビが浮き出ていました。屋外に設置されているため、常に雨風や紫外線にさらされており、放置しておくとサビが進行して穴が開いてしまう恐れがあります。

DIYで塗装しようとすると、サビの処理や下塗り（プライマー）の重要性を見落としがちで、すぐに塗膜が剥がれてしまうケースが少なくありません。お客様も「自分でやると表面だけ塗って終わりになりそうで、逆に見栄えが悪くなりそう」とご心配されていました。

施工の流れ

1. 下地処理（ケレン作業）

塗装の前に最も大切なのが下地処理です。ワイヤーブラシや電動工具を使用して、サビや浮いた旧塗膜をしっかりと落としました。この作業を怠ると、どんなに高品質な塗料を使用してもすぐに剥がれてしまいます。

2. 下塗り（防錆プライマーの塗布）

サビ止め効果のある専用プライマーを全面に塗布しました。これにより、サビの再発を防ぎ、上塗りとの密着性を高めます。DIYではこの工程を省略してしまうことが多いため、仕上がりに大きな差が出ます。

3. 上塗り（仕上げ塗装）

今回は耐候性に優れたウレタン塗料を使用し、ローラーと刷毛を使い分けながら丁寧に塗装しました。2回塗りを基本とし、均一でムラのない仕上がりを実現しました。

4. 完成

施工前はサビが目立ち古びた印象だった物置が、見違えるようにきれいに生まれ変わりました。お客様からも「新品を買い替えたみたいにきれいになった」と大変喜んでいただけました。

DIYでは難しい理由

「物置くらいなら自分で塗れる」と考える方も多いですが、実際には以下のような課題があります：

• サビ処理の難しさ：サビをきちんと落とさないと、すぐに再発してしまう。

• 塗料選びの知識不足：屋外用、防錆用など適切な塗料を選ぶ必要がある。

• 耐久性の差：下塗りや塗り重ねの工程を省略すると長持ちしない。

• 仕上がりの美観：ローラーや刷毛の扱いでムラになりやすい。

こうした点を踏まえると、やはりプロに任せることが長持ちと美観の両立につながるといえます。

Q＆A

Q1. 物置の塗装は自分でやるのとプロに頼むのではどのくらい違いますか？
A. DIYでは下地処理や塗料選びを誤ることが多く、1〜2年で剥がれてしまうケースがあります。プロに依頼すれば、適切な工程で施工するため10年程度は美観を維持できます。

Q2. 塗装より買い替えの方が良い場合もありますか？
A. サビが進行し、鉄板に穴が空いている場合は塗装では対応できません。その場合は買い替えをおすすめします。状態を見極めるためにも一度ご相談ください。

Q3. 小さな工事でもお願いできますか？
A. もちろんです。屋根や外壁工事だけでなく、物置やフェンスなどの小規模な塗装工事も承っております。

お客様の声

「正直、物置くらいなら自分で塗れるだろうと思っていました。でも実際に見積もりをお願いして説明を聞いたら、やはりプロにお願いしたほうが安心だと思いました。仕上がりもきれいで、やっぱり頼んで正解でした！」

まとめ

今回は、四日市市での物置塗装工事の事例をご紹介しました。屋根工事や外壁塗装に比べると小さな工事ではありますが、**「小さいからこそDIYで済ませがち」→「実は失敗しやすい」**という特徴があります。せっかくのお住まいの一部ですから、長持ちさせるためにもプロに任せることをおすすめします。

弊社「街の屋根やさん四日市店」では、屋根・外壁だけでなく物置や車庫などの塗装工事も承っております。小さな工事でもお気軽にご相談ください